ゆっくりかえろう

散歩と料理

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愛は勝つ、もんか

2012-10-10 | 読書

姫野カオルコ氏著 例によって又あの女史です。

題名から笑ってしまいます。インパクト有りすぎ。何をそんなに苛立っているの?
と聞きたくなるほど パワフルで 独善的で決めつけているのです。

だけど一理あるからまた始末が悪い 目が離せない。面白い。 歌の批評に関しては もう人生幸朗師匠(故人)以上です 。

やっぱり悲しい 自虐的だ。負け犬の遠吠えを書いた女史より 逃げ方がヘタです。
身を削って本を書くところなど サイバラさんと同じだと思います。 或る意味エライ。そしてツライ。
彼女のことを 男の気持ちの分かる作家さんだという人がいるそうですが 中味はそれ以上に女らしいです。

 しかしいくらなんでも 人は中学時代 一番不潔でいやらしい時期だというのは
 さすがに言いすぎだと思います。
 性的に抑圧されずに育った者は それほど性的に頓着しないものもいるし オクテで
 そのままぼうっと育った人も居ます

 全部が全部100じゃないんです。

 情報の少なさ 経験の浅さからくる あせりはありましたが それを不健全と思う
 こと自体 すこし過剰反応だと思いました。