太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

冗談は通じない

2022-11-13 07:47:27 | 日記
 昨日は市民講座の会場が少し離れたところだった。少し早めに出掛け駐車してから昼食は近くでとることにした。ファミレスのようなものはあるが一人で入るのもどうかと、適当な店が見当たらない。ふと見ると弁当屋があった。名前は良く聞くチェーン店ではあるが入ったことはない。間口は小さく目立ちにくいところにある。注文をすると、10分ばかりお時間を頂く事になりますがとアルバイトらしき可愛い若い人が言う。構いませんよとスツールに座って待つ。奥の厨房では中年のおばさんが二人忙しそうに動き回っている。予約でも受けているのだろうか。東野圭吾の「容疑者Xの献身」に出てくる弁当屋の場面を思い出す。コンビニには良く行くが弁当屋は初めてだが容疑者Xではない。ベビーブーマーである(昨日のブログにちょい引っ掛け)。受け取って駐車場に止めた車の中で食べる。海鮮ミックスフライ弁当だがかなり美味しい。期間限定に釣られて買った豚汁も良い。カキフライやエビ、魚もいい揚げ具合だ。お米もコンビニ弁当より相当美味い。1年間夕飯を作った経験からあの味、量はあの値段では作れない。ちょっと得した感じで車中での孤独のグルメを楽しんだ。
 市民講座は今回は聴講生の自主研究の発表会だった。7~8人がグループになり特定のテーマについて纏めたものである。中に日本の安全保障をテーマにしたものがあった。今の若者はもし戦争が起こっても戦う意志はないとアンケート結果を示す。自分の国は自分で守るという気概がない。教育が大事。台湾有事やウクライナを例に挙げて中国、ロシア、北朝鮮の脅威を煽る。敵基地攻撃能力から安保法制から憲法改正の必要性と話題は広範だ。何とも勇ましい高齢者たち(拙老よりみな年上に見えた)達である。メンバーの中に原田さんは居たが、Hanadaさんは居ない。全体として希望(Will)も見当たらない。全体纏めの文章もしっかりしていたが何れも何処かで聞いたか読んだ文言である。もしかしたらメンバーのなかにY新聞の社説の筆者OBが混じっていたのかも知れない。最後に質問コーナーがあった。
 最近のトッピクスをよく纏まれれていると思いますが結論はこうでしょうか。日本は日米同盟を破棄しICBMを開発して核武装をすべきと。でも真っ先にアメリカが反対するように思いますよ。何をそこまでしなくとも傘をさしてあげているではないかと。我が国に届くような核搭載ミサイルの開発などとんでもない。私がアメリカならそう考えます。それよりイザという時日本の海岸線全てに私も含めて皆さんの年配の方々で何重にも人間の盾をを築いたらどうでしょう。蟻の子1匹通らない緻密な盾です。上陸作戦は阻止できるのでは。破られて安全保障に失敗しても日本の社会保障(費)には貢献する筈です。若い人より先ず隗より始めよではないでしょうか。
 どうみても私より高齢の方々だったが冗談は通じそうにない生真面目な雰囲気があり質問はよした。一定割合でこういう考えの方もいるのだろう。研究というよりちょっとマスコミに毒されている感じはしたが。