シルクＨＣ出資３歳休養馬の近況(15/2/27)

エレディータ牝３(シルク)
父スニッツェル母サンスプリング

滋賀県・ＮＦしがらき在厩

厩舎長「レースの疲れもありませんでしたし、周回コースで普通キャンターまで進めています。
今の感じなら短期ですぐに戻せそうなので、藤岡健師に帰厩予定を確認したところ、担当者の馬の兼ね合いで帰厩が遅れそうとのことでした。
状態が良いだけに出来るだけ緩めない様に乗り込んでおこうと思います。」

牧場と本馬の今後について協議を行った結果、活躍馬を輩出している藤岡健厩舎では調子のいいタイミングで入厩させることが難しくなると予想されることから、ここで転厩し、新天地での飛躍を目指すことになりました。
そこで３月１日に新規開業予定の奥村豊調教師に打診をしたところ快諾を得られたので、近日中に転厩手続が行なわれる予定です。馬房の調整が付き次第、入厩する予定となっております。


藤岡厩舎では入厩を待たされるなら、仕方がないかなぁ。
これまで入厩してすぐに競馬だったけど、馬房数の問題は間違いなく有ったはずで、そんな中で上手にやり繰りしてくれたと感じている。

エレディータにはレース数を期待しているので、転厩して使いたい時に使える環境を整えることには賛成。
ただし、勝ち上がりを考えたときに転厩の是非は分からない。
決まったことだし、前を向くしかない。

◇◇◇
ペルセヴェランテ牡３(シルク)
父キングカメハメハ母ダイヤモンドビコー

福島県・ＮＦ天栄在厩

担当者「左トモの違和感はまだあることはありますが、乗れないほどの状態ではないので、今週から軽めに長めに乗っています。
上の方の筋肉だと思うのですがはっきりしません。予定は白紙に戻し、状態を見ながら進めていきます。」


個人的には元々古馬になってからの活躍に期待していたので、大事に至らなければ良い。
気になるのは、体質の弱さが有るかどうかというところ。

◇◇◇
コンフェッシオン牝３(シルク)
父ダイワメジャー母ストールンハート

滋賀県・ＮＦしがらき在厩

厩舎長「先週からトレッドミルで体を動かし始めましたが、脚元の状態も変わりありませんし、今週から角馬場でダクを始めました。
まだ様子を見ながら進めている段階ですが、このまま変わりなければ、もう少し進めてみようと思っています。」

◇◇◇
キッスアフィニティ牡３(シルク)
父ゼンノロブロイ母キッスパシオン

北海道・ＮＦ早来在厩

担当者「トレッドミルを始めてからも順調ですので、月曜日から乗り運動を始めました。まだ軽めの足慣らし程度ですが、特に問題なさそうですね。
引き続き脚元の状態には注意しながら、これから徐々に進めていきたいと思います。」

◇◇◇
ダンシングアヘッド牡３(シルク)
父ジャングルポケット母タイキジュリエット

滋賀県・ＮＦしがらき在厩

調教主任「今週も引き続きトレッドミルで調整しています。
前が立派な割に後ろが頼りない所があるので、一度崩れてしまうと立ち直るのに時間は掛かってしまいますね。
基礎からしっかりやって上げれば、良い頃の状態に戻るはずなので、もう少し我慢して進めて行きたいと思います。」

後藤浩輝騎手に哀悼を

ちょっと言葉が無い。残念すぎる。
度重なる落馬負傷があっても復帰してきた「不屈」の精神の持ち主だと思っていただけに意外でもある。

自ら死を選ぶ方の気持ちは、本当の意味では解らない。

40歳になると思い通りに身体が動かないこともあるだろう。
ましてやアスリートとも言える騎手、落馬負傷を重ねたのだから、自分の思い通りに、理想通りに騎乗出来ないというのはあったかもしれない。

何かしら不本意というのは有っただろうけど、分からないことだ。想いが強すぎたのかもしれない。

後藤浩輝騎手のご冥福をお祈りします。


[追記]
競馬関係者の中では前のように乗れているという評価だったようだ。
「感覚のズレ」みたいなモノが有ったのかなぁと思ってみたり。

一流の騎手は身体能力に優れているのはもちろんだが、感覚的にも優れているのは間違いない。
その部分にズレを生じたら・・・。

シルクＨＣ出資２歳馬４頭の馬名決定(15/2/26)

2014年度募集馬の競走馬名が決定したそうなので、決まった出資馬４頭について書く。

◇
ナイキフェイバーの13牝２(シルク)

競走馬名：アルジャンテ
英　　名：Argente
意味由来：銀色（仏）

◇
ジェイズミラクルの13牝２(シルク)

