ベルフロレゾン牝[シルク]
(ウインフロレゾンの15)
父クロフネ母ウインフロレゾン
1口3万円/総額1500万円
関西・高橋義忠厩舎
父クロフネ
母父フジキセキ
配合の累代は、クロフネ×フジキセキ×トニービン×Alleged×Nureyev。
5代までにクロスなし。
デビューから2戦して5着、7着。
血統的に面白いと思って出資したけど、血統と馬体の方向性の乖離が埋められない感じがしてきた。
放牧で、少しでもパワーアップして欲しい。
[シルク]ベルフロレゾン で書いたのは、
・クロフネ産駒の成功配合の1つである「クロペリオン」配合であろうこと
と、
・「フジキセキ×Deputy Minister」のダート成功配合であること。
これらの見解は、血統屋の望田潤氏のブログを参考にして書いた。
で、そのすぐ後に、クロフネ産駒の配合について、別の観点から見直してブログを更新されていたので、その観点も加えておきたい。
「クロフネ×サンデーサイレンス」のJRA重賞連対馬を分類してみると、母母がSpecial血脈を持つパターンがあるそうだ。
これは「Robertoの父と母父と母母を同時にクロスする配合」で、クロフネが内包するRobertoを強調することで成功しやすくなるようだ。
自分はナスペリオン血脈が好きで、ナスペリオンの斬れを見せる馬を持ちたくて、その方向から検討して出資している。
しかし、シルク所属馬の夏の福島の重賞勝ちを見た時に、Roberto強調(機動力強調)も頭に入れておかなければ・・と思った。
以前から書いているように、芝の長距離路線が好きで、昔はRobertoを持つ馬がかなり活躍したので、好きな血脈であった。
サンデーサイレンスの大成功で、その父Haloと近い血脈であるRobertoは合わせにくいと、個人的に考えていた。
けれど、代を経て、その近い関係を狙える状況になってきたようだ。
話を戻すと、「クロフネ×サンデー+Special血脈」という配合から活躍馬が生まれているので、その応用として「クロフネ+サンデー+Special血脈」という配合も良いかもしれない。
そして、Special血脈を持つ種牡馬の1頭として、好きなNureyevも挙がる。
ということで、ベルフロレゾンの配合の累代を見ると、クロフネ×フジキセキ(by サンデー)×トニービン×Alleged×Nureyev なので、パターンに当てはまる。
ちなみに、未勝利で登録抹消された元シルク馬のリバーサルフィルム牡3の配合の累代は、クロフネ×スペシャルウィーク(by サンデー) ×Nureyev で、パターンに当てはまる。
ベルフロレゾンについては、クロペリオンでもあり、フジキセキ×Deputy Ministerでもあり、クロフネ+サンデー+Special血脈でもあるので、正直よく分からなくなってきた(笑)
「クロフネ×サンデー+Special血脈」のJRA重賞連対馬3頭は芝・ダート兼用〜ダートなので、フジキセキ×Deputy Ministerも合わせると、ダートを試してみたい気持ちになる。
自分のブログを読み返してみたら、出資して間もない頃に、ダート寄りの配合と書いていた。
ただ、馬体が伴っていない。
成長を願うしかない。
血統と馬体の擦り合わせという検討が必要で、もっと馬体を観れるようにならないといけないなぁ。