「早春賦」というなつかしい歌があります。
春は名のみの風の寒さや・・・・。
今ごろの季節になると、つい口をついてでる歌詞と、おなじみの曲。
この「早春賦」と、モーツァルトのK596番「春への憧れ」
似ているといえば、限りなく似ている曲想です。
けれどモーツァルトの曲の方は、トリルが効いています。
それが「早春賦」にはありません。いかにも唱歌然としています。
こんな小さな違いから、それぞれが別々の名曲であることを、私たちに知らしめてくれています。
写真は、5月になるとツツジが満開になるマンションのお庭スポットです。
いまは、まだその緑から、春の息吹きを感じとることができるだけです。
ソメイヨシノも蕾を開き始めました。
今年の春は、のんびり忍び足です。