始めたよ!一口馬主~チーム・ノーマンの挑戦~

競馬と少し距離を置いていたが、一口馬主を始めて、資金力が無いのに入れ込んでいるノーマンが書く備忘録

2015年シルクHC募集予定馬(61)~31ターシャズスターの14牝

2015-11-29 23:20:00 | 2014年産出資馬検討
ターシャズスターの14牝
1口6万円/総額3000万円
関東・斎藤誠厩舎予定
父Malibu Moon
母父Spanish Steps

配合の累代は、Malibu Moon×Spanish Steps×Relaunch×Temperence Hill×Raise a Native。
クロスはMr.Prospector3S×5D、Raise a Native4S×5D。

母8歳時の産駒。4番仔。
母は米国産。北米で5戦1勝。勝ち距離は5.5F。

半姉エスメラルディーナは外国産馬で、国内9戦3勝・韓国1戦1勝。
2歳11月に新馬勝ち(ダ1600m)。2、3戦目は芝。ジュニアC-OP(芝1600m)を勝ち、フィリーズR-GII(芝1400m)で3着。
その後ダートに戻って、関東オークス(ダ2100m)を勝った。

個人的には、ダート牝馬でこの1口金額では出資できないと思って、ほぼ検討外に置いていた。


父Malibu Moonは2歳時2戦1勝の成績ながら、G1馬を輩出して北米サイアーのランキングで上位に名を連ねた。
既に18歳になるが、種付け料は95000ドル(2014、15年)の人気種牡馬。

父の産駒は仕上がりの早さとスピードが武器らしく、日本の芝で通用するかが出資のポイントになるだろう。


母父Spanish Stepsは不出走。血統表に見覚えがあったが、Unbridled's Songの全弟。

母は米血主体だが、Unbridled-Spanish Stepsの流れでは欧州血脈を取り込んでいる。
それが奥深さを与えると考えられて、芝に対応する可能性がある。

実際、半姉エスメラルディーナは3歳春には芝で良績を残した。

母父がUnbridled's Songだったら、信頼性は増すだろう。
Spanish Steps産駒からもG1馬は出ているようだが。

母ターシャズスターはIn Reality3D×5S、Raise a Native4D×5Sで、奇しくもSpanish Stepsの血脈を強調している。

祖母はWar Relic5S×5Sで、5代アウトに近いのは良いかな。


本馬はダート向きだろう。
芝をこなす可能性が少しあるかもしれない。

距離はマイル辺りだろうか。
父の父がA.P.Indyだから、ある程度距離をこなす可能性がありそうだが、A.P.Indy内のボルキロ血脈を活かせていないような気がする。
その分、スピード寄りになるかもしれない。

Mr.Prospectorのクロスに、Raise a Pennyがニアリーで、パワー血脈が絡むから、適性距離が短めになる可能性がある?
ただ、母父Spanish Steps内の欧州血脈が効けば・・。
判断が難しい。



あくまでも個人的な見解。
狂蹄さんのコメントに答えて、書いていなかった募集馬に対する見解を書いてみた。

持ち込み馬は難しい。はっきりしたことは走ってみないと分からない。

馬体はどうなんだろう?
自分はダート向きと思った。血統からの印象との食い違いは無さそうだが。

馬体が見れる方が見たら違うかな。

[PO馬]京都2歳Sでアドマイヤエイカン3着・ロライマ6着(15/11/29)

2015-11-29 19:05:00 | 2015-2016私的PO馬
アドマイヤエイカン牡
  父ハーツクライ
  母ペルヴィアンリリー
  母父フレンチデピュティ

11/28(土) 京都11R 京都2歳S-GIII(芝2000m)
3着(1番人気)


ロライマ牡
  父キングカメハメハ
  母ミルフィオリ
  母父サンデーサイレンス

11/28(土) 京都11R 京都2歳S-GIII(芝2000m)
6着(2番人気)



京都2歳SでPO馬2頭が激突したが、結果は想定内。
楽観的な予想では、アドマイヤエイカンが2着で、ロライマが入着だった。

アドマイヤエイカンはナスペリオンを押さえていないので、奥の深さを感じない。
だから、札幌2歳Sを勝ったことが驚きで、思ったよりも強かった。そして、結構走る。
前を捕らえられなかったが、個人的には悪くない内容に思った。

ロライマは器用ではないだろう。だから、コーナーを回ってからが勝負で、それなりに脚を伸ばしていた。
出遅れはレースに影響していないと思う。
元々、勝ち上がりプラスアルファの期待で、頑張ったと思う。
遅生まれだから、成長に期待じゃないかな。



PO馬は気楽だ。真剣味が足りないかもしれない。
だから、得られる経験値はわずかなんだろう。

やはり、出資馬から走る馬を出さないと。
で、どうやって走る馬を選ぶかだ。

一口馬主としての経験を、新たなる出資に活かせているかというと疑問。
今は、数と運しかないかな。

一口馬主雑感~追加出資は・・(15/11/29)

