連休を利用して奥日光へ。豪雪に悩む地域の方には申し訳ないけれど、いつもと違う一面の銀世界に酔いしれました。
1月11日(日)
浅草発9:00の東武特急スぺーシア「きぬ」に乗る。下今市で日光行に乗り換え。11:05日光からバスで湯元まで1時間半。
終点湯元温泉の手前の湖畔のバス停で下車。
突然眼前にモノクロの世界が広がる。
12時を過ぎていたので昼食を取ろうとレストハウスに寄りますが、あいにく冬季休業中@!
ここに行くまで約40センチの積雪の中をずぼっずぼっとブーツを潜りこませながら歩いていきます。
新雪なのではまりこんだら足がなかなか抜けません。一歩前進するのに5分くらいかかります。
カンジキが欲しいところ。娘と同じ車道よりを歩けばよかったとちょっと後悔。
ブーツの中での中が濡れてしまったので「湯の屋旅館」さんの入り口のストーブで靴下など乾かしていただきました。
あったっか~!
空腹を抱えながらこのバスで中禅寺湖畔へ戻ります。
街中におりてくると、雪はそれほど積もっていない。
華厳の滝駐車場の前のお店でようやくお昼ご飯、名物「ちたけそば」。
以前に食べてからすっかりファンになってしまった(^^)vナスとのコラボレーションがなんともいえません。
今回は車を使わないので行き先々でビールもお酒も飲み放題(^^)
お店のおばさんによれば、今年の雪はまだ少ないそう。
でもこのあたりでも12月~2月までは休業するお店が多いそうです。
さて体が温まったところで、いつもはスルーする華厳の滝へ。
今日は観光客もあまりいないので降りてみました。
思わす「うわ~~~!」と喚声を上げてしまった。冬はやっぱり凄い。
ドードードードーと絶え間なく爆音を轟かせながら、宿命の落下を続ける水。
動いているから飽きないのでしょうか。寒さも忘れて惹きこまれます。
滝壺に凍ったしぶきはほのかに水色。中禅寺湖の色をうつしているのでしょうか。
久しぶりにポーズ!
つるつる凍りかけた道路を歩き、ホテルに着いてほっと一息。
暮れなずむ窓の外は次第に雪が激しくなり、上へ下へ舞い踊っていました。
求むる小屋の 在処も知れず
ああこの雪山 ちょうじょうとして
シーロイファの 行く手を閉ざす
ああこの雪原 寂漠として
寒月鋭く シュプール照らす
法政大学山岳部歌エーデルワイスの歌がぴったりの雪原ですね。
ちょっぴり冒険の冬満喫。
中々粋なトリップです。
男体山の雪は木々に留まらず木の下に落ちてしまっているから白さが少ないんじゃないかな?
とかく、樹林帯の山はそんな感じです。
でも雪が10センチ積もるだけでもそこは日常とは違った景色。
この厳しい季節に凍えながらふんばる裸の木々が好きです。骨格の一番大事な芯の部分をさらけ出し寡黙にして立つ姿に静かなエールを送りたいと思います。
>木々に留まらず木の下に落ちてしまっているから白さが少ないんじゃないかな?
なるほど~。男体山は標高2486m。地形的に森林限界の一歩手前でしょうか?
今市や日光市内から見るとけっこう白く見えますから方角もちょっと関係していると思います(^^)