2019年12月30日(Mon.) 今日は終日の雨模様で、少々寒い一日になっています(愛知県平野部)。 さて、ドイツで、負の歴史遺産を忘れない為の活動を続けている人達が居ます。(ニュースソース: DWーDE 12月29日発 )
<原文の一部>
Germany: 75,000th 'Stolperstein' for Holocaust victims laid
The small brass "stumbling blocks" are familiar to anyone who has walked the streets of Germany. Each one commemorates a victim of the Nazi regime, and now the 75,000th stone has been laid in a small Bavarian town.
(抜粋)ドイツ: 大虐殺の犠牲者の為の75,000番目になる 'Stolperstein' (つまづく石)が埋め込まれました。
この小さな真鍮(しんちゅう)製のブロックは、ドイツではどこでも見かけることがあります。(意訳)これはナチ政権の時代の犠牲者を追悼するもので、今回、バイエルン州の小さな街に75,000番目となる石が埋め込まれました。
The artist Gunter Demnig installed the 75,000th "Stolperstein" or "stumbling stone" in Germany on Sunday to memorialize the Jewish family Rosenbaum, who were persecuted under the Nazi regime, the Stolperstein Society said.
"Stolpersteine," literally "stumbling stones" or "stumbling blocks," are small brass plaques inserted into sidewalks and roads throughout Germany and the rest of Europe to preserve the memory of victims of the Nazis.
Each stone features the name of a victim and some short biographical information. German artist Gunter Demnig began the project in 1992, and has since seen the stones become part of the landscape, with 75,000 now laid. The first stone outside of Europe was laid in 2017, in Argentina.
(超抜粋)芸術家の Gunter Demnig が、75,000番目となるこの石を日曜日に埋めました。これはユダヤ人一家のRosenbaumが、ナチ政権に迫害されたことを示しています。
Stolpersteine は、文字通り“つまづく石”なのですが、小さな真鍮プレートが組み込まれ歩道などに設置されています。これはヨーロッパやドイツ等が、ナチによる犠牲者の記憶を護る為のものです。
それぞれの石は犠牲者の名前が刻まれ、伝記的な情報も少し加わります。ドイツ人の芸術家Gunter Demnigが1992年から始めたプロジェクトで、75,000個に至っています。ヨーロッパ以外で最初に設置されたのは2017年のアルゼンチンでした。
The words "Here lived..." begin almost every stone, giving the passer-by who may quite literally "stumble" across any of the stones a personal connection with the victim.
Bavaria's government representative for anti-Semitism Ludwig Spaenle said in Memmingen on Sunday that "memories create the future."
"It doesn't matter what form of memorialization you think is best — by commemorating names and the biographical information then we remain aware of the victims," he added.
(超抜粋)言葉は(注: 真鍮に刻まれている)、“ここに住んでいたのは”で始まります。通行人は、文字通り、この石につまづき犠牲者が居たことを気づかされます。(意訳)(注: 以下、原文を流し読みして下さい。)
Gunter Demnig lays a Stolperstein
The town of Memmingen in Bavaria has seen about 100 stones installed since 2014. These stones were laid at the home of Martha and Benno Rosenbaum, who fled Nazi persecution to Uruguay from Memmingen in 1941.
Distraught at leaving his home town and by the seeming endless reign of Nazism, Benno died in 1944, one year before Hitler.
The stumbling stones can be found in 1,250 towns and cities all over Germany. Despite recently turning 70, Demnig has shown no indication that he plans to end the project any time soon.
(超抜粋)バイエルン州のMemmingenには、2014年以降でおよそ100個ほどの石が設置されて来ました。今回の石は、Martha and Benno Rosenbaumの家の場所に埋め込まれました。彼らはナチの迫害から逃れて、この街からウルグアイに行きました、1941年のことです。家を離れざるを得なかったことと、ナチの統治に終わりが見えないことを嘆き、Bennoは1944年に亡くなりました。ヒトラーの1年前のことでした。
これらの石は、ドイツ中の1,250の街や都市に見られます。70年の周り角に来ていますが、Demnig(芸術家)は、この活動の終わりについて示唆することはありません。(意訳)
***
この真鍮ブロックをドイツで見かけたことはありますが、その意味は知りませんでした(ドイツ語で書かれていますし)。2013年にドイツ滞在時に訪れたミュンスターで、この石(真鍮プレート)の写真を撮っています。
ここに住んでいた人の名前と、生年、迫害された年、そして、最後にはアウシュビッツ(1943)も刻印されています。
*
権威主義、全体主義、独裁国家などは二度と許してはなりません! 非民主的な思考は絶対に排除すべきです。日本の今の政治は、どこから見ても独裁に限りなく近い状態に陥っています。 海上自衛隊を“調査研究目的”とこじつけて中東海域に派遣するなど持っての他です、これを、国会の審議を経ることなく閣議決定するなど、独裁そのものと変わりはありません。どこがシビリアン・コントロールになっているのか、独裁・暴走と一緒です。こんな危険で歴史に学べない連中は政界から追放すべきです。
これらを未だに支持しているヤカラは、後になって、“自分達も被害者だった”と言い訳するのです。
*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。
***
<原文の一部>
Germany: 75,000th 'Stolperstein' for Holocaust victims laid
The small brass "stumbling blocks" are familiar to anyone who has walked the streets of Germany. Each one commemorates a victim of the Nazi regime, and now the 75,000th stone has been laid in a small Bavarian town.
