私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

自問自答

2018年03月01日 | 随想

 前稿で2月の上旬中旬の冷え込みに付いて触れましたが、下旬の8日間は、22日がマイナス3℃、9日がマイナス2℃の2日間だけでした。確実に冷え込みは緩んできています。晴れた日が多くなり、冷えこんだ日も日中は暖かくなり、日向では春を感じるようになりました。畑にでても暖かさで一枚脱ぐことがあります。しかし 例年の事を思うと気温は低めで・・・、梅の開花でみると陽気は10日は遅れている感じです。 冷え込みは厳しく雪の少なかったのが今年の冬の印象です。
 3月に入ってまだ2日目ですが、1日14℃、2日11℃の(室内温度)朝を迎えました。外気との温度差は8℃前後ですから「おー寒む!」と云う感覚ありません。が 3月に入って稀にですが雪がふることあります。霜が降りることは1~2度覚悟して種蒔きをしていきます。それにしても昨日今日(1日2日)私の所は、深夜ほどほどの雨と風だけですみましたが、日本海側の東北と北海道は台風並みの風と猛吹雪のようです。

 一昨日(2月28日)暖かさにさそわれて、午前、午後からは早く上がるようにして・・・、10日ぶりに林のある畑に行きました。ここは野菜は作っていません。柿の木2本ミカン4本、敷き藁用の麦を作っています。2年ほどコスモスを蒔いていましたが、今年も前年の経験を生かし、コスモス園を夢見て?8月に種を蒔いてみようと思っています。話がそれました・・・。
 その畑の草引きをしていました。道を通る人から声がかかりました。「あーウグイスが鳴いてる!」 「えー?」 「また鳴いてる」 「?」 私には聞こえません。補聴器を使用し始めたことは、1月のブログで書きましたが、日常生活で絶対必要の段階ではありません。普段人との会話は、1~2mの距離ですと90%聞き取れますから、会話は成立します。若い人の口先?だけの声は聞きにくいですが、使用頻度は、少なく一日1~2時間程度と云った感じで、畑には勿論つけていきません。
 
 その畑で100m離れた救急車の音は聞こえます。普通の人に聞こえて、私には聞こえない”ウグイの声”実体験して・・・、複雑な気持ち?ショック?(心が痛まない)を受けました。ウグイスの美しい声が聞こえなかったわけです。今迄感じた事の無い淋しさでした。そう言えば、演歌歌手の微妙な個性(音程)の違いが解らなくなってきました。だから興味が薄れてきて、最近いい演歌歌手が出ない!と他人ごとにしていますが、老化ですね。淋しいですが・・・受け入れていきます。 

                      
                        例年ですと、雪を割って出てくる「蕗のとう」ですが・・・。