始めたよ!一口馬主~チーム・ノーマンの挑戦~

競馬と少し距離を置いていたが、一口馬主を始めて、資金力が無いのに入れ込んでいるノーマンが書く備忘録

[シルク]ピュアウィッシーズ・アペリラの近況(16/6/30)

2016-06-30 23:59:00 | 2013年産出資馬
ピュアウィッシーズ牝3[シルク]
父Manduro母ミリオンウィッシーズ

函館競馬場在厩

30日に追い切り
助 手 30函W良
キリ- 13.3 馬なり余力

次走予定:函館7月3日 芝1200m[藤岡佑介]

<出走情報(確定)>
7/3(日) 函館2R 3歳未勝利(混)[芝1200m・16頭]54 藤岡佑介 発走10:20

松永幹調教師「前走後も変わりなく良い状態を維持しています。
輸送がないことで体もフックラしていますし、状態の良いうちに出走させる方がいいと思うので、30日にサッと時計を出して今週の競馬に向かうことにしました。
強いメンバーが出てくるようなら来週に延ばすことも検討しましたが、前走の2、3着馬が先週連闘していることもありますし、この相手なら十分勝ち負けできると判断しました。
前走の様に終いを活かす競馬も出来ることも分かりましたし、ゲートを出てその時の位置取りで臨機応変に騎乗してもらいたいと思います。」



レースの流れに乗れるか?
レースのペースに合わせた位置取りが出来て、仕掛けのタイミングがハマるかどうか?

勝てるものなら勝ちたい!


◇◇◇
アペリラ牝3[シルク]
父キングカメハメハ母ジェイズミラクル

南Wコースで29日に時計
[再掲]助 手 29南W重
71.0- 55.0- 41.0- 14.2[4]馬なり余力
(16.0- 14.0- 26.8- 14.2)

次走予定:7月10日の福島・芝1800m(牝)[杉原]

古賀慎明調教師「昨日(水曜日)はWコースで追走する形で時計を出しました。
初めてにしてはしっかり動いていましたね。
馬体もゲート試験時に比べると、スッキリして競走馬らしくなってきました。
さすがに初戦からは厳しいと思いますが、何とか形にはなってほしいですね。」


デビュー出来ないかもしれないと思っていたので、暖かく見守りたい。
10日に使うとなると、調教の本数が足りないかな。

1戦して、放牧に出して、もう1戦したら9月だなぁ。
順調に進めることが出来て、3戦くらい。それ以下も考えられる。厳しい。



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出資馬に関する情報はシルクHCのホームページからの転載で、許可を頂いています。

[シルク]グレンツェントの近況など(16/6/29)

2016-06-29 23:40:00 | 2013年産出資馬
グレンツェント牡3[シルク]
父ネオユニヴァース母ボシンシェ

29日(水)に福島県・NF天栄に放牧

次走予定:8月7日の新潟・レパードステークス(GIII)

加藤征弘調教師「これまで疲労回復に専念してきましたが、競馬の疲れはだいぶ取れてきました。
一応、ジャパンダートダービーにも登録しておきましたが、今回は見送り、新潟のレパードステークスを目指したいと思います。」


回復が早ければ、JDD挑戦を考えても良かったかもしれない。
でも、もう一度足場を固めてから上に挑戦する意味で、レパードS出走に納得している。

出走しようと思えば、JDDに出走できる位置に居ることが感慨深い。


◇◇◇
ピュアウィッシーズ牝3[シルク]
父Manduro母ミリオンウィッシーズ

<出走予定(想定)>
3日(日) 函館2R・芝1200m(混)[54 藤岡佑介]


相手関係が重要。


◇◇◇
アペリラ牝3[シルク]
父キングカメハメハ母ジェイズミラクル

<調教タイム>
助 手 29南W重
71.0- 55.0- 41.0- 14.2[4]馬なり余力
(16.0- 14.0- 26.8- 14.2)


