日本エッセイストクラブ選定の 1996年度版の年間ベストエッセイを集めた本
表題は 田辺聖子さんのもの
期待を持って読んで 期待以上のモノを書くのって 並大抵の実力ではありません。
しかも何のてらいもなく 肩肘張ることもなく 楽しく温かく懐かしい。
人に聞かせたいことを 素直に書く
いい文章のお手本ってこういうものなんだなって思いました。
ここに書いてあるエッセイは どれもこんな感じでした。
どれもいいけど 私は 表題作と 掌と 淀川長冶さんの作品がお気に入りです。
日本エッセイストクラブ選定の 1996年度版の年間ベストエッセイを集めた本
表題は 田辺聖子さんのもの
期待を持って読んで 期待以上のモノを書くのって 並大抵の実力ではありません。
しかも何のてらいもなく 肩肘張ることもなく 楽しく温かく懐かしい。
人に聞かせたいことを 素直に書く
いい文章のお手本ってこういうものなんだなって思いました。
ここに書いてあるエッセイは どれもこんな感じでした。
どれもいいけど 私は 表題作と 掌と 淀川長冶さんの作品がお気に入りです。
ご飯を食べる前に 野菜をいただくのですが
メニュー的に何もないときがあります
たとえばウチで持ち帰り寿司を食べるときなどです
汁物はつけられても 野菜は難しいです
そんなときは野菜をさっと茹でたものが重宝します
子供の頃 よくしし唐が食卓にでました
当時は(今も)大人の食べ物なのですが 焼いたしし唐が
大きな器に盛ってあって それを取り分けて 自分の分をいただくのです
ほろ苦いしし唐は 醤油と鰹節をかけていただくのですが なぜか私には
(私だけ)辛いモノが当たります。どうやっても 私だけ辛いものがあたります。
そういうマイナスのくじ運の強さが昔から私にはあります。
たとえ1/2の確率でも ハズレの方の席に座っているのです
しし唐はレタスと一緒にゆでて レモン醤油をかけていただきます。