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東京オリンピック2020:そのときの自分を考える

2013年09月08日 | コンサルティング

2020年のオリンピックの開催地が東京に決まりました。派手な招致活動ではありませんでしたが、地に足の着いた地道な努力が実を結んだように思います。これから7年の間に解決すべき課題はいろいろありますが、明確な目標ができたことで前向きに取り組んでいくことができるでしょう。

さて、自分の歳に7を足すと2020年にはXX歳。ずいぶんと先のことのように思えます。逆に7を引いてみると2006年はついこの間のことのように思い出されます。

誰でも自分過去を考えると「あのときこうしておけばよかった」と思うことが少しは(いや、たくさん)あるはずです。しかし、時間は未来に向かって一方向にしか流れません。

「学ぶ」ことは、明日できることをより良くするため、今日の一部を使って「投資」することです。研修ではいつも言うのですが、会社の中には学ぶ機会がたくさんあるはずです。

上司や先輩だけではなく、他の部署の口うるさい課長、細かいことばかり言う取引先の担当者・・・心の中で「嫌なやつだ」と思って忘れてしまえばそれまでです。しかし「なるほど、そういう考えもあるのか」と思い留めておけばそれで十分「学び」になっています。

サラ・コールドウェル(Sarah Caldwell、1924年-2006年)は、アメリカの音楽家でオペラの指揮者、音楽監督として有名な人です。次の言葉は彼女によるものです。

”Learn everything you can, anytime you can, from anyone you can, there will always come a time when you will be grateful you did.”

”どんなことでも、いつでも、誰からでも出来る限り学びなさい。そのことに感謝する時がきっと来ます。”(訳:人材育成社)

サラ・コールドウェル没後7年目の今年、7年先の東京オリンピックのときに自分がどれだけ学べているのだろうと考えてみました。はたして「2013年の自分」に感謝できるだろうかと思うと、不安でもあり楽しみでもあります。

(人材育成社)

 


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