◇◇◇
ジスターキ牝3[シルク]
父ステイゴールド母シーズライクリオ

29日(水)に抹消の手続きが取られ、提供牧場から30日(木)のサラブレッドオークションに上場される予定です。
なお、規約に基づいて提供牧場に募集価格の10%で買戻され、この買戻し額が引退精算時に分配金の対象となります。
サラブレッドオークションにおいて、この買戻し額を上回る金額で落札される場合もございますので予めご承知おきください。


抹消されてしまった。
引き取り手の方に大事にされたら良いなぁ。



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出資馬に関する情報はシルクHCのホームページからの転載で、許可を頂いています。

シルクHC2015年度第3回追加募集馬~72メイショウアゲハの14牡

2016-06-29 22:45:00 | 2014年産出資馬検討
自分の出資結果を分析すると、1口金額が安い馬では勝っていない。
安い馬ほど馬体を見る力が必要なんだろう。

◇◇◇
メイショウアゲハの14牡2
父ダノンシャンティ
母父クリエイター
1口3万円/総額1500万円
関西・吉田直弘厩舎予定

<測尺>
体 高:165.0cm
胸 囲:189.0cm
管 囲:20.5cm
馬体重:518kg


配合の累代は、ダノンシャンティ×クリエイター×ロイヤルアカデミー ×Round Table ×Bold Ruler。
クロスはHalo4S×4S、Princequillo5D×5D。

母15歳時の産駒。8番仔。

母は27戦2勝。未勝利勝ちがダート1700mで、500万下勝ちがダート1800m。

半兄メイショウアラワシ(父ストーミングホーム)は障害で2勝、中山グランドジャンプ(JGI)3着。

半兄メイショウシャイン(父オペラハウス)は、中央で8歳までコンスタントに走って61戦!(2勝)

祖母は1勝馬で、特筆すべき産駒はいない。
曾祖母の産駒に女傑プティットイル。


父ダノンシャンティは、初年度産駒からスマートオーディン牡(重賞3勝)を出した。
フジキセキ直仔で、1600~1800mに適性がある印象。

『パーフェクト種牡馬辞典』によると、ダートが不得意で、芝向きの産駒を出すようだ。
馬体写真を見ると、ダイワメジャー産駒かな?と思うくらいガッシリしていて、ダートで何とかなりそうと思ったんだが・・。

父ダノンシャンティはHalo3S×3Dだから、その緊張を緩和する必要がある。
そのため、「アウトサイダー血脈を引き、あまり強いクロスを持たない牝馬との配合が成功している」そうだ。
相性が良い血脈としてはNureyevやLyphard。

母はPrincequillo4S×4D、Nasrullah4S×5Dで、ナスキロのニアリークロスを持つ。
ダノンシャンティの相手としては、少しクロスが強いかな。
そして、アウトサイダー血脈が足りない。Nureyev・Lyphardを持たない。

一般に、ナスキロ血脈はHaloと相性が良いとされるのだが、本馬の場合、父がHaloの3×3にナスキロ3本で、母がナスキロ3本を抱えているから、Haloの強調が過ぎる印象。
それらが1つの方向にまとまれば良いのだが。

Haloの強調によって機動力が強化されているとして、母の構成血脈から底力は感じないが、パワーや平坦向きさが加わりそう。
そうすると、ダートでしょ!?


調べてみると、初年度産駒が3歳春を迎えてダートで勝ち上がるようになって、ダートで5頭勝ち上がり(計6勝)。
芝では9頭勝ち上がり(計13勝)。

スマートオーディンの印象が強いが、初年度産駒は中央で54頭がデビューして13頭が勝ち上がり、勝ち上がり率は.241。
(比較対象となる、キンシャサノキセキの2年目の産駒の勝ち上がり率は.379。ちなみに、初年度産駒の勝ち上がり率は.522。)

勝ち上がり率の低さは少し気になるが、ダートで勝ち上がる馬が出てきているから、ダートで何とかなるかも。

馬体写真を見ると、背が短くて短距離向きの印象。
現在までのところ、ダノンシャンティ産駒のダートでの勝ち鞍は、1400mで5勝、1200mで1勝。
産駒のタイプが分かれるということかもしれない。



牡馬が足りないから、検討対象になる。
手頃な1口金額だから、未勝利で登録抹消になったとしても、4.5万円くらいの損失で済むはず。
失敗を覚悟で手を出すか?

