ジャングルポケットの種牡馬成績(2014年)

ＪＲＡ 2014年度リーディングサイヤー(サラ系全馬)

16位 ジャングルポケット

勝馬頭数／出走頭数
　　３２／１９０
　勝利数／出走回数
　　４３／８９０
Ｅ・Ｉ：０．８０

出走頭数に対しての勝利頭数が少ない。
勝利数も伸び悩み、アーニング・インデックスも低い。

晩年に入って来ている種牡馬にとって、かなり辛い事態だ。来春の種付け頭数に影響する。

成績が落ちれば、クラブ募集馬の口数が残る。そうなれば、募集馬のラインナップから消える。

状況が悪い方に向かっているのは確か。シルクの募集馬にジャンポケ産駒がいなかったし。

可能な限り、年１頭、ジャンポケ産駒に出資し続けていくつもりでいるので、出資できるのはあと何年かだろうし、そのために新規のクラブに入会することは仕方がないと考えている。
ただし、資金の問題があるので、可能な範囲でだが。

そのためにも、ジャンポケ産駒以外は走ってもらわないといけない。走る馬を見極められるようにならないと。

シルク勝ち上がり馬・12年産その13～ジャポニカーラ牝

今年のことは、今年のうちに。
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グリッターカーラの12について書いたエントリー
残口あり牝馬(シルクその16)
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20日(土)の中山６Ｒ２歳新馬・牝(芝1600m)を、シルクのジャポニカーラが勝った。

ジャポニカーラ牝２
１口2.4万円／500口
関東・勢司和浩厩舎
父ジャングルポケット
母グリッターカーラ
母父フレンチデピュティ

配合の累代は、ジャンポケ×フレンチデピュティ×サンデー×Mr.Prospector。
Northern Dancer4S×5D。

祖母はフサイチエアデール。
母は中央では未勝利。本馬が２番仔。

出資候補に挙げながら、馬体重が増えなかったため、出資を断念した。失敗だった(泣)
少しずつ身になってきたんだなぁ。でも、まだ小さい。

配合は、出資したダンシングアヘッドより良いと思っていた。
それでも、上のエントリーでは「配合としてもう一つ」と書いている。
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父ジャングルポケットはNasrullahとHyperionで構成されているので、母内にNasrullahとHyperionが欲しいのだが、本馬の母は米血主体。
ジャンポケ×フレンチデピュティ×サンデーという配合だと、Northern Dancer4S×5Dになり、フレームは決まる印象。
ＮＤのフレームに父の欧州血脈と母の米血の肉付けで、１つくらいどうにかならないか？という気持ちはある。
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ちょっと加筆・修正したが、大体そんなことを書いていた。

最後に、血統屋の望田潤氏のコメントを拾っておくと、
「(ジャポニカーラは)母がフレンチデピュティ×フサイチエアデールですから、ジャンポケ×米血スピードの無難な配合形」
ということらしい。

２勝目も楽々に・・・とは考えにくいのだが、プレノタートくらいは走るかもしれないという想いもある。
この馬だけは絶対に出資するべきだったよなぁ。

シルク勝ち上がり馬・12年産その12～オリエンタルダンス牝

ダンスノワールの12について書いたエントリー
残口あり牝馬(シルクその４)
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20日(土)の阪神２Ｒ２歳未勝利(ダ1200m)を、シルクのオリエンタルダンスが勝った。

オリエンタルダンス牝２
１口4.4万円／500口
関西・佐々木晶三厩舎
父キングカメハメハ
母ダンスノワール
母父サンデーサイレンス

配合の累代は、キンカメ×サンデー×Seattle Slew×Tentam。
Native Dancer5S×5D、Northern Dancer5S×5S、Almahmoud5D×5D。

４代母がNatalmaで、Northern Dancerと同牝系。Haloも含めて、Almahmoudがたくさんある。
結構クロスがうるさくて短距離向きになったか？または、パワー増幅がかなり効いたのかもしれない。

上のエントリーで、ちょっとダート寄りな気がすると書いたが、母母の部分が米国血脈だから。
と言っても、キンカメ×サンデー×Seattle Slewの字面から判断すると、適距離が芝1600～1800m辺りでもおかしくない。
そこは、本馬が受け継いだ体型などに依るだろう。

距離はマイルまでは期待してみたいが、気性的にどうなんだろう。
芝で走れる可能性が無くはないが、これも解らない。

自分メモ～シルク12年産馬の勝ち上がり(14年末時点)

シルク所属の２歳馬(12年産馬)は13頭が勝ち上がっている。
それらを分類しておく。

──────────────
　　　　関東　　関西
牡馬　　５頭　　４頭　　９頭
牝馬　　２頭　　２頭　　４頭
　　　　７頭　　６頭
──────────────
　　　　　　　牡馬　　牝馬
10万円～　　　２頭　　──
８～10万円　　２頭　　──
６～８万円　　２頭　　──
５～６万円　　１頭　　──
４～５万円　　１頭　　２頭
３～４万円　　１頭　　──　
2.5～3万円　　──　　──
2～2.5万円　　──　　２頭
以上　未満　　９頭　　４頭
───────────────
　　　　　　　　　牡馬　　牝馬
父サンデー系　　　４頭　　──
父非サンデー系
　母父サンデー　　１頭　　２頭
　母父サンデー仔　１頭　　──
　母母父サンデー　１頭　　１頭
　母非サンデー　　２頭　　１頭
　　　　　　　　　９頭　　４頭
───────────────
　　　　　　牡馬　　牝馬
1200m　芝　──　　１頭
　　　　ダ　──　　２頭
1400m　芝　──　　──
　　　　ダ　３頭　　──
1600m　芝　２頭　　１頭
　　　　ダ　──　　──
1800m　芝　２頭　　──
　　　　ダ　──　　──
2000m　芝　２頭　　──
　　　　ダ　──　　──
　　　　　　９頭　　４頭
────────────

特徴は無いように思う。一般的な傾向に近いのではないか。
牝馬は勝ち上がり頭数が４頭なので、現時点ではデータ数が不足しているだけだろう。

ジェイズミラクルの13が満口

シルクＨＣで募集されていたジェイズミラクルの13(父キングカメハメハ)が満口になった。
自分としては「ようやく」って感じ。

馬体はよく分からないが、配合的には面白いと思っている。完全に血統・配合で出資した。

ペルセヴェランテは父キングカメハメハでも、東京より中山向きと思っているが、ジェイズミラクルの13は東京向きと思って出資した。

元々キングカメハメハ産駒は外回り向きを受け継ぐ要素はある訳で、母ジェイズミラクルに入っているナスキロ血脈が上手く働けば、「東京コースでこそ」という馬になってくれると期待している。

ただし、ベースとなるスピードが備わっているかが懸念で、これから調教が進んで行っての動きを見てみたい。

馬体は、トモが薄いという評価が多かったように思う。
全体的に薄い作りで、スッキリした馬体が好みな自分でも、トモはもう少し厚みを増してもらわないと困る。そこは成長に期待している。

微妙に高く感じるのも、残口が減らなかった理由かな。
パーフェクトマッチの13、ルシルクの13、シャルマンレーヌの13などと比べて、明らかに優れていると感じる部分をなかなか見つけられない。

自分はそれを配合に見い出だしたが、ハービンジャーの成功配合がはっきりしていないのが大きくて、ルシルクの13も配合面で魅力があるが、ジェイズミラクルの13のキンカメ×サンデー＋ナスキロ血脈を上に取った。