ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

アイルランド: 牛の四つ子誕生

2017-02-26 16:43:08 | 日記
2017年2月26日(Sun.) USのトランプ政権が露骨なメディア選別・取扱いをしているそうですね。最低です・・・、呆れて物も言えません。 一方で、日本の国会では、麻生財務大臣が答弁の前(?)に、マイクに拾えるほどのハッキリとした声で 「何調子のいいこと言ってんだか・・・」 と独り言とも・恫喝とも思える言葉を発したことが問題視されていて、民進党も委員長に抗議しているとか。 政治家のレベルが酷過ぎ(ひどすぎ)ませんか?
こんな政治家を選んでしまっている国民にも問題があるのでしょうね、きっと。

さて、少しは心温まるような話題を扱いたいと思いますが、2・3日前に見かけていたアイルランドでの話題をUPします。 ( ニュースソース: The Journal.ie 2月23日発 )

<原文の一部>
Four identical calves have been born in Co Clare. The farmer couldn't be happier
Clare 地区で四つ子の牛が生まれました。この農家はこれ以上はない幸せなのです。
(注:couldn't be happier = not は happy の否定ではなく、比較級の er を否定、つまり、”これ以上ないくらいの・・・”)

The odds of four identical calves born are estimated at around a billion to one. 
四つ子の牛が生まれる確率は推定でおよそ10億分の1です。



ON SUNDAY, FOUR identical calves were born at a farm outside Ennistymon, Co Clare.

The odds of such a birth are about a billion to one, according to geneticists who calculated the chances after a similar situation in Norfolk, England over a decade ago.

Today, “the proudest farmer in Ireland” Tom Clair spoke to Áine Lawlor on RTÉ’s News at One about the unlikely birth of the identical quadruplets.

(抜粋)日曜日(注: 2月19日)、Ennistymon, Co Clare にある農場で、一卵性の四つ子の牛が生まれました。 このような出産の確率はおよそ10億分の1です。 遺伝学者による話ですが、これは10年以上前のイギリスのノーフォーク地方での類似例以来のことだそうです。 今日、アイルランドの誇り高きファーマー Tom Clair は、一卵性四つ子のありそうにもない誕生について語りました。


He’d been expecting the cow to have twins, due to her size. Clair had last checked on the cow late on Saturday night and thought she’d make it to the morning without giving birth.
彼女(母牛)の大きさからして、彼( Tom )は恐らく双子だろうと想像していました。 土曜日の夜に最後にチェックしたときには、朝までは出産はないだろうと考えました。


Tom (on the right) is delighted with the calves.     Source: Tomás O Mainnín via Twitter

“I came down then at half seven on Sunday morning,” he said, “and when I got down there were two calves standing in front of her.”

Then, the farmer noticed a third calf lying by the cow’s side. So, he put the three together before he heard a “another little moo”.

(抜粋)日曜日の朝7時半に見にやってきました。そして、母牛の前に2匹の子牛が立っていましたと彼は語ります。 そして、彼は母牛の横に寝そべる3番目の子牛に気がつきました。 そして、3匹を並べたところ、彼は他の小さな”モー”(注: 鳴き声)を聞いたのです。

   ”I looked down at the three, and knew the little moo wasn’t coming from them.”
  「私は3匹を見下ろしました。そしてその小さなモーの鳴き声は、その3匹からの声ではないことに気づきました」

“There he was then standing outside in the yard,” Clair said. “It was unbelievable, Áine.”

When asked if he felt like he won the Lotto when he saw the fourth, he said that you get a lot more satisfaction out of a calf any day than you would from winning the Lotto.

(抜粋)4匹目の子牛は囲いの外側に立っていました。信じられませんでしたと Clair は語ります。 4番目の子牛を見た時には、彼はロットゲーム(賭け)に勝ったような満足な気持ちにだったと言います。 

The mother of the four is a Hereford cross while the father is a Charolais bull.

Clair gave the mother all the credit for carrying the identical quadruplets, giving her a chance to rest by hand feeding the calves for the last few days.

The farmer added that it was a “pure novelty” for many as people from all over the area came to visit to see the calves.

Mia, Rosey, Fluffy and Jenny are doing well and, nearly a week later, Clair is still as excited as the celebrations continue in Ennistymon.

(抜粋)Clair は4つ子の母牛を賞賛しています。 そして、この母牛を休ませるために子牛たちにはここ数日は手で哺乳してやっています。 こんなことは本当に珍しいことで、あちらこちらから多くの人々が子牛たちを見にやってきていると言います。 Mia, Rosey, Fluffy and Jenny は順調に過ごしていて、ほぼ一週間が過ぎようとしていますが、Clair は Ennistymon (エニスタイモン)でのお祝いムードが継続していることで、未だに興奮状態にあります。



アイルランドでの場所は、下の地図で確認できます。 (出典: Google Earth )




*** 

四つ子の牛が生まれることは極希なことなのですね。 家畜を飼うことの大変さも少しは知っていますが(2012年にデンマークの牧場で80日間過ごしました)、こうした喜びや、動物達との心の触れ合いを感じることができるのでスバラシイことだとも感じています、それだけではありませんが。

それにしても、この4匹は名前をもらっているんですね。 Mia, Rosey, Fluffy and Jenny  元気に育って下さい・・・。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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