自分としては、血統からは積極的に行けないかな。迷いがある。

馬体を見ることを勉強中だが、ダート短距離で勝ち上がれるかもしれないと思った。
それならば、脚が長過ぎるのかな?とか、繋ぎが短くていいのかも?とか、気になる点がある。

また、もう少し背が長めだったら、かなり印象が違うかもしれないと考えてみたり。

シルクHC2015年度第3回追加募集馬~71クラウンピースの14牝

2016-06-29 12:40:00 | 2014年産出資馬検討
色々と調べて、自分のスタンスで検討しているが、成果がなかなか出ない。
まあ、続けることに意義があるだろう。

2016年度の募集でも、このような検討記事を書くつもりだが、時間的な問題があるから、もう少しメリハリを付けて行きたい。
でも、調べているうちに興味が出て来て、書くことが増えていってしまう。

あくまでも個人的な見解だということを書いておきたい。

◇◇◇
クラウンピースの14牝2
父ゼンノロブロイ
母父Seattle Slew
1口2.4万円/総額1200万円
関東・木村哲也厩舎予定

<測尺>
体 高:162.0cm
胸 囲:185.0cm
管 囲:20.5cm
馬体重:520kg


配合の累代は、ゼンノロブロイ×Seattle Slew ×Mr.Prospector ×Secretariat ×Swoon's Son。
クロスはMr.Prospector3D×4S、Hail to Reason4S×5D、Bold Ruler5D×5D。

母17歳時の産駒。7番仔。
リーチザクラウンを産んだ後、不受胎が続いたようだ。

母は持ち込み馬で、6戦1勝。未勝利勝ちはダート1800m。

祖母クラシッククラウンは米国産で、北米で14戦4勝。
2歳時にフリゼットS-G1(ダ8F)を制し、3歳時にガゼルH-G1(ダ9F)を勝ち、ベルデイムS-G1(ダ10F)で2着、など。
のちに繁殖牝馬として輸入。

半兄リーチザクラウン(父スペシャルウィーク)は、ダービー2着で重賞2勝。
半姉クラウンプリンセス(父スペシャルウィーク)は、オープン2勝など7勝を挙げた。


父ゼンノロブロイはリーディング上位の種牡馬の1頭だが、産駒にはスピードや瞬発力がやや足りない面が見られる。
その代わりに、スタミナや持続力が優れている。

ゼンノロブロイはほぼ米血の配合馬なので、母から欧州血脈を積極的に取り入れてバランスを取りたい。

父ゼンノロブロイの母の部分にはダート血脈が入っているので、そこと呼応するような血を母が内包している場合には、距離適性が短くなったり、ダート寄りになったりすることが考えられる。

本馬の場合には、母もほぼ米血から構成されているので、ダート向きの可能性も考えられる。


一方で、Mr.Prospectorをクロスする場合には、距離適性が延びて、しかも芝向きになる傾向が知られている。
特に牡馬でその傾向が顕著で、自分の出資愛馬だったキッスアフィニティ牡もそうだったと思う。

本馬は牝だから、果たして・・・。

母がほぼ米血だと言っても、ボルキロとミスプロとラトロがほとんどだから、サンデーと上手く結び付けば芝をこなす可能性がある。

芝向きの柔らかさを見せるかもしれない。
Northern Dancerを内包しないのも特徴。



キッスアフィニティ牡、デクレアビクトリー牡2と出資してきたように、ゼンノロブロイは嫌いではない。

しかし、よく解らないところがある。
現役時代は、あの血統で芝で活躍する理由が分からなかった。

自分は芝の中長距離路線が好きだから、ゼンノロブロイ産駒に出資するならば、牡馬で芝長距離で走れる馬を選びたい気持ちがある。
(デクレアビクトリーはダートかもしれないが。)

