20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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『文藝春秋』2024年4月号

2024年04月10日 | Weblog
          

今頃、4月のカレンダー。
ロスコです。

昨日は院長先生の診察日だったので、大嵐の中、タクシーに乗って、やっと先日の腎臓検査、血液と尿検査の結果を聞きにいってきました。
「全く問題なし。腎臓の数値なんて、20代だよ」
と、院長先生は、私に似ていて、オーバーな物言いをします(笑)。

「第一、科学的に、腎臓と紅麹の関係が、何かあるという証明もされてないわけだから」と。

私が飲んだ紅麹コレステサプリ。
テレビで、「プべルル酸」が入っていたとされる、製造ロット番号を映していたのをスマホで撮って、確認しました。
ドンピシャ! 問題のロットのサプリを飲んでいました。

でも、まったく問題ない。
相変わらず、「腎臓病」「紅麹」「プべルル酸」の因果関係はわからぬままです。
「ファンコニー症候群」の疑いがあったと言っていますが、これと「紅麹」の科学的な関連性も解明されていません。
でも、紅麹が腎臓を「ファンコニー症候群」にさせたと言うような、厚労省のミスリードだけは浮かび上がってきます。根拠もなしに、これで決着させるのでしょう。


『文藝春秋』の4月号。
そこでは「コロナワクチン後遺症の真実」という記事を、京都大学名誉教授の福島先生が書いています。
なぜ、天下の保守出版社と言われる、『文藝春秋』が、政権に楯突くような、こんな記事を大きく載せたのか・・・。
(私もその昔、対談を『文藝春秋』に掲載していただいたことがありますが、紀尾井町にある、やはりすごい出版社でした)

うしろの「編集だより」には、こう書かれています。

「ひそひそ話レベルでは広まりつつあるコロナワクチン後遺症。福島教授は、多数の健康被害が報告されているとし、政府も国民も問題解決に取り組むべき」と。

福島先生は、問題は人工的に壊れにくくした「mRNA」が原因か、と語ります。またさらに「反ワク」批判は科学の放棄だとも語っています。

コロナが流行り始めた当初、陰謀論者が「人工削減のため」とか言いながら、「反ワク」を唱えていたので、そこへの反発からあえて、コロナワクチンを打った人がたくさんいるのかもしれません。

さらに、福島先生が、懸念しているのが「癌」だそうです。
血液系のがん。「白血病」「卵巣がん」「乳がん」
それらがあっという間に、大きくなり、死に至る人もいると書かれています。

初期の陰謀論者の発言へのこだわりで、無視するのではなく、自分の体を守るため、一度、ぜひお読みになってください。

Amazonでは今も『文藝春秋』4月号は、「文芸雑誌部門」の一位です。

日曜日に大きな本屋さんに行きましたら、うちは3月に買ったのに(4月号ですから)まだ、その4月号が、山積みになっています。それだけ、多くの人たちの問題意識、関心が高いのだと思います。

本日、発売の『文藝春秋』5月号にも、あまりの反響の高さに、続編を、福島先生が書いています。

反ワク=陰謀論。
そんなことではありません。科学の問題です。

今では、コロナワクチンを打った人の解毒の方法という本もアマゾンなどでベストセラーだとか
福島先生のところにも「コロナワクチンを打っちゃったけど、どうしたらいいですか?」という相談が多数、持ち込まれていると書かれています。
解毒の方法は、あるそうです。そうした本も出ていますし。

でも厚労省は、「紅麹」は問題にしても、「コロナワクチン」は知らん顔。むしろ禁句。

先日、坂本龍一のドキュメンタリーをNHKで見ましたが、癌で死に逝くことは大変なこと。彼の意思を持っても、苦しみながら最期の時を迎え、見ていて胸が苦しくなりました。

この4月号は評判になり、さらに、福島名誉教授の対談がリモートで、文藝春秋社が企画して行われたと、ネットなどには出てきます。

余談ではありますが・・・。
同じく、この号には、面白い記事が載っています。
脚本家であり、占い師である中園ミホと、安部番で、有名な、元NHKの岩田明子の対談。
「占い師と政治家」というタイトルです。岩田明子は昔から、占い好き。
結婚したくて、占い師に占ってもらったら、「玉の輿運が出ている!」と言われ、法務省のエリートたちを紹介してもらい、お付き合いしてはダメになり、「これが最大の結婚運。もう2度とチャンスは訪れないでしょう」と言われ、岩田明子の母親はガックリしたとか。

そういう話から始まって、政治家は選挙ポスターにも、自分のラッキーカラーを使うとか。
夢を叶えるために、何が必要か、曼荼羅のようなチャートを作っていく。そこの中心にあるのが「運」。

なんだか、大谷君のような話ですが、この運をつかむために「徳を積む」ことが必要だそうです。

けれど、その「運をつかむために」「徳を積む」というのは、生やさしいことではありません。

だから、岩田明子も、安倍には気に入られたけれど、「反岩田」は大勢いるわけです。

自分のことしか考えられない人は、徳など積めません。自分が良ければいいと考える人も、運をつかめません。

政治家たちも、裏金問題をうやむやにし、少子化対策と言いながら、その原資を国民からむしりとっていたり・・・。
徳など積めるはずがありません。だから「運」もつかめないわけです。

でも占いと政治家たち。占いと企業経営者。
これは確かにあると、友人のお母様が、関西の著名な占い師で、友人から、昔、よくその話を聞きました。
そこには、夜な夜な、関西の大企業の社長たちが、相談にやってきていたという話を聞きました。

でもそれにしても、あの元NHKの岩田明子が、占いマニアとはね・・・。

紅麹が、いつの間にか、占いの話になってしまいました。

でも中園ミホがいうように、
「占いにだけ頼っている人は、結局ダメ。
主体性も持たず、誰かの意見に流されていったり。
人ときちんと向き合えない人はだめ。
人と向き合えないから、幾つになっても成長できず、自分の都合のいいことしか考えられない。
そういう人は「運」など、絶対つかめない。
他者の気持ちを尊重して、自分で考え、どう行動するか。そうした判断をできる力を身につけないと」と。

それが真実だろうなと、私も思いました。
コメント
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