(抜粋)ドイツ: 大虐殺の犠牲者の為の75,000番目になる 'Stolperstein' (つまづく石)が埋め込まれました。
この小さな真鍮(しんちゅう)製のブロックは、ドイツではどこでも見かけることがあります。(意訳)これはナチ政権の時代の犠牲者を追悼するもので、今回、バイエルン州の小さな街に75,000番目となる石が埋め込まれました。
The artist Gunter Demnig installed the 75,000th "Stolperstein" or "stumbling stone" in Germany on Sunday to memorialize the Jewish family Rosenbaum, who were persecuted under the Nazi regime, the Stolperstein Society said.
"Stolpersteine," literally "stumbling stones" or "stumbling blocks," are small brass plaques inserted into sidewalks and roads throughout Germany and the rest of Europe to preserve the memory of victims of the Nazis.
Each stone features the name of a victim and some short biographical information. German artist Gunter Demnig began the project in 1992, and has since seen the stones become part of the landscape, with 75,000 now laid. The first stone outside of Europe was laid in 2017, in Argentina.
(超抜粋)芸術家の Gunter Demnig が、75,000番目となるこの石を日曜日に埋めました。これはユダヤ人一家のRosenbaumが、ナチ政権に迫害されたことを示しています。
Stolpersteine は、文字通り“つまづく石”なのですが、小さな真鍮プレートが組み込まれ歩道などに設置されています。これはヨーロッパやドイツ等が、ナチによる犠牲者の記憶を護る為のものです。
それぞれの石は犠牲者の名前が刻まれ、伝記的な情報も少し加わります。ドイツ人の芸術家Gunter Demnigが1992年から始めたプロジェクトで、75,000個に至っています。ヨーロッパ以外で最初に設置されたのは2017年のアルゼンチンでした。
The words "Here lived..." begin almost every stone, giving the passer-by who may quite literally "stumble" across any of the stones a personal connection with the victim.
Bavaria's government representative for anti-Semitism Ludwig Spaenle said in Memmingen on Sunday that "memories create the future."
"It doesn't matter what form of memorialization you think is best — by commemorating names and the biographical information then we remain aware of the victims," he added.
(超抜粋)言葉は(注: 真鍮に刻まれている)、“ここに住んでいたのは”で始まります。通行人は、文字通り、この石につまづき犠牲者が居たことを気づかされます。(意訳)(注: 以下、原文を流し読みして下さい。)
Gunter Demnig lays a Stolperstein
The town of Memmingen in Bavaria has seen about 100 stones installed since 2014. These stones were laid at the home of Martha and Benno Rosenbaum, who fled Nazi persecution to Uruguay from Memmingen in 1941.
Distraught at leaving his home town and by the seeming endless reign of Nazism, Benno died in 1944, one year before Hitler.
The stumbling stones can be found in 1,250 towns and cities all over Germany. Despite recently turning 70, Demnig has shown no indication that he plans to end the project any time soon.
(超抜粋)バイエルン州のMemmingenには、2014年以降でおよそ100個ほどの石が設置されて来ました。今回の石は、Martha and Benno Rosenbaumの家の場所に埋め込まれました。彼らはナチの迫害から逃れて、この街からウルグアイに行きました、1941年のことです。家を離れざるを得なかったことと、ナチの統治に終わりが見えないことを嘆き、Bennoは1944年に亡くなりました。ヒトラーの1年前のことでした。
これらの石は、ドイツ中の1,250の街や都市に見られます。70年の周り角に来ていますが、Demnig(芸術家)は、この活動の終わりについて示唆することはありません。(意訳)
***
この真鍮ブロックをドイツで見かけたことはありますが、その意味は知りませんでした(ドイツ語で書かれていますし)。2013年にドイツ滞在時に訪れたミュンスターで、この石(真鍮プレート)の写真を撮っています。
ここに住んでいた人の名前と、生年、迫害された年、そして、最後にはアウシュビッツ(1943)も刻印されています。
*
権威主義、全体主義、独裁国家などは二度と許してはなりません! 非民主的な思考は絶対に排除すべきです。日本の今の政治は、どこから見ても独裁に限りなく近い状態に陥っています。 海上自衛隊を“調査研究目的”とこじつけて中東海域に派遣するなど持っての他です、これを、国会の審議を経ることなく閣議決定するなど、独裁そのものと変わりはありません。どこがシビリアン・コントロールになっているのか、独裁・暴走と一緒です。こんな危険で歴史に学べない連中は政界から追放すべきです。
これらを未だに支持しているヤカラは、後になって、“自分達も被害者だった”と言い訳するのです。
*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。
***
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます