太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

大盤振る舞い助成金

2022-10-23 08:29:04 | 日記
 TVの報道特集で老舗旅館が雇用調整助成金を不正受給していたことが報道された。百万石もあって何というみみっちい料簡、いやみみっちい旅館だろう。旅館と見紛うようなオーナーの自宅が映ると下民も立腹、分かる。ネット上では氷山の一角だとか受給が遅いと国を詰っていたマスコミが手続きを簡素化した途端不正が蔓延って今度はそちらを追求しているとか喧しい。コロナ禍になって以来やたら補償や助成金の類が増えていることは誰もが気になっていただろう。規制ができて我々は死活問題という業種が我も我もと目白押し。結構大盤振る舞いやってきたように思うが財源は基本的には税金と国債(国の借金)である。お札をどんどん印刷をすれば良いと言う問題ではない。俺らだって苦しいという人達は数多いる。旅行支援金といい、来年開始されるという電気、ガスの高騰に対する助成金、確かに個人的には助かるが財源が心配になるのも確かである。
 急激な円安に政府は為替介入を始めたが焼石に水である。インフレ抑制のために先進諸国は金利を上げているが日本は未だにゼロ金利である。ドルで預金をしたいところだがそれを買う¥がないので仕方ないが素人でも¥を売って$を買えば儲かると思う。ここを何とかしない限り円安は止まらないだろう。適正な為替レートというものは無いのだろうが、兎に角急激な変化に社会がついて行けないことが問題である。地球温暖化もしかり。今よりCO2濃度が高く、気温も高った時代はある。しかし変化自体は生態系がついて行ける程度にゆっくりとしたものだった。今人為的な急激な変化が問題になっている。コロナ禍で余儀なくされた補償金助成金は総額幾らで、将来一人当たりいくら(借金)返済しなければならないのか示して貰いたい。そんなことをしたら本来救済すべきところへの支出まで委縮してしまうという人も居るだろう。国民全体が覚悟を持って負担するためにも一人当たりの借金を公開してもという人も居るだろう。不正受給した人達には倍額返しの罰を与えてもよいのではないかと思う。旅行も買い物もせず補償や助成の対象にならない庶民には縁遠い話ではあるが税金だけはきちっと納めて(天引き)いる。