ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

デンマーク: コペンハーゲンでの風力発電

2017-02-11 18:02:01 | 日記
2017年2月11日(Sat.) 朝からこの地方(愛知県)も雪に見舞われているところが多そうです。 西日本では雪による鉄道のトラブル等も報道されています。 外出時には気をつけましょう。 さて、デンマークでの風力発電に関する記事が目に留まりました。 ( ニュースソース: CPH POST ONLINE 2月10日発 )

<原文の一部>
Copenhageners big fans of wind turbines
コペンハーゲンの人は風力発電の支持者です。

See what we did there?
何が行われたかを見て下さい。


Copenhageners have no problem with the offshore turbines at Middelgrunden (photo: Leonard G)
コペンハーゲンの人は、Middelgrunden にある沖合い風力タービンに何らの問題を持っていません。

February 10th, 2017 1:25 pm| by Ray W
Copenhagen residents are in favour of the city’s many wind turbines, and they are avid supporters of the city’s goal to become the world’s first carbon-neutral capital in 2025.

According to the results of a new citizen survey conducted by Epinion, plans to erect wind turbines on several sites in the municipality and in the Sound between Copenhagen and Sweden have the solid backing of the city’s residents.

The results are good news for the main players in the initiative: HOFOR (the Greater Copenhagen Utility) and the city of Copenhagen.

(抜粋)コペンハーゲンの住人は、市内にある多くの風力発電を肯定していて、2025年に世界で初のカーボン・ニュートラルの都市になることを熱烈に支持しています。 調査によると、いくつかの場所で風力発電が建設される計画があり、コペンハーゲンとスウェーデンの間にある海峡に関するものも固い支持を受けています。(注: in the Sound = 海峡と解釈しました。) 

Wind on the water
Fully 85 percent support the building of new wind turbines in the Sound, while 71 percent would like to see more new wind turbines onshore in the city’s outer harbour areas.

“It goes without saying that we had hoped for a positive result, but the fact that so many Copenhageners support the expansion of renewable energy is quite staggering,” said Morten Kabell, Copenhagen’s mayor for technical and environmental affairs.

“This bodes well for the city’s ambition to become the world’s first carbon-neutral capital and maintain Denmark’s leading green position in the world.”

(抜粋)水上の風:  海峡での新しい風力発電の建設に85%が支持しています。 ただし、71%に関しては、もっと沖合いが望ましいとも表明しています。 言うまでもなく、私たちは前向きの成果を望んできています。 再生可能エネルギーの拡大への支持は驚異的なものがありますと当局者は発言しています。 このことは市(CPH)の世界初のカーボン・ニュートラル都市になる野望の前兆となっており、また、デンマークが世界におけるグリーン・ポジションを維持することにもなります。

Noise? No problem
Frank Jensen, the lord mayor of Copenhagen, noted that it was “encouraging to see that the people of Copenhagen very much share the green goals we have for the development of our wonderful city”.

Noise is often part of the debate when wind turbines are mentioned, but the survey revealed that only 12 percent of Copenhageners think that wind turbines are noisy. And just 14 percent think the turbines are a blot on Copenhagen’s landscape.

Some 1,197 adults in Copenhagener (49 percent men and 51 percent women) participated in the survey, which was conducted in November 2016.

The complete results of the survey are available here (in Danish).

(抜粋)ノイズ? 問題なし:  CPH市長によると、コペンハーゲンの人々はすばらしい都市にすると言うグリーン・ゴールに関して共有していると言います。 ノイズについては、風力発電に関して語るときにしばしば議論になりますが、調査によると、コペンハーゲン住人の僅か12%がノイジーだと言っているだけです。 そして、ちょうど14%の人が、CPHの景観を損ねるものだと考えています。 調査は2016年の11月に実施され、1197人のコペンハーゲン住人の大人が参加しました。 49%が男性、51%が女性です。 詳細はコチラ(注:原文のリンク先へ、但しデンマーク語です)。

***

原文中に出てくる Middelgrunden は下の地図で確認できます。(出典: Google Earth )

右の陸地はスウェーデンになります。



デンマークもアレコレと問題を包含しているようですが、先進的な取り組みも多いと言えるのではないでしょうか。 ご存知かも知れませんが、原発は ”0” です、今も昔も。

原発を維持・推進しようとするどこかの国とは大きな違いを感じます・・・。

(蛇足: sound には ”海峡” の意味もあるんですね。)

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



***