20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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『さかいめねこ』(メルヘン21編・花伝社)

2017年10月29日 | Weblog

        

 同人誌『メルヘン21』の皆さんが、この度、アンソロジー童話集『さかいめのねこ』(花伝社)を刊行されました。

 表紙・挿絵は、同人のメンバーでもある、東京芸大の大学院を卒業された、みやもとみなさんです。

 とても素敵なご本が完成しました。掲載作は、以下の8編です。

 「リタイム パイ」 みずきえり

 「あしたのヨーグルト」 小林和子

 「てんぐだいらで たんじょう会」西ノ内多恵

 「さかいめねこ」 鈴木や寸のり

 「深山行きバスのお客さん」 井上一枝

 「ぼくたちの背守り」 あらいれい

 「落ち葉になる」 チャウリー

 「松本くん」 うちだゆみこ

 

 その同人のお仲間である、Aさんの急逝を伺ったのは、春のことでした。

 Aさんは、児文協の会員でもありました。

 彼女からは、季節折々に、お手紙やお葉書をいただきました。

 お母さまのご介護をなさっていらして、そのお母さまもお亡くなりになりと伺ったばかりの、彼女の訃報でした。

 まるでお母さまのあとを追いかけるように・・・。

 

 今日は、1時からアンソロジーの刊行記念と、Aさんを偲ぶ会だそうです。

 「メルヘン21」には合評会にお招きいただいたこともあります。

 ですから、メンバーの皆様もよく存じ上げております。

 方向音痴の私は、今日は駅で、「メルヘン21」の同人のUさんと、待ち合わせをしていただいております。

 台風の雨が気になりますが・・。

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