「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

「サッカー文化フォーラム」を商標登録しました。

2015年03月24日 19時41分51秒 | サッカー文化
当・サッカー文化フォーラムは、いまのところ、このブログ、そして不完全ながらもホームページとフェイスプックで構成されている個人レベルのサッカー情報発信基地だが、その視線は100年先を見据えている。

皆さんにも時々お知らせしているように、当フォーラムは、1990年頃から取り組んできている日本サッカーの映像記録、雑誌・新聞等の情報記録の収録・収蔵を100年先まで継続して繋いでいくこととしている。また、それらの情報記録を読み解いて得られる日本のサッカー文化の進化・成長過程をさまざまな形で紹介していく文化活動を展開して、サッカーを愛する多くの皆さんに貢献したいという「志」を持っている。

そうした「志」を持った者の証しであり、「サッカー文化フォーラム」が公的存在であるということを示すために、商標登録申請しておりましたが、このほど特許庁より認められました。

この商標登録、結構、困難な道のりだったことから、その経緯を皆さんにもお知らせしたい。
出願に先立ち、特許関係の手続きをしてくださる弁理士事務所に相談したのは2013年の秋、1年半前だ。

当方が進めているサッカー情報の収録・収蔵とそれを活用した将来的な「志」に共感していただき、代理人を引き受けていただいたのは当時の社名で「凛特許事務所」、現在は国際的な活動を社名にも反映させようということで「特許業務法人RIN IP Partners」に変更されている。

同事務所により特許庁に出願手続きしていただいたのが2013年11月。何事もなく認められれば2014年4~5月ごろには終わっていたが、そうはいかなかったのだ。

その時期、特許庁からきた通知は「拒絶」とのこと。すぐさま同事務所は、反論意見提出を提案、そのように進めていただくこととした。

反論意見書を提出してからまた半年以上経過した2014年10月、特許庁からきた通知は再び「拒絶査定」、しかし、特許事務所としても納得がいかない決定だということで「不服審判請求」により争うことが可能だと提案があった。

出願、意見書提出に続き、また不服審判請求ということで、その都度費用が加わっていくので、決して安易な判断ではないのだが、やはり、可能な限り手を尽くす気持ちのほうが勝っていたので、引き続きお願いすることにした。

そして、今月、やっとのことで「出願登録を認める旨の審決」(専門用語で言うとこういう表現になるそうです)が下されたとの連絡を受けたわけです。

これで最後の支払い費用、10年間の登録料と特許事務所への成功報酬をお支払いして、晴れて「サッカー文化フォーラム」は商標登録です。

いい経験でした。特許事務所さんも小さな案件とはいえ、手がけた出願が通ったことで安心されたことと思うし、当方も最後まで信頼してお願いしてよかったと思う。

もしお読みになった方で何か出願を考えておられる方がいらっしゃったら、同事務所にご相談されることをお勧めする。年々多忙になっておられるようなのでスムーズに受けていただけるかどうかはわからないが・・・。

以上、特許事務所さんへの御礼の気持ちも込めて、今回の商標登録出願から認められるまでの経緯を記録してみた。


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