和室の、細長い額に入っているのは、友人が書いてくださった書です。
俳句の書が欲しいと、話していたら、
「じゃあ、お好きな俳句を、書いてメールで送って」と言われ、蕪村の俳句などをメールで送りました。
次に友人にお会いしたとき、彼女はきれいな紙にくるんだ、うつくしい色紙を、目の前でひろげて見せてくれました。
書をしたためた色紙も、鳩居堂へいって、俳句をイメージしながら、一枚、一枚、選んでくださったようです。
この書は、ずっと私の宝物です。
和室の、和紙の間接照明のあかりに照らされ、思いが深く深く、夜のしじまに溶けていきます。
華さん、
華さんにいただいた、ステキなたくさんの書のお手紙も、大切に大切にしまってありますよ。