キマグレ競馬・備忘録

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有馬記念~惨敗のアーモンドアイ

2019年12月24日 | Horse Racing
今年の有馬記念は、予想だにしなかった最強牝馬の惨敗という結果で、
ウェブサイト上では2日経った今でも余波が続いているようです。
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有馬惨敗のアーモンドアイ 馬体に異常なしも放牧へ…
国枝調教師「敗因はハミかんで最後ガス欠」by 中スポ
22日の有馬記念で9着と初めて大敗を喫したアーモンドアイは24日、
厩舎周りの運動で馬体をほぐしながら状態を確認。国枝師は「疲れは見られた
けど、シリアスなことはない。足もとも問題ないし」と異常がなかったことに
安堵(あんど)の表情を浮かべた。
自信満々で送り出した暮れの大一番。敗因を問われると、「ハミをかんだまま1周
して、最後はガス欠。最初の4コーナーで外に出されて、スイッチが入ったようだ」と
思わぬ精神状態に陥ったことへのショックは大きく言葉に力はない。
今後については「オーナーと相談してからだけど放牧だろう。少しこちらで運動を
しながら様子を見て。その後、どうするかも未定」と慎重に話した。
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1頭の本命馬が負けたというだけで、レースは上位人気馬の決着であり、
波乱でもなく穴馬が絡んだわけでもないのに、ウェブ上では大きな話題となって、
色々な憶測が飛び交っているようです。確かなのは、当事者のルメール騎手が言う
ように、1周目のスタンド前でスイッチが入ってしまい、一周廻っている間に疲れ
果ててしまったということ。その見解で間違いないと思います。
レース直後には元々右回りが苦手だったとか位置取りの悪さという結果論も
ありましたが、おそらくスタミナ切れの影響が一番大きかったということでしょう。
ということであれば、今後は得意な条件を走らせれば良いだけの話であり、
パフォーマンスには何も問題ない。レース選択のミス、調教師もそう見ていると
思います。あの負け方を見ると、最強牝馬という称号はひとまず返上になりますが、
この先1つか2つG1を制覇(有馬のリベンジでもできれば)すれば、また最強牝馬と
いう称号は戻ってくると思います。
(それでもリスに負けたのは事実ですが、、リスに喰われたアーモンド)
でも心配なのは、身体的なものよりも精神的なダメージです。
あの苦しい競馬をした後、レースのモチベーションが続くかどうか。
過去にも三冠牝馬のアパパネやメイショウマンボが突然ヤル気を失って
惨敗続きになったことがありました。レースがトラウマになってしまうのは牝馬には
よくあることですが、アーモンドアイはどうなのか、、。
次戦、大阪杯辺りから始動すると思いますので、そこでどんなレースをするのか
注目したいと思います。
ということで、、アーモンドアイの気持ちが心配と書きましたが、でも本当に
精神的ダメージが心配なのは、この馬に大金を注ぎ込んだ競馬オヤジの方かも。

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