競走馬名：アペリラ
英　　名：Apelila
意味由来：４月(ハワイ語)。本馬の誕生月より

◇
シーズライクリオの13牝２(シルク)

競走馬名：ジスターキ
英　　名：Destaque
意味由来：優雅で華麗な衣装を纏うダンサー(サンバ用語)より

◇
ストーリーテリングの13牡２(シルク)

競走馬名：ショットガンニング
英　　名：Shotgunning
意味由来：話術のひとつ。母名より連想

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55.リオエワンの13は馬名申請中


慣れてくるのは分かっているが、しっくり来ない。特にショットガンニング。アルジャンテは何か気に入った。
でも、自分では良い名前が思い付かないので、文句だけ言うのも違うよね。

ジェイポップの近況(15/2/26)

本日、シルクＨＣから会報とコンセプトブックが届いた。
コンセプトブックは「馬と私」という題名で、一見、絵本みたいだ。後ろの方にクラブについての情報もあるが。
会報にはローブティサージュの京阪杯でのゲート入り問題が取り上げられている。
クラブはレース後に調教師を通じてＪＲＡに質疑を行ったとのこと。

◇◇◇
ジェイポップ牡３(シルク)
父クロフネ母ポップス

次走予定：未定

吉田師「レース後も状態は変わりありません。ブリンカーの効果もあったようですし、使いつつ走る方に気が向く様になれば、もっと楽な競馬が出来る様になると思います。
芝の長い番組なら中２週辺りで使っていけると思うので、このまま厩舎で調整して進めて行きたいと思います。」


これまでよりはマシなレースが出来たようなので、続戦できるならしたい。
果たして、出られるレースがあるかな？中京開催が始まれば、何とかなるんだろうね。
ただし、前走より相手関係が楽なレースは望めないだろう。

シルク勝ち上がり馬・12年産その17～ブロウユアマインド牡

以前にシンプルザベストの12について書いたエントリー
残口あり牡馬(シルクその11)
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14日(土)の京都５Ｒ３歳未勝利(芝2000m)をシルクＨＣのブロウユアマインドが勝った。

ブロウユアマインド牡
１口３万円／500口
関西・吉田直弘厩舎
父ホワイトマズル
母シンプルザベスト
母父サンダーガルチ

配合の累代は、ホワイトマズル×サンダーガルチ×Northern Dancer×Sea-Bird。
Northern Dancer3D×4S×5D。

父ホワイトマズルの父ダンシングブレーヴは、柔らかさを伝えるナスキロ血脈Sir Gaylord＋スピードを伝えるTom Foolの組み合わせのDroneを内包している。
また、ホワイトマズルの母母AutocraticもNasrullah―Bold RulerとPrincequilloの組み合わせ(ナスキロ血脈)。

芝向きの馬を望むなら、ナスキロ血脈を継続して強調したい。
母はナスキロ血脈を持っていないので、その継続は出来ていない。

母父サンダーガルチはミスプロ系なので、Mr.Prospectorの柔らかさに期待したいのだが、Gulch―サンダーガルチのラインは、Mr.ProspectorにHyperionと米血を中心に重ね合わせて、それらのパワーが全面に出た血脈だと思う。

また、サンダーガルチがハイハット(Hyperion直仔)を内包していて、本馬はハイハットのクロスがある。
他のHyperion直仔のRockefellaにも絡むようだとダート向きのパワーが強調されるはずだが、そこまではしていないか。

これらのこととNorthern Dancerのクラスから、リンクしたエントリーでは、「スピード不足と体の硬さの懸念があって、ダート向きかもなぁ」と書いた。

しかし、芝で勝ち上がった訳で、芝馬かもしれない。
芝馬だとしたら、サンデー父系の馬と戦うので、やや苦しいと思う。馬場が渋った1800～2000mのイメージ。

もしダート向きならば、芝で勝ち上がったことから、ダートなら上のクラスまで上がって行きそうな気がする。

と書いてきて、芝ダート兼用の馬な気がしてきたが、(ダートでなければダメという血統ではないからだが、)今後が楽しみなのは間違いなくて、このくらいの一口金額で楽しめたら良いなぁと羨ましく思う。

◇◇
金額的に出資候補だったのに自分は選べなかった訳で、今の自分では手頃な一口金額の馬の中から勝ち上がる馬を選ぶのは難しいと痛感している。

高馬に出資すれば、それなりに勝ち上がると思うが、それは血統レベルから当然。
懐が痛まないくらいの金額の馬の場合は、まぐれ当たりを期待するしかなさそう。

気分的には、「当たりを避けて出資したんじゃないか」と思うくらい。