私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

唯一の友 (凄い集中力)

2020年06月24日 | 随想

  お便り有難うございます。前回の投稿で「十人十色」の趣旨をかきましたが、人生様々な道があり、それを好んで選んだ訳ではなく、因縁というか宿命みたいなものを背負って生きているようです。
 「愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。」私が90代に入って、ブログのタイトルに書き添えた言葉で・・・そして92歳と5ヶ月を迎えました。

  Sさん(あなた)は大正生まれの先輩という認識でしたが、この6月で94歳なられたことを便りに書いてありました。あなたとのご縁は異なものというか、私の同郷で8歳年下のOさんが、老人施設に入られ、そのOさんの紹介で知り合った訳ですから・・・。ふるさとは、京都府でも日本海側の舞鶴で・・・本来なら”会いまみゆる”ことは無かったはずです。息子さんが優秀で・・・お医者さんとして愛知県西部で活躍されていたことは、後から知ることになりました。奥さんが亡くなられて・・・息子さんに引き取られた感じで愛知に来られたわけです。要支援の身で歩くのにシルバーカーが必要ですが、4キロ余の散歩は毎日と云った元気さです。

 Sさんの入ってみえる施設は、ちょっと高級で・・・要介護の人が多く入居してみえて・・・、且つ異郷の地で知り合いが皆無で・・・、会話ができない不満があったようです。車を止めてからは、月一回の訪問で、Oさんとの会話は20分程度、Sさんとの会話は2時間余でしたね。なんのテーマもなしで2時間余を話し合えるのは、貴重なお友達です。しかしこのコロナウイルス問題で2月から5ヶ月お会いしておりません。但し「唯一の友」のタイトルでブログに投稿してきました。

 「93歳になりました」と人にいうようになりました。小学校1年生の時男だけの同級生が60人いましたが、5人になってしまいました。そして健康人生は一人だけのようです。最近になって自分の事は自分で出来る余生を目指すようになりました。野菜作りの道を歩いて・・・ブログが投稿できたら・・・のイメージを描いていますが、安易な道ではないようです。今の処畑には躊躇することなく出れますが、文章を書くのは苦痛を感じるようになりました。集中出来ない訳で・・・あまり悩まず・・・畑に出たり昼寝をします。気が付いてみると、周囲に元気な超高齢者は見当たらなくなりました。感謝して美しい老後を送りたいですね。 

毎日畑と対話できる楽しみ噛みしめて」Sさんから頂いた書で、カレンダーの方は、1年間の月日で、もう1枚は1歳から93歳の年齢で構成されています。一枚を書くのに1時間ほどで書けるそうですが、構成の設定にはちょっと時間がかかるそうです。