太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

水平より縦に移動

2022-10-13 08:23:04 | 日記
 コンビ二の100円コーラのことを書いたがネットの記事で「100円のコーラを1000円で売る方法」という本が人気のようだ。難しいマーケティング理論を易しく解説しているところがミソのようだがもっと簡単な方法がある。以前からの自論、「水平より縦に移動せよ」ということだ。山小屋とか峠の茶店で清涼飲料水がやたら高いのは誰もが経験している。水平距離で1㎞移動しても商品価格は変えられない。しかし標高1000mの場所で売れば誰もが高い価格を許容する。というより仕方がないかと諦めて買う。周りに競合店もない。例え車で運んで来ていたとしてもここまで運ぶのも大変だったろうと勝手の想像する。経験則が完成した。平地価格×(1+標高m/1000)で十分売れる。標高2000mの場所なら地上の3倍でも売れる。宇宙船の軌道は地上約400kmだからもしコーラを運べば100円コーラは401倍の40100円の価値がある。しかし実際には宇宙空間に物を運ぶ費用は1kgあたり100万円くらいだからグラム当たり1000円かかる。4万100円なら40cc強だがオーダーは合う。東京から400キロといえば大阪くらい。しかし大阪のコンビニにも100円コーラはあるだろう。
 てな貧乏くさいことを書いていたらJR九州の観光周遊列車、ななつ星in九州の3泊4日の豪華な旅が目に付いた。運賃、一人当たり125~170万円とのこと。世一周界旅行も可能だろう。夫婦なら新車1台分だ。一体誰が乗るのか。ひと時の思い出作りには高すぎる気もするが他人の懐を勘繰ってもしょうがない。腐るほど金があるのだろう。まさか旅行支援金など申請はしないだろうが。リッター3kmくらいしか走らない高級外車を見てガソリン代がかかるだろうなと思う下衆のひがみがつい出てしまう。燃費など気にしない人が乗っているのに。豪華旅行客にとやかく言うつもりはない。問題は各JRが似たような高級観光列車を運行することだ。そこに金を掛けるより満員電車の車輛中央、吊革に届かないところがある。揺れる度に踏んばらなければならず倍疲れる。各車両の中央列にも吊革をつけたらどうだ。そんなサービスをしても金にならない、そこが人生踏ん張りどころだろう?豪華列車は一応収支を想定して車輛の豪華さを競っている?それでは公共交通機関と言えないではないか。自家用ジェットやクルーザーも豪華だが公共ではない。自転車散歩で100円の自販機の場所を覚えた身としては何処かに憤懣をぶつけないと収まらない。今朝朝刊にも載ったななつ星、さて記事を読んだ何人が申し込むか。我が購読紙、827万部発行、100万人はクソッと思いながら読んでいる。登山鉄道なら分からぬでもないが。