始めたよ!一口馬主~チーム・ノーマンの挑戦~

競馬と少し距離を置いていたが、一口馬主を始めて、資金力が無いのに入れ込んでいるノーマンが書く備忘録

シルク勝ち上がり馬・13年産その2~アストラエンブレム牡

2015-08-04 16:00:00 | シルク勝ち上がり馬
以前にブラックエンブレムの13について書いたエントリー
シルクHC募集予定馬(20)~7ブラックエンブレムの13牡
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8/2(日)の新潟1R2歳未勝利・混(芝1600m)を、シルクHCのアストラエンブレムが勝った。
2戦目での勝ち上がり。

アストラエンブレム牡
1口10万円/総額5000万円
関東・小島茂之厩舎
父ダイワメジャー
母ブラックエンブレム
母父ウォーエンブレム

配合の累代は、ダイワメジャー×ウォーエンブレム×ヘクタープロテクター×Vaguely Noble×Sir Ivor。
クロスはMr.Prospector4D×5D。

母8歳時の産駒。母は秋華賞馬。

半兄ブライトエンブレム(父ネオユニヴァース)は札幌2歳Sを勝ち、弥生賞2着、皐月賞4着。

半兄テスタメント(父ディープインパクト)は3勝。1000万下を勝っている。

ブラックエンブレムの14の検討記事で書いたが、自分の中では、ブラックエンブレムの仔は走る!ということで良いんじゃないか、と思っている。
もうブラックエンブレムの仔に出資する機会がないかもしれないので、ちょっと投げやりだが。

気性が気になるとか、母母父ヘクタープロテクターによるスケールダウンの懸念が・・・とか、細かいことを書いたところで走るものは走る!


母ブラックエンブレムにはサンデー系ならば何を合わせても結構ハマりそうで、父がネオユニヴァースからダイワメジャーに代わったが、配合のアウトラインはあまり変わらない印象。
距離適性はマイル辺りまでで、皐月賞路線に行ったらどこまでやれるか?という気持ちはある。

1口金額に見合うだけ走るかどうかは、自分には解らない。
ただ、勝ち上がりの時期が早いし、ダイワメジャー産駒なので2歳から3歳前半で稼げそう。
また、持続的に成長していく可能性はあるので、古馬になってマイル路線で活躍するかもしれない。


ダイワメジャー産駒の配合のポイントは、Drone的組み合わせ(ナスキロ+Tom Fool)とPretty Polly血脈を持っていることだが、ポイントを満たしていると言っていい。

父ダイワメジャーに似て硬めの体質に出るかもしれないとか、ダイワメジャー産駒から大物がなかなか出ないとかの不安材料を挙げれば挙げられたが、結局自分も出資の申し込みをしたように、走る可能性を感じている。
あとはどこまで行けるかだろう。

シルク勝ち上がり馬・13年産その1~シャクンタラー牝

2015-07-12 23:30:00 | シルク勝ち上がり馬
以前にムガールの13について書いたエントリー
シルクHC募集予定馬(29)~18ムガールの13牝
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7/5(日)の福島5R2歳新馬(芝1800m)を、シルクHCのシャクンタラーが勝った。

シャクンタラー牝
1口3.2万円/総額1600万円
関東・鹿戸雄一厩舎
父ゼンノロブロイ
母ムガール
母父Silver Hawk

配合の累代は、ゼンノロブロイ×Silver Hawk×Mr.Prospector×Sadler's Wells×Bold Ruler。
クロスはMr.Prospector3D×4S、Hail to Reason4S×4D、Nashua5D×5D。
母12歳時の産駒。

母はロベルト系×Mr.Prospector×Sadler's Wellsなので、Nashua≒Nantallahのニアリークロスで、パワーを増幅している。
父ゼンノロブロイもMr.Prospectorを内包していて、Nashua≒Nantallahのニアリークロスを継続している。