2015-11-29 18:00:00 | 競馬・一口馬主
PO馬ロライマに関する情報を調べていると、同厩の僚馬スマートオーディンの能力の高さが噂されていた。
そして、PO馬プロディガルサンを破って東スポ杯2歳Sを制した。

どうしても、スマートオーディンの父ダノンシャンティに目が行く。
ダノンシャンティの母は欧州血脈が主体だから、少し注目していた。

今年の2歳が初年度産駒で、これだけの成績を挙げれば、種牡馬としての可能性を感じる。

◇◇
個人的には、新種牡馬の産駒には出資しにくい。

と言いながら、14年産では、新種牡馬のルーラーシップやディープブリランテの産駒に出資している。
それは、芝の中(長)距離〔好きなカテゴリー〕で走れる可能性が高いからだ。

もちろんそれだけじゃなくて、ルーラーシップはトニービン〔好きな血脈〕を内包していること、ディープブリランテはディープ直仔というのが大きい。

まあ、一言で言えば、可能性を信じるからだ。


対して、それ以外の種牡馬は、産駒がデビューして、自分なりに可能性を感じてから出資を考えたい。

14年産の出資馬の父キンシャサノキセキがそうだし、12年産のエレディータの父スニッツェルはシャトル種牡馬だが、産駒の成績を見て、少し可能性を感じた。

また、ハービンジャーも産駒が芝の中長距離でそれなりに走れそうで、1口金額と配合によっては出資したいと思っている。まだ、金額が高い気がしているが。

◇◇
種牡馬ダノンシャンティに可能性を感じたので、シルクで募集しているアンティフォナの14牡を検討し直すことにした。

母アンティフォナは米血主体で、可能性を感じる血脈(Unbridled's Song-UnbridledやStorm Cat)を内包している。
ただ、Nasrullahが多すぎる気がしたし、いろいろな血脈を含み過ぎていて、父の良さを引き出せるのか、上手くまとまるのかが気になった。

そんなことを考えていると、キッスアフィニティの引退が決まって、その穴を埋める、芝の中長距離を走りそうな血統の馬に関心が移った。

また、ノルマンディーでジャングルポケットの牡馬が追加募集された。


先日、シルクの11月分の引き落としがあったはずで、金額を考えると追加出資は慎重にすべき。
そう言いながら、坂路調教を見たら出資したくなるはずだから、気持ちは抑え気味に。

チーム・ノーマンの戦績のまとめ(2015年11月終了時)

2015-11-29 17:40:00 | 競馬・一口馬主
1日早いが、まとめておく。

◇◇◇
チーム・ノーマン 2年目

計17戦1勝[1―2―0―2―2―5―5]
勝率5.9%

◇◇
11.21 アルジャンテ   1着
11.07 キッスアフィニティ7着
10.31 ジスターキ    7着
10.25 アルジャンテ   4着
10.17 キッスアフィニティ11着
09.20 ジスターキ    6着
08.23 キッスアフィニティ4着
08.09 グレンツェント  5着
08.08 エレディータ   2着
08.02 ジェイポップ   9着
07.25 キッスアフィニティ2着
07.19 ダンシングアヘッド14着
07.18 ジェイポップ   5着
07.04 ペルセヴェランテ 12着
06.21 エレディータ   7着
06.20 ジェイポップ   8着
06.06 コンフェッシオン 13着


今年度初勝利!アルジャンテ、ありがとう!!

初勝利を喜びたい!
が、冷静に考えると、6月から数えて半年が経過してしまった。

その間に1勝のみ。う~ん。。。
それもようやく挙げた1勝だけ。


原因は出資馬が順調さを欠いているから。それによって、レースの出走が(想定よりも)少ない。

出走数が増えたからといって、それに比例して勝利数が増えるとは限らない。
そんな単純ではないことは解るが、それでもある程度の相関はあるはず。


2歳馬は10頭に出資したが、デビューしたのは3頭だけ。
そして、出走したレースが5。

やはり少ないと思う。
10、11月でもう何頭かデビューするぐらいを想定していたから。

まあ、途中から、順調にデビューを迎えそうな馬が少ないことが分かっていたが。


3歳牡馬のキッスアフィニティが引退してしまった。
自分の好きな、芝の中長距離路線で競走生活を送って行きそうな馬で、かなり楽しみにしていた。

下級条件であっても、長く現役を続けて欲しいと思っていた。残念でならない。

キッスアフィニティの穴を埋めるべく、芝の中長距離を走りそうな血統の馬を検討しているが、現時点では、距離適性を気にせずに、勝ち上がれる馬を選べるようになるのが優先かな。


今年の出資馬の出走が終わってしまったかも・・と懸念があったが、順調ならばピュアウィッシーズ牝がデビューしそう。

繁殖としての期待があると思うので、大事に使われるだろう。
間隔を開けて使いつつ、勝ち上がりを狙えれば。

年明けにはレッドイグニス牡のデビューがあるかもしれない。
東サラのもう2頭も春にはデビューしているかも。

シルクのあと3頭は・・・。夏ぐらいかなぁ。。。





◇◇◇
チーム・ノーマン 通算

計48戦4勝[4―5―1―2―3―10―23]
勝率8.3%

◇◇
ペルセヴェランテ牡3
  5戦2勝[2―1―0―0―0―1―1]

