私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

美しく老いたい

2012年04月14日 | 風景

 此処へきて『美しく老いていきたい!!』と考えるようになりました。いや 「そうありたい、そう念ずる」と言ったほうがいいかもしれません。物忘れが、時々起きるようになり、小さな事故ですが、転んだり、落ちたりすることがあって、その度に「歳をとる」という事は、こういう事かと自覚して反省し、行動をすこしずつ自粛するようにしています。

 老いとは、「体力の衰え、思考の衰え」と「その過程の進行だと」思うようになりました。此処から逃れることが出来ないとすると、せめて「心の豊かさ、心の美しさ」だけでも、持ちたい、育てたいという思いがつのるようになり、そんな目線がこの春の桜に向けさせたと思います。
 上記は、あとからつけた理窟で、年をとると早起きで、偶然外を見た夜明けは雲一つない晴天で、「朝陽に映える桜を撮ったら良いだろうな?」の、ふと湧き出た思いでした。ただ 思ったら行動に移せた健康はこの年でありがたいです。

 この稿では、私の町の例年見てきた桜を、前回の投稿にならって、目線を変えてとり上げました。本当に身近な距離で、「蘇南公園の桜、お囲い堤の桜、大野家のしだれ桜」に分けて撮ってみて再認識しました。

     
 蘇南公園 サッカー、野球、テニス、ソフトボール、ローラースケート、グランドゴルフ場などそろっています。子供遊具もあって運動公園になっていますが、随所に桜並木があります。

     
 400年前に出来た「木曽川・お囲い堤」は、一宮市大野極楽寺地区から上流に当たる犬山市までは、自動車道路になっており、堤両側には、古木、若木を含めて桜並木が随所点在します。が ゆっくり桜見物ができる環境ではありません。自動車でどうぞ・・・

     
 大野家の「しだれ桜」は昨年から意識するようになって今年は好機をうかがっていました。4月12日夜明け前から伺って、”太陽が昇る前” ”太陽が昇り始めて確り顔をだした時”(太陽が赤色の時)時間にすると、5時から6時までの約1時間かけて写真に納めました。しかし、不足があって、翌13日8時25分ごろ(太陽が黄金色に照り輝く時)行き、結局二日かけて写真を撮りまし。

 「蘇南公園の桜・お囲い堤の桜」も12日13日の二日かけて写真に納めました。初回だけで満足できる映像を得る”感性”は、まだないようです。時間的には、夜明け前からの早朝をねらい、今回は”月齢”が幸いしたと思っています。朝の空気は澄んでいたこと、朝の太陽の陽ざしは、”美”を生むことを体感ました。

 自己評価で申し訳ありませんが、少しずつ進んでいるいるような気がします。これが”美しく老いたい・・・”にどう繋がるのかは、さっぱり解りませんが?・・・・前向きに生きていきます。

我が家のごく身近な桜を撮りました。