ダート黄金配合の3要素(Roberto・Mr.Prospector・Nureyevの代わりのSpecial血脈)を揃えているので、ダート向きでもおかしくないのだが。

全兄がノーステア。5勝を挙げて、東京芝2300mで1勝、東京芝2400mで4勝。
Mr.Prospectorをクロスするゼンノロブロイ牡馬は距離をこなすことが多い。

ゼンノロブロイの母父マイニングの母に入る米血に触れていない配合だから、ダート向きに成らずに芝長距離向きに成ったと考えられる。
そして、シャクンタラーは牝馬なので、適性距離のレンジが中距離方向にシフトするかもしれなかった。

時計勝負になると厳しいと思うが、レース振りに余裕があったので、今後が楽しみなのでは。
マイルに対応できるかは、自分のレベルでは解らない。マイルよりは少し長めの距離が良いと思うが、マイルに対応してしまう可能性はある。

シルク勝ち上がり馬・12年産その22~クラシックエース牡

2015-07-12 22:55:00 | シルク勝ち上がり馬
以前にネオクラシックの12について書いたエントリー
残口あり牡馬(シルクその4)
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6/28(日)の函館4R3歳未勝利・混(芝2600m)をシルクHCのクラシックエースが勝った。

クラシックエース牡
1口4万円/500口
関東・木村哲也厩舎
父ハービンジャー
母ネオクラシック
母父サンデーサイレンス

配合の累代は、ハービンジャー×サンデー×Sadler's Wells×イングリッシュプリンス。
クロスはNorthern Dancer4D×5S×5S。
バレークイーンの牝系。

勝つならこういう条件なんだろうなぁという感じ。
ハービンジャーの初年度産駒で分からない部分があったが、この血統、この配合ならば、こうだろうかと。

まず、ハービンジャーの牡馬からは中長距離馬が出てくるはずと思っていた。少し晩成気味の。
欧州血脈の底力を備えた、古馬になって成長する中長距離馬。

母からスピードを強く補強すれば、違うタイプになるだろうし、牝馬なら距離適性は短めになることが考えられるが。

祖母バレークイーンからは中長距離に強い大物が出ているし、Sadler's Wells×イングリッシュプリンス×Val de Loirという配合で、重厚な欧州血脈だから日本の馬場ではスピード不足の可能性が高い。

母父にサンデーを配しているものの、スピードが伝わっていなければ、洋芝の長距離戦で勝つしかない。
そういった意味で、厩舎はきっちりとレース選択したのではないか。


昨年の8月頃、この馬を興味を持って見ていた。
というのは、東サラでフサイチミニヨン13牡(父ジャングルポケット)に出資する予定だったからだ。

フサイチミニヨンはネオクラシックの1つ上の全姉。
本馬クラシックエースの半兄に2頭のジャンポケ産駒がいて、ジャンバルジャンは3勝、クラシックセンスは2勝した。
それらは、フサイチミニヨン13と同血にあたる。

ネオクラシックが2勝に対して、フサイチミニヨンは未勝利だが、何とか勝ち上がれるのでは?という気持ちで出資を予定していた。
そして、同牝系の本馬の動向を気にしていた。


ハービンジャー産駒の全体像が明らかになっていないが、古馬になって力を発揮する馬が出てくると思っている。
なので、2歳戦で勝ち上がりが多かったのが、自分としては意外だった。

本馬に関しては、長距離向きでこれから完成してくるのでは。
基礎的なスピード能力がどのくらいあるかが、今後問われるだろう。


出資馬のレッド Red Bartok バルトーク(フサイチミニヨン13)も、どのくらいのスピードを受け継いでいるかが問題になる。

シルク勝ち上がり馬・12年産その21~キッスアフィニティ牡

2015-05-30 23:59:00 | シルク勝ち上がり馬
5/23(土)の新潟6R3歳未勝利(芝2200m)をシルクHCのキッスアフィニティが勝った。

キッスアフィニティ牡
1口7万円/500口
関東・久保田貴士厩舎
父ゼンノロブロイ
母キッスパシオン
母父ジェイドロバリー

配合の累代は、ゼンノロブロイ×ジェイドロバリー×Lyphard×Riva Ridge。
クロスはMr.Prospector3D×4S、Northern Dancer4D×5D。

