太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

自己新

2022-11-19 08:24:12 | 日記
 誕生日を過ぎて毎日自己記録を更新している。年齢だが。フランス小咄を、
マリウスが病気で寝ている。医者が来て体温を計ったが、眉をひそめて心配そうに呟いた。
-40度2分もありますよ。
マリウスはそれを聞くと、むっくりと床の上に起き直り、希望に眼を輝かせて叫んだ。
-先生、世界記録は何度ですか。(河盛好蔵訳・・・高校の大先輩だった)
破りたくない記録もあるものだ。久し振りの友から今何をしているのと聞かれたら、毎日未知の領域に踏み込んでいるよ、と答える。ただ世界の全ての人が挑戦しているが。来週は市民講座の最終回である。皆勤になるだろう。何かが身に付いたというより休まず行けたことに感謝しなければならない。今年は殆どの人が皆勤ではないだろうか。コロナ禍にも拘わらず90名くらいの同年配の方々も同じ思いをしているだろう。若い頃には想像もしなかったことに有難いとか感謝する事が多くなってきた。それは決して当たり前のことでは無いと思い始めた。
 18日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行った。まだ飛翔中にこのニュースが流れた。1000km飛んで北海道渡島大島の西約210キロ・メートルの日本のEEZ内海域に落下した。59分間も飛び続けたがJアラートが発令されたとも迎撃ミサイルを発射したとも聞かない。ロフティッド軌道で撃たれたミサイルは高度6000km(宇宙空間だ)くらいに達し迎撃ミサイルは届かないらしい。落下時はほぼ垂直に落ちて来るから迎撃余裕はない。この間日本政府は北京の大使館ルートを通じ、危ないじゃないかと厳重抗議をしたのだろうか。もし軌道計算をして本土直撃と分かったら隠し持っている敵基地攻撃能力で直ちに北に向けて攻撃するのだろうか。脅威ばかり煽って防衛予算を増やすだけでなく現実ありそうな危機にどう対応するのか、したのか国民に説明すべきである。北朝鮮が攻撃の意図はなく、ゴメン計算を誤ってミサイルがそちらに向かっていると通告してきたらどうする。防御もできない先制攻撃もしない、やはりミサイルを撃たせないようにするしかない、経済制裁だけではそれは無理だろう。あらゆる外交を総動員するしか手はないのではないだろうか。EEZ(排他的経済水域)とは、沿岸国が、その範囲内において、天然資源の探査・開発などを含めた経済的活動についての主権的権利と、海洋の科学的調査、海洋環境の保護・保全等についての管轄権を有する水域である。領海基線(海面が一番低い時に陸地と水面の境界となる線)から12海里までが領海、接続水域が24海里、EEZは200海里までである(1海里は1852m)。領海は22㎞強まででありここに落ちると領土とみなされるのだろう。1000kmも飛翔し200kmくらいは誤差範囲ではないか。北朝鮮は日本の領土に落ちることも覚悟して撃っているのだろうか。今回のICBMは米国本土全域が射程距離に入るという。もしロサンゼルスの沖合210kmに着弾していたら米国はどう対応したのだろう。最も強い言葉で非難する?大使館ルートで厳重に抗議?あり得ないでしょう。日本を甘く見るのもいい加減にしないと普段おとなしい人ほど怒ると怖い。