ゆっくりかえろう

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ミラーレス そのに

2012-10-23 | デジタル

 ミラーレスの話 マウント編
 レンズ交換のカメラですから 交換マウントの話をしましょう
 各社 ミラーあり(変ないいかたですが)の本来の一眼レフのほうは
 独自のマウントを持っているのですが そのマウントのカメラが重く
 大きいというので 今までの規格だと大きさに限界がありその結果
 ミラーレスカメラが生まれたわけです。

 ミラーレスは二コンなら二コン キャノンならキャノンをベースに
 それをコンパクト 軽量化を目的に 要らない機能を削ってシンプル設計して有るわけです
 
 だから機能の上では 本家の一眼レフには敵わない部分もありますが 使う側にとっては
 軽く小さくというのは それもまた違う意味で長所です。

 機能を絞ることによって その機能を特化しやすいという 長所もあります。
 
 各社ミラーレスカメラというのは まだ新しいシステムですから 交換レンズの
 数が少なく 使うほうも不便です。
 そのためメーカーでは すでに有る自社のレンズを使えるように各社ごとに
 自家製のマウントアダプターというものを作って レンズの少なさを補っています

 これだとすでに沢山出ている一眼レフのレンズが使えて 便利なんですが
 やはり専用のものではないので 一部使用制限があって 使えない機能があります。

 またレンズの大きさの違いから 頭でっかち(レンズが大きいとか)で 重さのバランスが
 悪くなったりするのですが、、軽い単焦点レンズなら比較的ましかもしれません。

 余談ですが その逆 ミラーレスのレンズを 一眼レフで使えるかというと それは駄目なようです。
 大は小を兼ねると言いますが 小は大を兼ねません。



 話は長くなります、ほとんどの人は退屈だと思います。
 総論は一番下にありますから スキップする方はそちらへどうぞ
 
 

 
 知っている限り 各社のモデルを見ていきましょう
 まずキャノン 基本はEOSマウントですが ミラーレスはEOS-Mマウントといいます
 後から出たモデルらしく  弱点が少ないように思いますが それはあくまでも
 従来からのEOSユーザーに都合のよいようにです。
 
 オリジナルのレンズは少なく まだまだこれからが楽しみなシステムですが
 これから先メーカーは交換レンズを増やすのかどうかは わかりません
 自社製のマウントアダプターを使えば APS-CのEOSのレンズが使え使用制限も
 比較的少なく(特殊レンズを除く)このままシステムを組むのも可能です

 ソニーも キャノンよりはマシですが まだまだレンズの数が少なく 物足りませんが
 ソニーAマウントのほか 旧ミノルタのAマウントのレンズが使えます。
 マウントアダプターは 2種類あって 安いものは動きが遅いですが 高い方は
 AFもさくさく動き 面白いです。使えるのはAPS-Cのレンズです。

 パナソニックとオリンパスは ともに同じ規格を使っていて(フォーサーズシステム)
 ミラーレスはマイクロフォーサーズといい やはり共用できます。
 使用制限が多くなりますが お互いのレンズが使えるだけでもシステムの幅が広がり
 これは大きな武器になります。
 ミラーレスでは一番古いですから レンズも一番多く(といってもまだまだですが)
 カメラのバリエーションも比較的多く 選ぶ楽しさがあります。

 二コン1マウントの場合はさらに複雑で レンズの数が少なく マウントアダプターはありますが

 カメラの撮像素子のサイズが小さい為 大きいサイズのレンズをつけると
 レンズの焦点距離が変わってしまい 2.7倍(フルサイズ比)の望遠レンズになってしまいます。

 これはいっけん嬉しいように思いますが 2.7倍だとやたら長い望遠レンズか
 中途半端な望遠レンズばかりで 広角レンズが選べなくなってしまいます。
 交換レンズの充実を望みたいところです

 ペンタックスQマウントは レンズの数が少なく しかも小さすぎて 専用アダプターを
 つけても5.5倍(フルサイズ比)の望遠になってしまい 望遠レンズどころか 望遠鏡みたいになります

 実のところここでは望遠といっていますが いささか違います。撮像素子のサイズが小さすぎて
 大きなレンズでは真ん中しか光が当たらず廻りを削った画像になり望遠のようにみえる
 いわばデジタルズームと同じような結果になるのです。

 それだけ引き伸ばせば 画像が荒れて汚くなります。
 これでは 使い道がかなり制限されることになり、自前のレンズが唯一実用レンズ
 になります。

 写真の趣味というのは 作品のほか 使う楽しみ 持つ楽しみというのもありますから、
 それでも充分かまわないのですが とりあえず同じステージではないので
 サイズの違うものは同列で比べるには無理があると言うことは理解して置いてください。