母19歳時の産駒。12年産の出資では母年齢を気にしていなかった。
母キッスパシオンは3勝、淀屋橋S(芝1200m)、大雪H(ダ1700m)、札幌3歳S-JPN32着。勝ち距離は1000m~1700m。

自分は、母の現役時代を何となく知っている。少なくとも名前を覚えている。

半姉アドマイヤキッス(父サンデーサイレンス)は活躍馬。桜花賞2着、オークス4着、秋華賞4着。チューリップ賞とローズSを勝った、世代の中では上位の牝馬だった。

半兄パッションダンス(父ディープインパクト)は新潟大賞典-G3勝ち。

母の名前を知っていて、上に活躍馬がいるということで、募集締切が迫って、思わず出資してしまった感があった。
なので、勝ち上がってホッとしている。

配合的には以前に書いたが、ゼンノロブロイ牡馬でMr.Prospectorのクロスを持つ場合には長距離をこなす傾向がある。

ここは個人的にポイントだった。実際にそういう馬になりそう。
自分としてはローカルの芝2600mを走っている姿を想定した。

下級条件でも良いから、長く競走生活を送ってくれたら嬉しい。
もちろん、もっと上のクラスまで行ってくれたら、もっと嬉しい。

長距離をこなせて、1000万下条件で勝ち負けになれば、場合によっては格上挑戦で長距離重賞に出走することもあるかもしれない。
それはちょっと期待している。1000万下まで上がりたいね。

ゼンノロブロイ産駒の配合~キッスアフィニティ(1)
ゼンノロブロイ産駒の配合~キッスアフィニティ(2)

シルク勝ち上がり馬・12年産その20~コートオブアームズ牡

2015-05-29 18:00:00 | シルク勝ち上がり馬
5/16(土)の新潟5R3歳未勝利(芝2000m)をシルクHCのコートオブアームズが勝った。

コートオブアームズ牡
1口14万円/500口
関西・矢作芳人厩舎
父ディープインパクト
母アーマイン
母父Exchange Rate

配合の累代は、ディープ×Exchange Rate×Thirty Six Red×Wajima。
クロスはNorthern Dancer4D×5S。

母9歳時の産駒。
母アーマインは米国産で、米5勝。勝ち距離は8.5F~9F。
アップル ブラッサムH-G1(D8.5F)、フォールズ シティH-G2(D9F)、ケンタッキー オークス-G12着、など。

競走成績の良い牝馬とディープの組み合わせなので、未勝利勝ちで満足できるはずはない。1口金額が高いし。

自分がパンフレットを取り寄せた時点で満口になっていたかは、はっきりとした記憶はない。
満口になっていなかったような気もするが、そうだとしても高過ぎて検討対象外だったのだろう。

母父Exchange RateがNorthern Dancerのクロスを内包しているが、母母がNorthern Dancerを持たないために、「1/4サンデー、3/4Northern Dancer」の配合型式になっていない。
だからと言って走らない訳ではなくて、本馬にNorthern Dancerのクロスがある点は好感が持てる。

母がボルキロ血脈を内包しているので、緩い懸念がある。
ということは、完成するのはまだ先なんだろう。

完成した時にどのくらいの能力を見せるかは分からないが、1口金額を見てしまうと、個人的にはそこまでの魅力を感じない。
あくまでも個人的な感覚。母にもっと欧州血脈が入っていた方が好み。

また、ディープ産駒でSeattle Slewを持つ活躍馬が少ないように感じている。これも個人的な感覚。データを調べていないから、間違えているかもしれない。
GI馬も出ている。でも、個人的にはもっと合うように思っていた。

少なくともこれから成長して完成するはず。どこまで行けるかだなぁ。