奥嵯峨散策も、一ノ鳥居をすぎ愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)へとやって来ました。
愛宕念仏寺は、愛宕山に向かうバス道にありました。愛宕山には2回登っているのですが、気が付きませんでした。
今はバスが走っている道ですが、その昔は鉄道が走っていました。鳥居本にある資料館ではジオラマが見ることができます。(写真を撮るのを忘れました)
愛宕寺は奈良時代に、現在の東山松原通に建立されたそうです。当時は愛宕郡(おたぎごおり)といわれた所で、その地に最初に建てられたので愛宕寺と名付けられたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/1a/169ec7eb1d4783e95091fe23e3b73700.jpg)
門を入ると沢山の石仏が迎えてくれます。それぞれに表情があり面白い石像です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/10/73677119a23bdfff40d92badd69dd4d7.jpg)
お寺の歴史に戻ります。東山にあった愛宕寺ですが、平安時代に鴨川の洪水で流され、廃寺になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/cf/d8dac484a869a217177d4e4d39cc1282.jpg)
その後、荒廃を繰り返し、大正11年に現在地に愛宕念仏寺として再興されたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/95/ffee631a69c99987a3ce37ce71e81eb4.jpg)
しかし、苦難は続きます。戦時中に無住寺となり、昭和25年には台風被害により廃寺となってしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/cf/f81e64eafd7750fd22e34340d6e3ee88.jpg)
そして、昭和30年に仏像彫刻家の西村公朝が住職となり再興をがはじまります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/e1/41ff643ae0c59928485f61b53038da25.jpg)
昭和55年より10年間、本格的な復興事業が行われたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/56/85df4047297160f4159597b5e531fcdf.jpg)
この時に寺門興隆を祈念して、境内を羅漢の石像で充満させたいと発願されたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/b4/929a33caaba94702ae32c0289f49ee4f.jpg)
これに賛同した一般の参拝者が自らの手によって彫られたのが、境内に並ぶ石像だったわけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/94/0c08057cc2a6fadb801e8f8828b87fac.jpg)
それにしても、素人が彫ったとは思えない出来栄えです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/c6/d92e6501a9fb771e00c01482b99b25ce.jpg)
どの羅漢さんもいいお顔をしていらっしゃいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/c0/ee65d3ca40834ba40bf6f64fb627b0f8.jpg)
これは分かりやすい。中にはテニスラケットを手にする羅漢さんもいらっしゃいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/7f/a898524ccf0f083b71f91064db5b71af.jpg)
今は、千二百体の羅漢像が並んでいるそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/c0/68b3828dcaa0a6896e7c13ea7e9cc832.jpg)
あだし野念仏寺も良かったですが、おたぎ念仏寺も素敵なお寺でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/4b/58c0883b79977bcd8d45e15ec41a468c.jpg)
すっかり石像にこころを癒されて、愛宕念仏寺をあとにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/45/8a503d5b6ac2054df43f04b4f3c4646e.jpg)
※訪問日 2019.6.26
愛宕念仏寺は、愛宕山に向かうバス道にありました。愛宕山には2回登っているのですが、気が付きませんでした。
今はバスが走っている道ですが、その昔は鉄道が走っていました。鳥居本にある資料館ではジオラマが見ることができます。(写真を撮るのを忘れました)
愛宕寺は奈良時代に、現在の東山松原通に建立されたそうです。当時は愛宕郡(おたぎごおり)といわれた所で、その地に最初に建てられたので愛宕寺と名付けられたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/1a/169ec7eb1d4783e95091fe23e3b73700.jpg)
門を入ると沢山の石仏が迎えてくれます。それぞれに表情があり面白い石像です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/10/73677119a23bdfff40d92badd69dd4d7.jpg)
お寺の歴史に戻ります。東山にあった愛宕寺ですが、平安時代に鴨川の洪水で流され、廃寺になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/cf/d8dac484a869a217177d4e4d39cc1282.jpg)
その後、荒廃を繰り返し、大正11年に現在地に愛宕念仏寺として再興されたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/95/ffee631a69c99987a3ce37ce71e81eb4.jpg)
しかし、苦難は続きます。戦時中に無住寺となり、昭和25年には台風被害により廃寺となってしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/cf/f81e64eafd7750fd22e34340d6e3ee88.jpg)
そして、昭和30年に仏像彫刻家の西村公朝が住職となり再興をがはじまります。
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昭和55年より10年間、本格的な復興事業が行われたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/56/85df4047297160f4159597b5e531fcdf.jpg)
この時に寺門興隆を祈念して、境内を羅漢の石像で充満させたいと発願されたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/b4/929a33caaba94702ae32c0289f49ee4f.jpg)
これに賛同した一般の参拝者が自らの手によって彫られたのが、境内に並ぶ石像だったわけです。
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それにしても、素人が彫ったとは思えない出来栄えです。
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どの羅漢さんもいいお顔をしていらっしゃいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/c0/ee65d3ca40834ba40bf6f64fb627b0f8.jpg)
これは分かりやすい。中にはテニスラケットを手にする羅漢さんもいらっしゃいました。
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今は、千二百体の羅漢像が並んでいるそうです。
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あだし野念仏寺も良かったですが、おたぎ念仏寺も素敵なお寺でした。
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すっかり石像にこころを癒されて、愛宕念仏寺をあとにしました。
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※訪問日 2019.6.26