どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

いい訳しましょ

2011-11-19 08:43:21 | 釣りのこと
勢い込んでエサを用意し、テンヤにつけるアシストフックも作成、


餌の味見までして、興奮し眠れぬ夜を過ごし、6時ぎりぎりに明石港に到着した。


平日だというのに丸松乗合船は大人気で、親父さんの船(タチウオ釣り)には28名の釣り客、


若船長の船(カワハギ釣り)も20名以上の釣り客で、


当然、車の量もハンパなく、オイラはGSの向こうの遥か遠い所に車を停める事になった。


船の席はN村君が確保しておいてくれたので、右舷のミヨシ側、5番と7番に…、


彼は彼なりに考え、人混みを避けたところに場所を決めてくれていた、


オイラのドラゴン狙いをサポートしてくれるつもりのようだ、


こんな良くわかってくれる友人が居るととてもありがたいもので、


ギリギリに到着したにもかかわらず余裕で準備が出来た。



そして、久々に鯛王さんとも会うことが出来、って、


「ほんとはハゲ釣りに行くよ~」って言っていたのに急遽「ドラ退治」に変更したので、裏切ったようなものだが…、


鯛王さんと「たくさん釣れたら交換しましょうね~」とエールをかわし出航。




船は明石大橋をくぐり、須磨沖のポイントを目指す、途中できれいな朝日が見えたが写真ではイマイチ。


ヤフーの天気予報では快晴微風のハズだったのだが、海上はかなりの風で多少のうねりもある、


おまけに潮も早く二枚潮気味…、「この人数では深いとこは行けんわ」と45mラインを流すことに…、


まわりのおっさんが驚くなか準備した「巨大イワシ」のテンヤはこの時点で出番が無くなった…、嗚呼。


嘆いていてもしょうがなく、それでも大きめのエサをつけて第一投、底から20mまで探るがアタリは出ない、


やがて、コツンとたったの一回だけアタリがあったが、それっきり…。


舳では「木曜日の男」が大きなショ○サ○○グを釣り上げご満悦♪


この人は毎週木曜日に来る常連さんで、もうタチウオ釣りに飽きてしまって○グ釣りに専念しているらしい。


この後も型のいい○グを2匹追加していた。


では、オイラも…、とアシストフックをつけ○グ狙いに変更、底付近でテンヤをじ~~っとしていると、


コンコン、ガツン!とタチウオのアタリ…、


なんでやねん!とあわせて巻き上げるが、一向に引き込まない、???と見たら、


アシストフックが身体に引っ掛かり、丸くなってまったく泳げない格好で上がってきた。



船全体でもポツポツといった感じで、あまりいい状態ではなく、少し深場に移動する事になり、


今度は70mから55m位までのゆったりかけ上がっていくポイント、


ただ、潮と風でかなりの速さで船は流れていく。


案の定、ここにきてから胴のお客さんのオマツリが連発、


隣同志はもちろん、右舷と左舷でリオのカーニバル並みのオマツリが起こったり、


まあ、元凶は二人のおっさんなんだけど、予備軍が一杯いるので収拾がつかない。


こんな状況も珍しいのだが、風と潮が速く船長は舵を離せないし…。


ま、しょうがないですわ、自分の竿は電動でスロー巻き上げにして、中乗りに変身。




準備していたデカイワシをつけて、ドボンと放り込んでおいた。



ところで、オマツリについてだが、


隣とオマツリしたら、「オマツリしたみたいですね」とか言って、


仕掛けを上げることになるが、ここで大事なことが二つ、


必ずマツっている人にマツっている事を伝え、一緒に巻き上げることと、


巻き上げのスピードを合わせるという事、


一人が勝手に巻き上げるともう一方の糸がふけることがあるが、こうなると最悪…。


周りの人も巻き込んで蜘蛛の巣のように複雑なオマツリが完成する。


今回、特異な例があって、あるおじさんは、オマツリの度に糸をフリーにしてしまう。


理由は「糸を張ると船底に擦れてPEが痛むから」だそうだ、


至極正しい理由ではあるが、フリーにしたらあかん、


船底に擦らない程度までは巻き上げないと、大きくたるんだ糸は潮下全員の仕掛けを巻き込み大惨事に…。


今回はこの大惨事が3回も発生、当の本人に反省の色もなく、


一番被害に遭ったのはオマツリした当人同士の潮下の人、


3回とも巻き込まれ、合計100m近くのPEを切る事になった。


そんな騒ぎの中、オイラの巨大イワシにめでたくアタリがあったらしく、


N村君がきっちりと仕留めてくれていた。普通のサイズのタチウオを…。


で、またまた巨大イワシをドボン。


しばらくオマツリに参加して戻ってくると、


無残にもテンヤの掛けバリの後に歯型だけを残してテンヤが水面に戻っていた。











アシストに着けてあるトリプルフックを上手くかわし、齧りとられていた…。


で、その後は何のアタリもなく、あるのはオマツリだけ…、


そんな時、隣でN村君が釣り上げたのは「ドラゴン級」の1匹、





フツーの仕掛けでフツーの餌を使ってこれ。


見事などや顔を見せてくれました。(くそっ)


んで、アタリも少ないし、強烈なオマツリを見かねた船長はタチウオを断念、


最近釣れ出しているタコ釣りに向かう事になった。


船は大橋をくぐり、明石を通過…、二見の方まで大きく移動。


北風が強く、あんまりスピ-ドも出せなかったので、約1時間の船旅となった。


タコ釣りはポツポツ…、


N村君はここでも好調♪、そこそこのサイズを3杯、


オイラはいきなりテンヤを飛ばし、自慢のテンヤを無くし意気消沈…、


その後、鳴かず飛ばずだったが丸松さんのレンタルテンヤを借りて何とか1杯(小さいの)を釣ることが出来た。


港に帰ると、鯛王さんがカワハギを沢山お土産にくれたが、オイラには返すモノが無く、




タチウオ1匹と大量のカワハギとの交換という、何とも身勝手なトレードとなった。 …ああはずかし。


鯛王さん、ごちそうさまでございました。  またお願いします


と、言う事でドラゴンは次回に持ち越し…。


深場を狙える潮回りの日に再度挑戦となった。



釣り時間が短かったとか、人が多かったとか、そんないい訳です…。


まあ、事前に深場に行くか聞かなかったオイラの準備不足が最大の敗因ですわ。



あらぬ妄想を膨らませ、冷静さを欠いたのが原因、よくあることであります…。