回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

中禅寺湖(イギリス大使館別荘記念公園)~湯滝~沼田

2016-08-08 13:27:03 | 奥日光

8月7日(日)晴れ

中禅寺湖の水がわたしを呼ぶので行ってきました。

男体山に向かってドライブしていると雲がだんだん出てきましたが、歌ヶ浜に着くと、山と湖のブルーのグラデーションの景色はいつもと変わらず美しい。

いつもはイタリア大使館別荘の方に歩くことが多いのだけど、今回は再建したばかりのイギリス大使館記念公園に寄りました。

 

もう一つ手前に現在でも使用されているらしいフランス大使館がある。

いずれも明治時代から使われた別荘だが、今の時代は大使館がその赴任地に別荘を置くことは少なくなっているのか、一般に公開されることが多くなったようだ。

大好きな湖畔の道を歩いてゆくと昨年来たときはまだ建設中だった建物が見えてくる。

わたしたちと同年代のご夫婦が多い。

 

建物の中はまだ新しくて木の香りも調度品もイマイチ落ち着かないけれど、2階広縁からの眺望は素晴らしい。

ここに座って、眠りから醒める頃の紗のかかった朝のみずうみの姿から、夕陽の沈むあかね雲の下で暮れゆくさざ波の姿を見ていたいものです。

もう少し雲が晴れれば正面には白根山が見えるらしい。

社山の三角頭がひときわ目立ちます。

 

湖面を渡る風は天然氷をそっと頬にあてたようなひんやり感。

数年前までは朽ちて歩行禁止になっていたイタリア大使館の桟橋もリニューアル。

でも、もっと湖にせり出しつくってほしかったなあ、ちょっと味気ない。

カツラの大木が繁茂する道を戻り、お昼を歌ヶ浜の近辺ですませてさらに奥の湯滝まで走る。

夏休みになったからか、戦場ヶ原のあたりはハイカーで賑やか。

奥日光~湯元は数えきれないほど来ているが、湯滝を見たのは小学校の修学旅行以来かしら。

小さい頃の記憶は定かでなくて、こんなに勇壮で落差が大きいとはちょっと驚きでした。

しぶきが気持ちいい!

この湯滝の滝壺の脇から戦場ヶ原まで歩く木道もあって、10年くらい前にまだ元気だった母と一緒に歩いたことがある。

元気といっても母はもう80才近かったので、よく歩いたものだと今さら感心する。

湯滝から湯の湖を経由し、金精峠へ。

途中、自転車おじさんたちが一生懸命坂道を登っているのが見えたので車内からエールを送る(^^)

金精峠のトンネル付近から湯の湖を見下ろす。

 

ここに来るたびにドイツのフュッセンに似ていると思う。

 

沼田のトウモロコシ街道で白いトウモロコシとトマト、山芋を買う。

ビール瓶くらいのズッキーニも3本100円@!

今年は大豊作らしい。
いくら安くても、こんなに大きいの3本は食べきれない、一本10円くらいで売ってくれればいいのに~、と思いながら帰途に着きました。

長い時間をかけて沼田街道を走り、関越~北関越~東北道で帰宅。


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