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20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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「自分の感受性くらい」茨木のり子

2025年05月20日 | Weblog
           
「自分の感受性くらい」
 
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
 
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
 
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
 
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった
 
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
 
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

・・・・・・・・・・・・・・・・・

茨木のり子さんの有名な詩です。
『倚りかからず』(ちくま文庫)にも、憧れます。

先日、鈴木敏夫さんがBSでやっていた読書の話を聞いていて、彼の蔵書紹介でも、茨木のり子さんの詩集が出てきました。

京都の友人の、詩人であり、画家である、よしこちゃん主催の詩の会を、たまにリモートでやっています。
リモートのおかげで、関西の方々とも、おしゃべりができます。
女だけのおしゃべり会。
よし子ちゃんのおかげ。

しばらくおやすみでした。
私も2月3月4月5月は、いろいろと忙しい季節でした。

そろそろ6月くらいにやりましょうと、皆さんと話しています。

この年齢になると、茨木のり子の、潔い生き方に、憧憬の念を抱きます。
そう生きたい、と。
そうありたい、と。


今朝は、10時から本郷三丁目の歯科クリニックです。
定期検診ですが(歯周チェックと、お掃除)、ひと月、間が空いてしまっているかもしれません。

電動歯ブラシは、やはり三ヶ月か四ヶ月が使用限度。
今回は、また新しいのを、夫と私、2本、お願いしてあります。
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