昨夜のJリーグチャンピオンシップ第2戦、浦和レッズがまた負けました。ここ一番の大勝負にことごとく弱いチームカラーは健在だったのです。
今年こそは、その呪縛を解く年になるだろうと、多くのサッカーファンが信じていたでしょうし、私も9割がた、そう思っていました。
それが敗れたのです。相手の鹿島を褒めることも一つの選択肢ですが、ここは、やはり浦和の今後について書いておきたいと思います。
浦和というチームが、なぜこうも「ここ一番の大勝負に弱いのか」については、webサイトの「スポーツナビ」の島崎英純氏のレポート「“伝家の宝刀”を抜けなかった浦和 高く険しいプレッシャーという最大の壁」に詳しいので、ぜひ一読願いたい。
問題は、来季も指揮を託したペドロヴィッチ監督が、自らに襲い掛かっている呪縛を解けるだろうかという一点にかかっています。
来季、ペドロヴィッチ監督でリーグ制覇を果たせれば、浦和にのしかかっていた全ての呪縛を解き放つことになり、名実ともにJリーグが世界に誇れるビッグクラブへの道を歩めるのですが、果たしてどうなることやら、です。
それにしても鹿島の勝負強さときたら憎いばかりです。一時は病気説もあった石井正忠監督の采配も冴え、常勝・鹿島の面目躍如です。
私は今年6月13日のこの欄で「鹿島に第三期黄金時代到来の予感」と題して、「今シーズン、どんな形でタイトルをとれるか、もし前期、逆転でタイトルをとろうものなら早くも黄金時代到来になるかも知れません。仮に前期とれなくても後期とれれば、年間通して安定したチーム状態を維持したという自信は大きいと思います。」と書きました。
前期優勝は果たしたものの、後期は低迷し、なんとか年間勝ち点3位につけたものの、その上につけた川崎、浦和を両方とも撃破するチームとは思えませんでした。
しかし、勝負に対するメンタリティの強さは失われていなかったようです。それこそ浦和にできない「ここ一番の大勝負をモノにする」強さがあったのです。
6月13日の書き込みを読み直してみましたら、楽しい部分を見つけました。その2日前、前期15節、優勝争いにかかわる大一番、浦和vs鹿島戦で「途中から出場した杉本太郎、鈴木優磨の両選手はまだ20歳とのこと、FWの鈴木選手に至っては自ら獲得したPKを決めてしまう気持の強い選手のようで、将来が本当に楽しみな選手です。」と書いています。
なんと、昨夜の浦和戦でも、鈴木優磨選手はPKを獲得しています。昨夜は、金崎夢生選手に「PKはオレが蹴る」と言い含められたに違いありません。そうでなければ鈴木優磨選手はPKを蹴っていたに違いありません。
浦和にとって鈴木優磨選手は、この先も不倶戴天の敵になりそうです。
鹿島が本当に第三期黄金時代を迎えるかどうか、来季まで評価はお預けにしましょう。来季の最終盤、浦和と鹿島の優勝争いになれば、それこそ天下分け目の試合が見られそうです。
今年こそは、その呪縛を解く年になるだろうと、多くのサッカーファンが信じていたでしょうし、私も9割がた、そう思っていました。
それが敗れたのです。相手の鹿島を褒めることも一つの選択肢ですが、ここは、やはり浦和の今後について書いておきたいと思います。
浦和というチームが、なぜこうも「ここ一番の大勝負に弱いのか」については、webサイトの「スポーツナビ」の島崎英純氏のレポート「“伝家の宝刀”を抜けなかった浦和 高く険しいプレッシャーという最大の壁」に詳しいので、ぜひ一読願いたい。
問題は、来季も指揮を託したペドロヴィッチ監督が、自らに襲い掛かっている呪縛を解けるだろうかという一点にかかっています。
来季、ペドロヴィッチ監督でリーグ制覇を果たせれば、浦和にのしかかっていた全ての呪縛を解き放つことになり、名実ともにJリーグが世界に誇れるビッグクラブへの道を歩めるのですが、果たしてどうなることやら、です。
それにしても鹿島の勝負強さときたら憎いばかりです。一時は病気説もあった石井正忠監督の采配も冴え、常勝・鹿島の面目躍如です。
私は今年6月13日のこの欄で「鹿島に第三期黄金時代到来の予感」と題して、「今シーズン、どんな形でタイトルをとれるか、もし前期、逆転でタイトルをとろうものなら早くも黄金時代到来になるかも知れません。仮に前期とれなくても後期とれれば、年間通して安定したチーム状態を維持したという自信は大きいと思います。」と書きました。
前期優勝は果たしたものの、後期は低迷し、なんとか年間勝ち点3位につけたものの、その上につけた川崎、浦和を両方とも撃破するチームとは思えませんでした。
しかし、勝負に対するメンタリティの強さは失われていなかったようです。それこそ浦和にできない「ここ一番の大勝負をモノにする」強さがあったのです。
6月13日の書き込みを読み直してみましたら、楽しい部分を見つけました。その2日前、前期15節、優勝争いにかかわる大一番、浦和vs鹿島戦で「途中から出場した杉本太郎、鈴木優磨の両選手はまだ20歳とのこと、FWの鈴木選手に至っては自ら獲得したPKを決めてしまう気持の強い選手のようで、将来が本当に楽しみな選手です。」と書いています。
なんと、昨夜の浦和戦でも、鈴木優磨選手はPKを獲得しています。昨夜は、金崎夢生選手に「PKはオレが蹴る」と言い含められたに違いありません。そうでなければ鈴木優磨選手はPKを蹴っていたに違いありません。
浦和にとって鈴木優磨選手は、この先も不倶戴天の敵になりそうです。
鹿島が本当に第三期黄金時代を迎えるかどうか、来季まで評価はお預けにしましょう。来季の最終盤、浦和と鹿島の優勝争いになれば、それこそ天下分け目の試合が見られそうです。