 あとはフジフィルムのX-Pro1ですが これは一眼系ではなくもとからミラーのない
 レンジファインダー系(ライカなど)の系統のカメラで 普通ミラーレスといえば
 光学ファインダーを省いて作るのですが これには立派なものがあって やはりジャンルの違うカメラだと思うので 省きます
 リコーのGXRも やはりジャンルが違いすぎて 比べるのには無理が有るので省きます
   
 実はペンタックスにはもう一台 K-01というカメラがあって これがまた変なカメラでして
 ミラーは取り去ったのですが サイズはつめずのそのままで ミラーアリと同じ大きさ
 マウントもミラーアリと同じもの 一眼からミラーを取り外しただけの 大きく重くて
 ミラーレスにした意味がイマイチ分からないカメラでして ここで説明するミラーレスカメラとは違うので 説明は省かせてもらいます(勿論カメラとしては ちゃんと写りますし それなりに
 意味の有るカメラなのですが ここではジャンル違いということで・・・)

 ふぅ

 それではわたしなりの総論を・・・
 現在まともにミラーレスに取り組んでいるのは マイクロフォーサーズシステムの2社
 パナソニックとオリンパス
 フォーサーズシステムは いい部分もありますが 機能を削ってミラーレス化し
 マイクロフォーサーズに使ってこそ そのよさを活かせるシステムだと
 私は思います。
 レンズもミラーレスの中では 一番数が多く モデルの数も多く メーカーのやる気を感じます。

 それでも専用レンズの数はまだまだ足りませんが もう戻れないという意気込みも感じられます

 たとえるなら・・・
 露天風呂に来たなら 恥ずかしいけど思い切って 裸になって見られてもいいから
 堂々と風呂に入ろうとしている入浴客

 
 SONYはレンズの数なら 2番目に多いですが それでも数本です
 これでは現状ではシステムとは呼べないと思います
 そのための専用のアダプターがあり なかなかよく出来ていますが
 いくら優れたものでも 専用レンズには到底及びません
 風呂で言うなら 入りたいけど露天は恥ずかしいので 足湯で試しているという感じ

 キャノンは様子見ですが、キャノンにとっては 一眼のサブカメラという位置づけを狙っている感じ。或いは
 一眼のAPS-Cの売り上げを食わない コンパクトカメラからの橋渡し役とか
 お父さんのカメラのレンズを借りて 写真を覚える慣らしの役とかを狙っているのかも
 お風呂なら手で温度を測り 様子見をしている人といったところかも

 二コンはもう最初から 勝負をしていません。一眼の売り上げを食っては困るし
 何もしないのも落ち着かないしで 今のところミラーレス本格的参入は考えてない感じ
 他所と横並びで比べられるのも 嫌という印象も感じられます
 
 風呂に入らず休憩室で寛いで 休んでいて 浴室も見ていないお客さん
といったところかな

 ペンタックスはミラーレスに関しては 勝負していないという印象
 ミニチュア作って楽しんでます。案外こういうのが売れるのかもしれませんけど・・

 趣味の世界なんで違う世界で楽しんでらっしゃる感じですが けして同列では
 みないように (でも物欲的には一番欲しいかも)


 各地の露天風呂の入浴剤を買い集めて 毎日違う「おうちおんせん」で 楽しんでいる
 入浴剤おたくといった印象・・・ははは・・・カシコイ

 あとは・・冨士とリコーですが・・・
 どちらも高品質 独特のアイデアと独自路線 他者の真似はしない会社という印象
 カメラ好きが作っているという感じ 儲けようという気がしない
 風呂は好きだけどゆっくりと内風呂にはいります・・・といったところかな?

 ふぅ 

 どこかもれてるかもしれないですがお許しを 独断的独り言的文章です
 お気に触ることがあれば お許しください

 あくまで座興です 

 
 

  


男前豆腐けんちゃん

2012-10-23 | ランチ

 あまいおぼろ豆腐なので いっそのことスイーツにしてみました
 フランスでは 奴豆腐に蜂蜜をかけて食べるそうです

 黒蜜があればよかったんですが 作るのが面倒だったので
 家にあったブルベリージャムをかけてみました


 相性はちょっと微妙かなー
 不味くはないですが ジャムを沢山使わないと
 マメのにおいというか豆腐臭さがめだってしまって
 いまいち合わないと思いました

 やはり和菓子系?
 黒蜜なのかな?
 せっかくの豆の甘みを味わう豆腐なんですから
 やはり素直に塩系とか醤油とかが 定番なのかな