キンカメ産駒の配合～ペルセヴェランテ(5)

キンカメ産駒で芝中距離の大物を狙うには、母父ラストタイクーンを強調する。
対して、ダートの大物を狙うには、父Kingmamboを強調してパワーの増幅を図ることになる。

KingmamboはMr.Prospector×Miesqueで、父Mr.ProspectorはRaise a Native×Nashua、母MiesqueはNureyev×Prove Out(by Graustark)。

この中でポイントとなるのは、Kingmamboの母Miesqueの母父に内包されるGraustarkの母Flower Bowl。
そして、父Mr.Prospectorの母父Nashuaと、母Miesqueの父Nureyevに内包されるNantallahの近似クロスらしい。

第一のポイントGraustarkの母Flower Bowlは、Alibhai(Hyperion)とMahmoudの組み合わせ。
スタミナと共にパワーの増強に寄与するだろう。

だから、Graustark自身をクロスしたり、Flower Bowlの近似血脈(AlibhaiとMahmoudの組み合わせ)をクロスしたりすればよい。

第二のポイントはNashua≒Nantallahの近似クロスで、それを増幅してもパワーアップできる。

Nashuaを母父に持つMr.Prospectorをクロスする、あるいは、父NashuaのGold Digger(Mr.Prospectorの母)と近似血脈のBramalea(Robertoの母)を持って来る。
また、Nureyevの母Specialの母父がNantallahなので、Specialを内包するSadler's Wells＝Fairy Kingを持って来ればいい。

次回、出資馬ペルセヴェランテの配合をダート向きの観点から見て、終わりにしたい。

プルーフオブラヴの12が満口

プルーフオブラヴの12(プルーヴダモール)が満口になった。

エレディータ(サンスプリングの12)と迷ったし、キッスアフィニティ(キッスパシオンの12)に出資することを踏み切らなければ、もしかしたら出資していたかもしれない。

◇◇◇
明日の日本ダービーの馬券を買うかどうか、迷っている。
ここ４年は馬券を買っていないと思うから、馬券を買うこと自体が４、５年ぶりの気がする。

全く競馬を見ていなかった訳ではないから、完全に縁を切っていたのではないが・・・。

なので、一口馬主を始めようとパンフレットを取り寄せた去年の１２月から、再び血統表に向かい始めた。
自分には血統・配合の切り口しかないからなぁ。

ということで、その程度の人間のブログだということは書いておく。

ペルセヴェランテ、ジェイポップの近況(14/5/30)

ペルセヴェランテ
父キングカメハメハ母ダイヤモンドビコー

屋内坂路でハロン15～17秒のキャンター1本、など
担当者「ここまで、思い描いた通りの調教メニューを消化しており、ペースが上がってもどこか悪くなるようなこともなく、健康で状態も良好です。
9月の入厩を予定していますので、このままのペースでじっくりと乗り込んでいく予定です。」


順調。秋のデビューを目指す感じ。思っていたより使い出しは早いかも。

◇◇◇
ジェイポップ
父クロフネ母ポップス

6月4日に栗東・吉田直弘厩舎へ入厩予定
順調に調教。15－15のペースは余裕。体に張りが出て来た。
担当者「この先トモにもう少し肉がついて来れば理想的かな。」


やっぱり、もう少しトモが大きくなった方がいいんだろうね。
芝なら力の必要な馬場ということで、勝手に札幌後半デビューを想定。
直接入厩を考えていたけれど、意外と早い入厩でビックリ。

キンカメ産駒の配合～ペルセヴェランテ(4)

◇まとめ◇
種牡馬キンカメで芝中距離の大物を狙うための配合のポイントは、母からナスキロ血脈を注入すること。

そのためには、ナスキロ血脈のMill ReefとNorthern Dancerから成るラストタイクーン(キンカメの母父)を強調するのが早道。

すなわち、ＮＤとナスキロ血脈のクロスを同時に作ればいい。
ただし、キンカメ自身がＮＤ4S×4D×6Dなので、母はＮＤのクロスを持っていないことが大切。

まとめるとこんな感じだが、ラストタイクーンを強調すると、マイラー的になることが考えられる。

もう少し距離適性を長めにするためにはどうしたら良いだろう？
考えられるのはHyperionを補うことで、HornbeamかFlower Bowlを狙えばよいのでは？

◇◇◇
ペルセヴェランテ牡２
父キングカメハメハ母ダイヤモンドビコー(母父サンデーサイレンス)

キンカメは柔らかさや斬れやパワーを併せ持ち、配合に素直な種牡馬と評されるように、良血牝馬との仔は無難に走る傾向がある。

ダイヤモンドビコーは重賞勝ち馬なので、ある程度計算できる配合と思っている。
上がもっと走っていれば、より確実性が高いと言えるんだけど・・・。

◇◇◇
キンカメはパワーを伝える側面があるので、配合によっては、ダートの大物を出す。
それについては、次回に。

コンフェッシオン、エレディータの近況、キッスアフィニティの坂路調教タイム(14/5/29)

コンフェッシオン牝２
父ダイワメジャー母ストールンハート

28日に坂路で追い切り
次走予定：阪神6月14日メイクデビュー新馬芝1400ｍ(武豊)
中竹師「28日に坂路で終い2ハロンをしっかり併せて、現時点でこれだけ動ければ申し分ないです。
6月14日の芝1400ｍでデビューさせようと思います。乗り役は武豊騎手に依頼しました。」


デビュー予定が決まった。考えていた通り。まあ、そこを使いたいよねぇ。
武豊騎手。文句無い。一口馬主１年目の第１戦目。とにかく無事にデビューまで。

◇◇◇
エレディータ牝２
父スニッツェル母サンスプリング

29日にゲート試験合格
藤岡健師「ゲート試験を受けて、ゲートを出てから速くはありませんでしたが、無事合格することが出来ました。
仕上がり早そうな馬なので、この後の状態に変わりがなければ、デビューに向けて進めて行こうと思います。」


素直らしいので、ゲート試験は心配していなかった。走る能力がどのくらいあるか？の方を心配している。まだ調教は軽いので、これから。

◇◇◇
キッスアフィニティ牡２
父ゼンノロブロイ母キッスパシオン

29日美浦南Ｗ(良)
58.2- 42.2- 14.0 馬なり
ハンプトンローズ(三歳未勝利)強目の外0.4秒先着