ドイツでの農場体験・ちょっと寄り道

８月２４日（土）、この日は前日に教えてもらった作業とほぼ同じ内容でした。１７時には作業を終えたのです。ドイツでの鉄道運行がほぼ時刻表通りになっていることに感心していたのですが、お世話になっているホストの家でも「時刻」についてはかなりシビアに見ているようです。作業開始時刻も終了時刻も正確と言ってもいいでしょう。ランチタイムは調理時刻の遅れが生じることは度々ありましたが、時間帯がずれ込むだけで休憩時間帯の１時間はキッチリ確保できるのでした。ドイツ人と日本人の似通った点の一つでしょうか。

この日の作業後、Ｏさんが買い物に連れて行ってくれることになりました。実は、作業用の靴は日本から持参してくるようにとの事前の連絡はもらっていたのですが、重い荷物は不得意な私としては現地調達として考えていたのです。そのことを到着時に伝えていたので早々に買物に連れ出してくれたのです。

アウディの助手席に乗せてもらい走ること２０分ぐらいでしょうか、隣町の大きなＤＩＹショップに来ました。店に入って様々なものを見て歩きます。Ｏさんが私に尋ねます。日本にもこうしたＤＩＹショップはあるのか？と、もちろんありますよと答えました。作業に使う靴（運動靴）と、ついでにサンダルも買いました。合わせて３５ユーロでした。これは自腹です。

時刻は１９時頃ですが外はまだまだ十分の明るさがあります。帰り道、わざわざ回り道をしながら近隣の特徴ある家々を見せてくれました。ケルンに滞在していた時に日帰り旅行したフロイデンベルク、そこに木組みの家が集中していましたが、その木組みの家と基本的には似た家屋があちらこちらに残っているのです。フロイデンベルクはどちらかと言うと白と黒のモノトーン調の配色でしたが、こちらでは一軒一軒が独自の色合いを出しています。柱が茶色であったり壁がベージュであったりです。また窓には鉢植えの花が飾ってあったりして、そう「美しい」のです。家の周囲の庭も美しく手入れされているし、伝統を守りつつ住まいそのものも美しく手入れしている。そして街そのものもそのように作りこんでいる・・・そう思えるのでした。



明日は日曜日で終日フリーになります。楽しい一日になるでしょうか。　～続く～