私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

春近し

2012年02月25日 | 野菜つくり

 女房の共をして、月2回ぐらいはスーパーへ買い出しにいきます。何時も行って目にしていた訳ですが、前回2月上旬に行ったときは、並んでいる商品に強い印象を受けました。
 店に入るとすぐ野菜売り場がありますが、茄子、トマト、胡瓜、ピーマンなど夏の野菜がいっぱい並んでいるのが目に飛び込んできました。特に今冬は冷え込みが厳しくて感じたかもしれません。が”昔は店頭に並ぶ野菜で季節を感じたもの”で、その郷愁感みたいなものが根底にあるからかもしれません。
 真冬に『夏の野菜を、ハウスを建て暖房をして冬に出荷する』をしなければ農家が経営できない?、夏の野菜を、冬食べることが、豊かな食生活?そんな現状に本心疑念を感じています。

 我が家では、野菜はもっぱら自家栽培で供給しています。確かこの時期一年で一番野菜が少ない時期です。しかし、昔と比べると品種改良されていること、トンネル栽培で数種類の新鮮野菜が供給しています。ビタミン不足に陥ることは決してありません。女房も”原則自家野菜を食べる”に徹していますから、トマトや茄子等を買うことはありません。が、見てると胡瓜だけは3~4本買うようでポテトサラダに入っています。

 作る私としては、春から初夏にかけて収穫できる野菜を適時蒔いておくよう心がけています。20日に蒔いた大根とほうれん草は4~5月収穫を目指して蒔きました。
 下に紹介する水菜、春菊、ほうれん草は3月~4月収穫できるよう11月下旬に蒔いたものです。トンネル蒔きで、寒さに向かう時期て生育も遅々としていましたが、灌水にも心がけてきて此処まで育ってきました。

 3日ぐらい前から日中急に暖かくなってきて、23日の雨を予定して、たっぷり自然の雨を与えようと、前日からトンネルを外してやりました。23日は夜のうちからの恵みの雨になり、午後には晴れ間がでて、翌日は快晴に恵まれて夕方に又トンネルで覆いました。朝日に映えた水菜、春菊、ほうれん草をカメラに納めました。

    

    

 一週間か10日で収穫できそうです。3月に入ると苗床蒔きの葉野菜を作るため、鶏糞、苦土石灰を撒いて耕耘しました。久しぶりの土の匂い・・・・ ”春近し”を実感しました。