馬体写真を見ると、胴が長い。
腹回りがやや貧弱に映るのだが、スッキリした馬体で芝の長めの距離に対応しそうに見える。
それが出来るくらいの筋肉量はあるかな。牝馬だし。

母が高齢時の産駒で、それなりのリスクがあるだろうが、この1口金額ならば、未勝利で登録抹消でも損失は限定的。

気になるのは、芝で走れなかった時にダートで潰しが利くか?
馬体派の方のブログなどを参考にしたい。

シルクHC2015年度第3回追加募集馬~70バイラオーラの14牝

2016-06-28 12:50:00 | 2014年産出資馬検討
シルクの2015年度第3回追加募集馬が発表された。

一口馬主として3年目を迎えた素人だが、自分のスタンスで個人的な見解を書いて、出資検討をする。

1口金額の手頃さから興味を持ったが、時間的余裕が無いので、出来るだけあっさりと行きたい。

と思ったが、上手くまとまらなかった。

◇◇◇
バイラオーラの14牝2
父ルーラーシップ
母父トワイニング
1口2.8万円/総額1400万円
関東・勢司和浩厩舎予定

<測尺>
体 高:157.0cm
胸 囲:184.0cm
管 囲:20.0cm
馬体重:464kg


配合の累代は、ルーラーシップ×トワイニング×サンデーサイレンス ×Nureyev ×Big Spruce。
クロスはMr.Prospector4S×4D、Nureyev4D×5S、Northern Dancer5S×5D。

母8歳時の産駒。2番仔。

母はキャロットCの所属馬で24戦4勝。
新馬勝ちが芝1200m、500万下の2勝がダート1200m、1000万下特別勝ちが芝1000m。

祖母バイラリーナと言えば、ユニオン所属で、スイートピーSを勝ってオークス・秋華賞に出走した。


父ルーラーシップは新種牡馬。
既にイブキ牡が東京芝1800mの新馬戦を勝っている。

キングカメハメハ直仔でサンデーを内包しないことから、配合の受け口は広い。
ただし、 母父トニービンなので、完成が遅かったり、産駒の適性が芝中距離に偏ったりするかもしれない。


まず、母母父サンデーサイレンスは良い。この血は入れたい。

次に、母父トワイニングだが、母方からスピードを入れることは1つの方向として間違っていないと思う。
気になるのは同系配合だということ。

自分は血統派で配合派でないから、同系配合についてよく解らずに避けたいと思っているだけだが。

また、父トワイニングと言えば、ノンコノユメ牡4。
ダート向きのパワーも内包している。


そして、曾祖母の父がNureyevだから、そのクロスが生じている。
Nureyevの母Specialはナスペリオン血脈。

これによって、父が持つHornbeam≒パロクサイドのニアリークロスが、ナスペリオンのクロスとして継続されることになる。

加えて、母父トワイニングの父フォーティナイナーの曾祖母もナスペリオン血脈だったりする。
はっきり言って、やり過ぎな気がするが・・。

まあ、これならば Nashua≒Nantallahのニアリークロスによるパワー増幅の方の影響は少なそうだ。


父ルーラーシップは、Northern Dancerを5代内に3本、合計で4本持っていて、少し過剰だから、母はNorthern Dancerのクロスを持たない方が望ましい。
これを満たしている。

また、母は5代までにクロスを持たないから、父ルーラーシップを受け止められるし、父母間で複数のクロスを作ることも問題無いと思う。

母父トワイニングの母Courtly Dee は名繁殖牝馬として知られている。
ちょっと代が近いところに入っているからズレているが、父内のBusandaで合わせてはいる。



自分はジャングルポケットが好きで、トニービンもNureyevも好きだ。
だから、血統的に興味を持つ。

それが手頃な1口金額だから、失敗を覚悟で手を出したくなる。

この時期の募集で、この1口金額だから、未勝利で登録抹消になったとしても、4万円か、それ以下の損失で済むはず。

もう1頭増やしたい場合には良いかもしれない。
自分の場合には出資し過ぎているが、山には枯れ木ばかりかもしれないからなぁ。