始めたよ!一口馬主~チーム・ノーマンの挑戦~

競馬と少し距離を置いていたが、一口馬主を始めて、資金力が無いのに入れ込んでいるノーマンが書く備忘録

ジャングルポケットの種牡馬成績(2015年)

2015-12-31 22:40:00 | 競馬・一口馬主
JRA 2015年度リーディングサイヤー(サラ系全馬)

12位 ジャングルポケット

勝馬頭数/出走頭数
  39/179
 勝利数/出走回数
  52/753
E・I:1.03

◇◇◇◇◇◇◇◇
JRA 2014年度リーディングサイヤー(サラ系全馬)

16位 ジャングルポケット

勝馬頭数/出走頭数
  32/190
 勝利数/出走回数
  43/890
E・I:0.80
◇◇◇◇◇◇◇◇

昨年に比べて、成績が改善した。
2歳のランキングで7位なのは、驚きだ(昨年33位)。

今年は種付け料の下落のおかげか、種付け頭数が増えた(80頭のはず)。

晩年に入って来ている種牡馬だが、80万円の種付け料でそれなりの大物が夢見られるならば、需要があるかな。


ニックスと言われるのはサンデーサイレンス牝馬だが、サンデー牝馬も高齢になっているから、苦しい。

昨年、「可能な限り、年1頭、ジャンポケ産駒に出資し続けていくつもりでいる」と書いている。

一口馬主を始めた目的がジャンポケ産駒に出資することで、3年続けたら見直すつもりで始めたから、14年産でも出資したい気持ちがある。

ジャンポケ産駒に出資できるのはあと何年か解らない。
ジャンポケ産駒に関しては、出資しなくて後悔をしたくないんだよなぁ。

キンシャサノキセキ産駒の出資馬2頭の配合について(15/12/31)

2015-12-31 21:10:00 | 2014年産出資馬
出資馬の配合については1頭1頭書くのだけど、14年産馬に関してはあまり書けていない。

昨日、フジキセキの配合(のポイント)について書いたので、フジキセキの孫にあたるキンシャサノキセキ産駒2頭の配合に関して、少しだけ書いておく。

キンシャサノキセキは、父も母も自身も5代アウトな配合馬だけに、産駒の母が強いクロスを持つ方が良いようだ。
現状を見ると、短距離向きのパワーを伝える繁殖牝馬で結果が出ている。

フジキセキの配合のポイントとなる血脈は、父父Haloと曾祖母Millicent、母母父In Reality、母父Le Fabuleux辺り。

Millicentはナスキロ血脈(NasrullahとPrincequilloの組み合わせ)であり、ナスペリオン血脈(NasrullahとHyperionの組み合わせ)。

血統屋の望田潤氏によると、「フジキセキの孫で芝向きの配合を意識するならば、Marston's MillのWar Relic≒Eight Thirtyよりも、Millicentのナスキロやナスペリオン」を上手く使う方が良いようだ。
(フジキセキの祖母Marston's Mill=In Reality+Millicent)


◇◇◇
シーズライクリオの14牡1[シルク]
父キンシャサノキセキ
母父Boundary

配合の累代は、キンシャサノキセキ×Boundary×Mr.Leader×Sailor×Turn-to。
クロスはNorthern Dancer4D×5S、Hail to Reason4D×5S、Turn-to5S×5D×5D。

母シーズライクリオはTurn-to4D×4Dだから、キンシャサノキセキの相手として条件を満たすかな。
短距離向きのパワーもあるはず。

というのも、Eight ThirtyとSpeed Boatを内包しているからだ。
そのため、War Relic≒Eight Thirty≒Speed Boatとなって、Marston's Millと脈絡してパワーを引き出すだろう。

ナスキロっぽい血脈が1本あるが、芝・ダート兼用の短距離馬だろうか。
そうすると、馬体のパワーアップが必要となる。


◇◇◇
サンスプリングの14牝1[シルク]
父キンシャサノキセキ
母父サザンヘイロー

配合の累代は、キンシャサノキセキ×サザンヘイロー×More Light×Tudor Melody×プリメラ。
クロスはHalo3D×4S、Northern Dancer4D×5S。

