IR関連の収賄容疑で逮捕されているA議員が贈賄側に偽証を依頼して金まで用意そ買収しようとしたとのこと。事の真偽はまだ分からないがもし事実だとしたら今度はA議員が贈賄の罪に問われるのだろうか。さすがにIRだけに一か八かの勝負に出たようだ。収賄と言われているが一時預かっていた金を返そうとしただけとでも言うのだろうか。関電でそんな言い訳があったのを思い出した。贈収賄罪は一般には公務員に対するものだが民間人同士でも役員などは該当する場合がある。民間人同士なら多分日常的に行われているものと思われる。しかし今回はバリバリ現役議員さんで社会通念上の儀礼の範囲を超えている。ロッキード事件以来議員さんも自らのリスク管理は相当に慎重になっていると思われるがそれは大物議員に限るのかも知れない。お隣の国の得意技かと思っていたが我が国でも思い起こせば小振りの事件はあとを絶たない。
勤めていた会社は交際費には随分厳しいところがあった。奢られるくらいなら奢れとカッコいいことを言うが実際は事前に稟議申請が必要である。しかも2千円以上という少額で事実上奢るなと言っているに等しい。結果奢ることは自腹を切ることになる。自身は多分奢られたことの方が圧倒的に多い。ある時期大手商社マンと海外出張をする機会が随分あった。目的はODA(無償援助)で太陽電池案件を日本に要請してもらうべく相手国政府関係者にプレゼンをするためである。相当な国数を訪問したがカウンターパートは色よい返事をしてくれるのだがイザ国として案件要請をする場合、太陽電池プロジェクトはプライオリティは低くなる。まあ当然そうなる時代だったが。商社マンと同行する、しかも途上国となると食事も限られた場所になる。商社が手配することになるが奢りになる。いえここはわが社でと言いたいが事前稟議など書きようがない。自腹になると出張の度に大赤字となる。仕方がないので全て美味しく頂戴しました。社内ルールには反したかも知れないが贈収賄とは無縁である。こちらに権限などない。
今日は首相の連続在職日数が佐藤栄作氏と並び、明日は確実に歴代1位となる。最近首相はレガシー(政治的遺産)を気にしているとのこと。言うまでもなく佐藤氏は沖縄返還、中曽根氏は国鉄分割民営化、小泉氏は拉致被害者一部奪還と郵政民営化、と記憶にとどまる。さて最長政権となった安倍氏は、アベノミクスという大胆な金融緩和で行先の無い金で株価は高騰させた、次は北方領土、憲法改正、拉致問題となるが残念ながら遺産とはならず。積極的平和外交で単独68ヵ国、訪問国数なら76ヵ国に及ぶという。ある公的機関の理事長がやたら海外プロジェクトの地を訪問していた。職員に聞くと近くに名所があること、VIP待遇で歓待してくれることが条件ですという。安倍さんに観光目的などのやましい所はないが手土産に歓待はあっただろう。地球俯瞰外交とネーミングはカッコイイ。長期政権の成果はと問われると最も参考になるのは他の国会議員達だろう。如何に人事権を駆使して保身できるか、忖度官僚を生み出すコツは、誹謗中傷の数は一般人のSNSの比ではないだろうが揺らぐことがない自信、持病の難病にも負けず連続勤務、今更レガシーなど気にする必要はない。政治は結果だと自ら言っているが、無事これ名馬という諺もある。自信を持てば良いものを。
ただ、コロナ対策でも(では?)国民は今一つ支持していない。昨日全国で984人、東京で256人と相変わらず高止まりの様相である。アベノマスクが無ければもっと増えていた筈だ。最近気になるのは感染しても無症状の人までカウントして大騒ぎしているのはおかしい。高齢者とか重症者への対応に注力すべきだ。インフルエンザと同等で死者数はコロナの方が少ない。経済まで委縮する大騒ぎをする必要などないとかいう元厚労省役人が良くTVでコメントする。この人は家族が感染しても無症状なら普段通り外出しても良いと言うのだろうか。挙動の知れた季節性のインフルエンザでワクチンが開発されているものとは違うだろう。後遺症だってまだ分かっていない。何を怖れるかというとコロナウィルスは「未知」であることだ。元××という肩書は場合によっては元組織を貶める場合もある。元刑事とか元検事、元メダリスト、元××編集委員とか元国会議員、全てコメンテーターだが「元」を名乗る基準はあるのだろうか、元と現の違いをこちらも注意して見なければならない。ついでに中退は学歴ではなく経歴である。無事これ名馬であることを祈る。
