「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

年末年始のスポーツバラエティ、ネイマール、メッシ、ロドリゲス

2015年01月04日 22時45分47秒 | テレビ番組
年末年始の特番には、スポーツバラエティ番組も多くサッカー選手も出演の機会が多い。
この年末年始、目立ったのは、ネイマール、メッシ、ハメス・ロドリゲスといった世界のサッカー界のスーパースターが登場したことだ。

大みそかに、紅白の裏番組でTBSの「KYOKUGEN」という番組で、ネイマールがBOX SHOOTという技に挑戦、元日にはメッシがTBSの「炎の体育会」という番組で、リフティングハイという技に挑戦した。
2日にはハメス・ロドリゲスがテレビ朝日の「とんねるずのスポーツ王は俺だ」という番組でPK対決をしたという。これは見ていない。

こうしたテレビのバラエティ番組企画にサッカー界のスーパースターが出演するということについて考えてみたい。

日本のテレビに、サッカー界のスーパースターが出演するというのは、今に始まったことではないし、昨年夏にもクリスティアーノ・ロナウドとネイマールがほとんど同時期にCMキャンペーンのため来日して、多忙な日程の中、いろいろな番組をはしご出演したことがある。

私が思うのは、日本の企業そしてテレビ局の、サッカー界のスーパースターに対する関心の高さ、そして彼らに支払うギャラと費用対効果の思い切りの良さについてだ。

言い換えれば、外国ではどうなのだろう、例えば海外のテレビ局も、似たようなスポーツバラエティ番組をいろいろと企画して、メッシ、ネイマール、そしてクリスティアーノ・ロナウドを出演させているのだろうか。

海外、特に欧州、南米あたりであれば、日本よりはるかに企画をたてやすいし、費用対効果も高いように思われる。日本でこれだけ呼んでいるとすれば欧州・南米ではもっと多く呼んでいるような気がする。実際はどうだろうか。

このことは、一種の調査研究対象にしたいテーマだ。日本は海外と比べて、こうした番組にこうしたスターを起用したがるのか、そうではなく、海外でも一般的な企画で、似たような番組が放送されているのか。

もし、日本で起用したがる傾向が強いようなら、それはなぜか? テレビ文化あるいはスポーツ文化(サッカー文化)の土壌に何か違いとか特異性があるのか、そういったことを明らかにしたい。

日本では、サッカーが一般化した1990年代半ばから、例えばTBS「筋肉番付キックターゲット」や日テレ「とんねるずの生ダラ・PK対決」のような、サッカー選手を出演させる企画の歴史があり、海外のスーパースター出演の歴史もある。

今回書いた思いは、結構以前から抱いていたもので、海外のいろいろな国での類似例を探したり、スポーツバラエティ番組へのサッカー選手の出演に対する、その国の視聴者の嗜好などを調べたいと思っていた。

「サッカー文化フォーラム」という取り組みを進めている当ブログならではの課題だと。


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