少し前に書いたが、こちらはサンデーとサザンヘイローによるHaloのクロスが生じている。
ただ、少し近すぎる。もう少し代を経ていたかった。

母サンスプリングはAlmahmoud4S×5S、Persian Gulf5D×5Dだから、もう少し強いクロスが欲しかったかな。

ナスペリオン血脈のHornbeamを内包しているが、埋もれてしまいそう。
HaloとHornbeamが上手く効けば面白いと思ったんだけど、血統表内の代がズレている。
サンスプリングが祖母になるように、Special血脈を持つ種牡馬を母父に挟みたい気がする。

馬体を見ると短距離馬だから、潜在的なスピードがあって早期にデビュー出来れば、ちょっと面白い存在になるかもしれない。
でも、上手く表現できていないが、配合や血脈のバランスが気になるんだよなぁ。

[PO馬]サトノダイヤモンド・プランスシャルマン・アドマイヤエイカンのレース結果(15/12/26・27分)

2015-12-31 19:30:00 | 2015-2016私的PO馬
今年のことは、今年のうちに。
これは、書いておかないといけない。

◇◇◇
サトノダイヤモンド牡
  父ディープインパクト
  母マルペンサ
  母父Orpen

12/26(土) 阪神7R 2歳500万下(芝2000m)
1着(1番人気)


中団からのレースで、追い出すと伸びて、直線で楽に他馬を交わして行ったように見えた。
どのくらい強いかはまだ判断できないが、次走が注目だ。


◇◇
プランスシャルマン牡
  父ジャングルポケット
  母カラフルトーク
  母父サンデーサイレンス

12/27(日) 中山9R ホープフルS-GII(芝2000m)
6着(5番人気)


アドマイヤエイカン牡
  父ハーツクライ
  母ペルヴィアンリリー
  母父フレンチデピュティ

12/27(日) 中山9R ホープフルS-GII(芝2000m)
5着(4番人気)


ともに妥当な結果かな。

プランスシャルマンは内で我慢して、直線で一瞬伸びそうな様子を見せたが、上位馬を上回る脚色は無かった。
展開の助けを借りて、上手く立ち回ることが出来れば・・。

アドマイヤエイカンは直線入り口で上位馬に置いて行かれた。坂上で伸びたが、追い上げて終わり。
上位を崩すには、先に動かないといけないか。



◇◇◇
気楽に選んだPO馬だが、予想以上の頑張りに、ちょっと驚いている。
ロライマの骨折による離脱は残念だったが。

ジャングルポケット牡馬2頭のシャドウアプローチとプランスシャルマンは、本当によく頑張ったんじゃないかな。


一口でもどんどん勝ち上がってくれると嬉しいのだが、馬自体の金額が違うから。
なんか全然違う次元で争っている感覚なんだよなぁ。

ブログ3年目(15/12/31)

2015-12-31 09:30:00 | 競馬・一口馬主
2年前の正月休みに、一口馬主を始めようとブログを始めたので、今日で3年目を迎えた。

一口馬主熱もだいぶ平熱に近くなってきた気がするが、まだまだ潜在的には残っているはず。

例えば、出資馬から走る馬が出現すれば、熱が戻ってくるだろう。


明け3歳馬で勝ち上がっているのは、アル Argente ジャンテ牝のみ。

順調で、出走できれば重賞挑戦が予定されているので、そこで好走すれば。
除外されたとしても、500万下を勝ち上がれば、熱が戻ってくるかも。

3歳春までに2勝を挙げることがかなり難しいのは解っている。
あれだけの素質を持っている(と評価している)ペルセ Perseverante ヴェランテ牡でも、出来なかった。

それでも、牝馬の方が可能性があるのでは?


重賞挑戦は1つの夢!
そして、クラシックのトライアル出走も1つの夢!