勤めていた会社は交際費には随分厳しいところがあった。奢られるくらいなら奢れとカッコいいことを言うが実際は事前に稟議申請が必要である。しかも2千円以上という少額で事実上奢るなと言っているに等しい。結果奢ることは自腹を切ることになる。自身は多分奢られたことの方が圧倒的に多い。ある時期大手商社マンと海外出張をする機会が随分あった。目的はODA(無償援助)で太陽電池案件を日本に要請してもらうべく相手国政府関係者にプレゼンをするためである。相当な国数を訪問したがカウンターパートは色よい返事をしてくれるのだがイザ国として案件要請をする場合、太陽電池プロジェクトはプライオリティは低くなる。まあ当然そうなる時代だったが。商社マンと同行する、しかも途上国となると食事も限られた場所になる。商社が手配することになるが奢りになる。いえここはわが社でと言いたいが事前稟議など書きようがない。自腹になると出張の度に大赤字となる。仕方がないので全て美味しく頂戴しました。社内ルールには反したかも知れないが贈収賄とは無縁である。こちらに権限などない。
今日は首相の連続在職日数が佐藤栄作氏と並び、明日は確実に歴代1位となる。最近首相はレガシー(政治的遺産)を気にしているとのこと。言うまでもなく佐藤氏は沖縄返還、中曽根氏は国鉄分割民営化、小泉氏は拉致被害者一部奪還と郵政民営化、と記憶にとどまる。さて最長政権となった安倍氏は、アベノミクスという大胆な金融緩和で行先の無い金で株価は高騰させた、次は北方領土、憲法改正、拉致問題となるが残念ながら遺産とはならず。積極的平和外交で単独68ヵ国、訪問国数なら76ヵ国に及ぶという。ある公的機関の理事長がやたら海外プロジェクトの地を訪問していた。職員に聞くと近くに名所があること、VIP待遇で歓待してくれることが条件ですという。安倍さんに観光目的などのやましい所はないが手土産に歓待はあっただろう。地球俯瞰外交とネーミングはカッコイイ。長期政権の成果はと問われると最も参考になるのは他の国会議員達だろう。如何に人事権を駆使して保身できるか、忖度官僚を生み出すコツは、誹謗中傷の数は一般人のSNSの比ではないだろうが揺らぐことがない自信、持病の難病にも負けず連続勤務、今更レガシーなど気にする必要はない。政治は結果だと自ら言っているが、無事これ名馬という諺もある。自信を持てば良いものを。
ただ、コロナ対策でも(では?)国民は今一つ支持していない。昨日全国で984人、東京で256人と相変わらず高止まりの様相である。アベノマスクが無ければもっと増えていた筈だ。最近気になるのは感染しても無症状の人までカウントして大騒ぎしているのはおかしい。高齢者とか重症者への対応に注力すべきだ。インフルエンザと同等で死者数はコロナの方が少ない。経済まで委縮する大騒ぎをする必要などないとかいう元厚労省役人が良くTVでコメントする。この人は家族が感染しても無症状なら普段通り外出しても良いと言うのだろうか。挙動の知れた季節性のインフルエンザでワクチンが開発されているものとは違うだろう。後遺症だってまだ分かっていない。何を怖れるかというとコロナウィルスは「未知」であることだ。元××という肩書は場合によっては元組織を貶める場合もある。元刑事とか元検事、元メダリスト、元××編集委員とか元国会議員、全てコメンテーターだが「元」を名乗る基準はあるのだろうか、元と現の違いをこちらも注意して見なければならない。ついでに中退は学歴ではなく経歴である。無事これ名馬であることを祈る。