グレンツェント牡2
  1戦0勝[0―0―0―0―1―0―0]

ジスターキ牝2
  2戦0勝[0―0―0―0―0―2―0]

アルジャンテ牝2
  2戦1勝[1―0―0―1―0―0―0]

[登録抹消]
コンフェッシオン牝3
  7戦0勝[0―0―0―0―0―1―6]
  うち、競走中止1

ダンシングアヘッド牡3
  2戦0勝[0―0―0―0―0―0―2]

エレディータ牝3
  12戦0勝[0―2―1―0―1―3―5]

ジェイポップ牡3
  10戦0勝[0―0―0―0―1―2―7]

キッスアフィニティ牡3
  7戦1勝[1―2―0―1―0―1―2]

[シルク]出資2歳馬6頭の近況(15/11/27分)

2015-11-29 09:15:00 | 2013年産出資馬
アル Argente ジャンテ牝2[シルク]
父ディープインパクト母ナイキフェイバー

27日(金)に福島県・NF天栄へ放牧に出ている。


◇◇◇
グレン Glanzend ツェント牡2[シルク]
父ネオユニヴァース母ボシンシェ

福島県・NF天栄在厩

周回コースで軽めのキャンターと、週2回は坂路コースで14-13、週1回は14-14

天栄担当者「その後も体調は安定し、坂路コースで進めています。
動きも良化してきました。徐々に重さも取れ、熱発前の動きに戻ってきています。
年内には帰厩できるようにしたいですね。」
馬体重470kg


中山でのレース振りを見たいので、年内に帰厩して、年明けに出走できたら嬉しい。

だが、寒い時期で、体調を崩したり、故障したりということが起こりやすいと思うので、順調を願う。


◇◇◇
ジス Destaque ターキ牝2[シルク]
父ステイゴールド母シーズライクリオ

福島県・NF天栄在厩

周回コースで軽めのキャンターと週2回は坂路コースで17-17

天栄担当者「左前球節は安定してきているので、今週から坂路コースにも入れています。
もう大丈夫だと思いますが、今後も十分注意しながら進めていきます。
競馬は年明けになるでしょうか。」
馬体重464kg


年明けに出走できたら良い。東京コースよりは中山だろう。

個人的には勝ち上がる力があると思っているが、レースで結果を残せていない。

メンバーに恵まれてでも、展開に恵まれてでもいいから、入着以上の結果を出して欲しい。

レース振りやコメントなどから、ステゴ牝馬の難しさはあまり感じないが、実際はどうなのだろう。


◇◇◇
アペ Apelila リラ牝2[シルク]
父キングカメハメハ母ジェイズミラクル

北海道・NF空港在厩

担当者「引き続きトレッドミルで調整していましたが、またトモの歩様が一息になってきたので、一旦ウォーキングマシンの運動に切り替えています。
両トモの深管を気にしているのと、筋肉痛がまた出てきたようですので、ショックウェーブ治療を行いました。
なかなかスムーズに進まず歯痒いですが、不安のある状況で進めるのは良くないので、今後も状態を良く確認しながら無理せず調整していきます。」


これまで書いてきたように、2歳馬の中で1番心配しているが、本当に体質が弱い。

自分の中ではある程度覚悟していて、デビューまで行ければ喜びたい。


◇◇◇
ショット Shotgunning ガンニング牡2[シルク]
父サウスヴィグラス母ストーリーテリング

北海道・NF空港在厩

週3回坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間も同じメニューを順調に乗り込んでいます。
脚元も落ち着いていますし、そろそろハロン15秒までペースアップしたいと思いますが、引き続き骨瘤の状態には気を付けながらメニューを組んでいきます。
馬体重563kgです。」


ペースを上げると骨瘤が出てくるからなぁ。
出なくなるまで根気強く待つしかない。

デビューしたら、ポンと勝ち上がるくらいの力があれば・・。

この馬なんかは、3歳9月までに勝ち上がれなかったら、地方から中央再転入を目指して欲しいけど。
もちろん、それなりの能力があることが前提だけど。

シルクも頭数が増えてきて、ファンド維持で地方から・・というのは、かなり限定される気がする。


◇◇◇
エリ Erytheia テュイア牝2[シルク]
父ヴァーミリアン母リオエワン

北海道・NF早来在厩

担当者「この中間もトレッドミルでの運動を行っています。
馬体重483kgと少し減っているものの、まだ腹回りを見てもボテッとしていますし、今後運動量を増やしながら絞っていければと思っています。
トレッドミルを始めてからここまで脚元の経過は順調です。」


経過が順調なら良い。

デビューまで漕ぎ着けたとして、何戦も出来ないから、ダート短距離のスピードがあるかどうかだろう。

いろいろ試す時間的な余裕が無いから、ダート短距離の適性があることを願う。



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出資馬に関する情報はシルクHCのホームページからの転載で、許可を頂いています。