Perseveranteが勝ち上がった後に、1勝馬でスプリングSに挑戦できれば・・のように書いたことがある。

Argenteにも、桜花賞トライアルのアネモネSや、オークストライアルのフローラSやスイートピーSへの出走を夢見ている。

また、東サラのレッド Red Arcana アルカナ牝が順調にデビュー出来れば、2戦以内に勝ち上がって、何とかスイートピーS出走に間に合わないかな?と考えている。

とにかく、Argente と Red Arcana のディープ牝馬2頭には期待している。


ブログ3年目も、備忘録としての役割が強いが、時間が許す限り書いていきたい。

もう少し血統・配合の記事を書かないとなぁ。

フジキセキが死亡(15/12/30)

2015-12-30 20:20:00 | 競馬・一口馬主
昨日だったかな、フジキセキが亡くなったというニュースが流れた。
(追記:一昨日だった)

昨日まで仕事だったので、今日になって改めて噛みしめている。

フジキセキが走っていた時代は、競馬場に行っていた。
そんなに頻繁にではなかったが、あの世代の皐月賞の日に中山競馬場に居たのは、間違いない。

4戦4勝で引退してしまったのもあったのだろうが、血統(・配合)的に種牡馬としてのフジキセキに期待していた。

母父Le Fabuleuxの部分が欧州血脈で、牝系はMill Reefと同じ。
戦績も合わせて考えて、かなり奥の深い馬だろうと思っていた。

だから、産駒から2000~2400m辺りの活躍馬を送り出してくるだろうと考えていた。

結果としては、距離をこなす馬が少なくて、クラシックには無縁の状況が続いた。
最後にイスラボニータが皐月賞を勝ったのは嬉しかった。

◇◇
活躍した産駒達の配合のポイントを、血統屋の望田潤氏のブログを参考にして見ていく。

まずは、母母父In Reality。
Deputy Ministerとのダート黄金配合は、In RealityとDeputy Ministerのパワーが伝わった。

次は、母父Le Fabuleux。
Le FabuleuxにWordenを合わせることによって、フジキセキが伝えにくかったLe Fabuleuxらしさを引き出すことが出来た。

後は、父父Halo。
父サンデーサイレンスの中ではその部分だろう。基本的にはナスキロ血脈を合わせることで、スピードや機動力や柔らかさを伝えた。

また、曾祖母Millicentがナスキロ血脈。
そのために、スピードが優位に伝わったのか?

フジキセキ自体が米血の方が多い血統構成をしていて、前述したように欧州血脈Le Fabuleuxの部分は伝わりにくかったから、結果として米血のスピードが優位に伝わったと言えるかな。


望田潤氏は、曾祖母Millicentをナスキロ血脈としてだけでなく、ナスペリオン血脈(NasrullahとHyperionの組み合わせ)としても捉えている。

  ┌Nasrullah
 ┌○
┌○
Millicent
│┌Princequillo
└Milan Mill
 └△┌Hyperion
  └△

Millicentは、ナスキロ血脈Mill Reefの妹で3/4同血。
母がMill Reefを内包する産駒から活躍馬が出ていて、この場合、HaloとMillicentの両方と脈絡する。

一方で、Special血脈を持つ母からも活躍馬が出ていて、これはMillicentのナスペリオン血脈の側面によるものと考えられる。

望田潤氏は、「フジキセキの孫で芝向きの配合を意識するのならば、Millicentのナスキロやナスペリオンを意識したほうが上手くいくんじゃないかと思います」としている。


フジキセキの孫というと、1/8サンデーサイレンスということになる。

ということは、芝短距離の強い馬を出せるかもしれない。
その場合には、パワーを補給したいかな。

考えるのは、Northern Dancerの系統でSpecial血脈を内包するもの。
自分の好みで言うと、Nureyevだね。

芝中距離まで対応させようとすると、ナスキロ血脈を合わせたい。


今の産駒の傾向からすると、キンシャサノキセキ産駒で短距離を、ダノンシャンティ産駒でマイル~2000mを狙って出資したいかな。

14年産では、キンシャサノキセキ産駒で短距離を狙って、2頭出資した。
ただし、配合のポイントを外している(と自分では思っている)。

ダノンシャンティ産駒のアンティフォナの14は出資を見送ったが、どうなんだろう?

ナスキロ血脈も合わせているんだけど、短距離向きの印象で、出資したキンシャサノキセキ産駒と被ると判断した。
魅力的な血脈を母が抱えていて、興味を引かれた。