「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

カタールW杯アジア最終予選「不気味な中国」の本当の意味

2021年07月02日 19時10分43秒 | サッカー日本代表
昨日の書き込みでは、単純に日本がオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと同じグループとなったと書きました。
組み合わせが決まるまで、いろいろなメディアが「中国は不気味だ」という趣旨の論評を出していて、その主な理由として、外国人選手の帰化を認めたことで、帰化選手を5人も代表に召集したことをあげています。

ところが本日のweb版「夕刊フジ」に衝撃的な記事が配信されました。
「国際サッカー連盟(FIFA)との蜜月関係を背景にした、きな臭い動きに注意を払う必要もある。FIFAの経営はいまや中国マネーなしではありえず、本大会出場は双方にとっての悲願だ。」という部分です。

これを読んで、私は間違いなく、その力学が働くと感じました。こういう力学に基づいて、どんな手段を使ってでも中国出場が実現されるようになります。ということは、この組のどこかが犠牲になる可能性が高くなりました。

「どんな手段を使ってでも」というのは、これまでもありました。
2002年日韓共催W杯、その決定そのものがマネーやロビィイングなどにより通常とは別の力学が働き、日本単独開催が葬られました。つまり犠牲になったのは日本です。

そして、その2002年大会では、イタリアやスペインといった韓国と対戦したチームが理不尽なジャッジの影響を受け犠牲になりました。
今回の中国がらみでもレフェリングが影響するでしょう。日本vs中国の笛を吹くのはアラブ系の人になるでしょうから。

要は、その笛が試合を左右するほどまでにならないような試合をしなければならないのですが、大変です。これは。
もし日本がW杯出場を逃すようなことになった場合は「中国マネーなしではありえなくなっFIFAの差金」によるものとあきらめなければならないでしょう。

全部が全部インチキではないので、FIFAワールドカップはエキサイティングなのですが、時として、このようなことが起こり得るのかFIFAの怖いところで、絶対的には信じられないということです。

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