はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

天神祭の陸渡御を見に行きました(2)

2019-07-28 18:28:28 | 大阪のまちをぶらり
催太鼓が間近で見られるところへやって来ました。

催太鼓は、豊臣家の忠臣が主家の危機回避を天満宮に祈願した故事に因なんだものといわれています。忠臣が誰か気になりますが。



豊臣家が滅んだあとも続けられているのは、大阪人にとっても嬉しいことです。



願人の服装ですが、これにも意味があるそうです。



袖の黄色は「土」、胸の赤は「太陽」、裾の青は「水・空気」、胴の白は「雲」を表しているそうです。



まさに宇宙を身にまとっているということだそうです。



ということで、銀河をめざして去って行きました。




だんじり囃子を響かせて地車がやって来ました。



このお囃子を聞くと「天神祭やな」という感じがします。



「チキチンチキチンチキチンコンコン」とテンポが速くて忙しないリズムです。祇園祭の「コンチキチン」とは大違いです。



これが大阪人の忙しない(せわしない)ところなんでしょうか(笑)


<つづきます>

※訪問日 2019.7.25