20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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夕暮れの富士山

2018年11月22日 | Weblog

             

 我が家のベランダから見た、夕暮れの富士山と、うす桃いろのそら。

 空気が透明感を増してくると、こうして富士山が見えるようになります。

 シルエットだけですが・・・。

 

 昔は全景が見えたのに、富士山方向には、建物がどんどん建って行きます。

 オリンピック需要でしょうか。

 

 先日、豊橋に伺った時も、行きの新幹線で、山頂に雪をかぶった富士山が、裾野まで見えました。

 帰りは、もう真っ暗だったので、見えませんでしたが・・・。

 富士山って、やはり不思議なパワーをもらえる山です。

 

 先日、何気なくテレビを見ていたら、「レイライン」という言葉が出てきました。

 「レイライン」とは、太陽の通り道をいうらしいです。

 

 その昔、江戸城を、今の皇居のある場所に築城したのは、埼玉県・川越市にある「喜多院」に祀られている、天台宗の僧侶である、天海です。

 天海は、今でいう、風水的な手法で、東北の鬼門には上野の「寛永寺」を。

 裏鬼門には「増上寺」を作り、魔除けをしたらしいです。

 そして、そのレイラインは、富士山から江戸城、そして茨城の鹿島神宮まで、線を引くと繋がっているそうです。

 もう一本のレイラインは、江戸城をつなぎ、日光東照宮に繋がっているとか。

 東照宮には、家康の霊廟もあります。

 風水のことは、あまりよく知りませんが、家康は、どこで天海を見つけ出し、その天海はどうやって荒れ野原だった、江戸の地に、徳川のお城を築城しようと試みたのでしょうか?

 

 そのテレビを見ていたので、新幹線から富士山が見えて、なんとなく嬉しくなったのは、そのレイランのせいかもしれないと思いました。

   いえいえ、そんな理屈は関係なく、やはり日本で一番高い山の雄姿を、裾野まで見られたということが、一瞬、胸をワクワクさせるのかもしれません。 

コメント
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