「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

宇佐美貴史選手が本田圭祐選手のように心の強いスーパーな選手に

2015年01月24日 19時34分28秒 | サッカー日本代表
2つ前の書き込みのタイトルが「本田圭祐選手のキャリアがピークから下降局面に入った日として記憶されるでしょう」ということで、やはり心配なのは、今後、誰が本田選手の後継者になれるのかということだ。

もう20年近く前の1997年、中田英寿選手がカズ選手に代わる代表の軸となって、以来2006年まで9年間、強靭な精神力と抜きん出た力量でカリスマ的に日本代表を牽引してきた。そして2010年、本田圭祐選手も同様に代表の軸となって以来5年間、強靭な精神力と抜きん出た力量でカリスマ的に日本代表を牽引してきた。

やはり、こういう選手がいるのといないのでは、代表チームに対する信頼感、安心感がまるで違ってくる。2006年から2010年まで、中村俊輔選手がその役割を期待され、彼なりに頑張ったと思う。抜きん出た力量があったことは確かだが、強靭な精神力がもたらすカリスマ性という点で、彼本人も力不足を感じていたのではないか。

私は、さきの書き込みのあと、寝床に入りながら、つらつらと思いをめぐらせた。すると一人の選手に行き当たった。宇佐美貴史選手である。力量の抜群さは楽しみだ。あとは強靭な精神力を宿しているかどうかだ。これまでの挫折と栄光が、彼を一層逞しくしたことは疑いない。あとは、彼が日本代表を牽引する困難な役割を自ら進んで引き受けるかどうかだ。

本田圭祐選手は、何度か、この場面を乗り切れなかったら先がないかも知れないという修羅場を自ら進んで引き受け、それを乗り切ってきた。つまり、そういう逃げられない場面を引き受けられるかどうかが、真に日本代表を牽引できる選手ということになる。

もしも願いが叶うなら、宇佐美選手が、ここ2~3年のうちに、見違えるような強靭な精神力を持った選手になっていって欲しい。これは、ある意味、資質の部分なので、ないものねだりをしても仕方がないが、願望である。

もし彼がそういう選手になって、そこに今回、見事に才能を見せつけた柴崎岳選手が、いまの遠藤保仁と長谷部誠キャプテンを足して2で割ったような立場で絡めば、この先6~7年ぐらいのチームの骨格ができるように思う。

私が楽しみにしているのは、今後のディフェンス陣、特にセンターバックを張れる選手に、海外でも十分やれそうな選手が数人いるように思う点だ。
したがってチームの軸となるカリスマと不動のキャプテンが生まれてくれれば、かなり安心度が回復する。

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