太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

自虐と自慢

2024-01-08 09:47:27 | 日記

 年末年始は大きな事故災害があり仕方なかったがTV番組は実に下らないものが多かった。年々そうなって行くがバラエティ花盛りで年寄りがじっくり視る番組などない。それでも映画イングリッシュ・ペイシェントは見応えがあった。第二次大戦末期の北アフリカ、イタリアを舞台にした大人の映画でアカデミー賞最多9部門を受賞した。何故もっと過去の名作を放映してくれないのか。TV最後の世代の願いは中々聞き入れられない。もう私らが去ったらTVなど見る人は少数派になってしまうのに。

大災害に見舞われると知事の力量、危機管理能力が問われる。我が前知事は台風の後の処理でとんでもない失態を演じ、次の知事選には出なかった。今回能登地震で馳知事の姿が見えない。まさかオリンピックアルバムの機密費問題で羹に懲りてではないがあまり前に出ることは躊躇っているのではないだろうか。被災地で窃盗などの被害が相次いでいることについて、「とんでもないと思っている」「警察もパトロールを強化しているので、厳しく対応する」とコメントした。確かに火事場泥棒のような最低な人がいるものだと驚いたが知事なら、被災地では私服警官が多数配備され少しでも怪しい者を見掛けたら職質など厳しく対応していると言ったらどうだ。抑止力にはなる。学生運動の頃はキャンパスに大勢の私服が入っていたのだからできないことはないだろう。海外ではデモが暴徒化し略奪する様子がよく映し出されるが日本では起こらないと思っていたが何と卑劣な連中が、嘆かわしいの一言に尽きる。

TVが面白くないので新聞は隈なく読む。コラムで時代の証言者という欄があって著名人が自伝的に登場する。今はGのH投手だ。この人は対談などでも上から目線であまり好きではないが自慢話が多い。Gへ入団する時も大学に進学すると嘘をついて他球団が諦めたところでGだけが1位指名で希望通りになったとのこと。200勝を越える大投手であったが王、長嶋の全盛期と思えばそうだろうと思う。同じスポーツ選手でも新聞は違うが元横綱北の富士のコラムは面白い。優勝10回の大横綱だが自慢話は無い。自虐ネタにユーモアを添えて見事な文章である。先の話だが大谷選手が自伝でも出版したら読みたい(時間的に無理か)と思っている。多分自慢話は無いと思う。そう言いながらも自分のブログにも時々自慢が入ってしまう。気をつけてはいるが誰も言ってくれないし知らないのでつい、である。



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