悠遊自適

団塊世代でいち早く世捨て人に・・・!
ゆったり遊び、何事にも心煩うことなく過ごす術の開発と
記録を綴る。

マラソンと梅の花・・・石山寺散策

2006年03月05日 18時51分50秒 | 滋賀散策
予想通りいい天気に誘われ、咲き始めたであろう梅の花を
求め数ある名所のうち源氏物語ゆかりの滋賀県石山寺に
行こうと思い立ち、京阪電車で向かう。


逢坂の関で有名な峠を越え大津市内に入ると、民家の軒下をかすめるように
ゆっくり進んで行き、浜大津駅に近づくと路面電車のように車道に埋まった
軌道を走って行く、のんびりと・・・・
浜大津駅で石山寺駅行きに乗り換え下車、そこから約1キロm位は歩いて行く
ことになる。

青空ではあるが若干予想よりは気温が低めに感じられる中、琵琶湖岸をテクテク
歩く。
道端にノボリが・・・毎日新聞・・・んっ!えっ!そうか琵琶湖マラソンか?
と気づく。

そういえば、2~3年ほど前にも石山寺の梅園でもと出かけたおり、やはり
琵琶湖マラソンに出くわしたことがある。
取り敢えず石山寺山門前までたどり着き、門前の土産物屋のおばさんに確認する
と間違いなく今日の開催ということで「1時頃の通過になるかなぁー」とのこと。
     (石山寺山門前)
  

石山寺拝観は中途半端な時間になるので山門前の喫茶店で時間をつぶし、
マラソンを応援してから拝観することにした。
時間前に沿道には多くの人が集まり応援体制に入ってきた。
毎日新聞の回し者から応援の旗を貰いランナーを待つ。
     (石山寺山門前の応援ギャラリー)
   

そのうち、お寺のお坊さんも沿道の料理旅館の従業員さんも・・・滋賀県人も
拝観に来た人々も応援の体制に入っている。
上空にはヘリコプターがホバーリングして、いよいよ公報車がきてパトカー
白バイと続き・・・先頭グループが大きな塊で、どっどっどっと通過していく。
(パチリ!)

応援の旗が打ち振られ、声援がとぶ・・・最後の選手まで見届け、この辺りが
15キロ程度とのことだが大きな距離の差がついていた・・・「がんばれー」


マラソン往路の応援を終え拝観に入る。
並んでさっき応援をしていたお坊さんと話をしながら境内に進む。
「梅の状況はどうですか?3分咲きぐらいですか?」と問うと、正直者の若い
お坊さん思わず「今年は寒いのか、まだ殆ど咲いていないんですよ・・・」んっ!
じゃー拝観やめようかなぁーと思ったけれど、まじめさに免じて入った。

境内に入るのは久しぶりで、前回来たときは本堂を手直ししていたっけ!
本堂脇に「紫式部人形をあしらった源氏の間」があり、ここで源氏物語の構想を
練ったとのこと・・・ふ~ん?
    (源氏の間・・・国宝)
   

3箇所の梅林を巡って、お坊さんは正しい!と確信。
本当に殆ど咲いていなかった。
やはり滋賀県は寒いんやなぁー・・・

ぐるっと境内を巡って山門を出たら、またまた先程のマラソンランナーが丁度
折り返して帰って来るところにぶち当たり、再度旗を貰って応援しながら駅に
向かう。
なんと、前の瀬田川には遊覧船がマラソンランナーの応援しながら運航して
何度も折り返ししていた。
   (応援する遊覧船)
  

レース結果は帰ってから知りましたが、この段階で2人がデッドヒートを繰り
ひろげていましたヨ!(距離は32キロ辺り)

まさかTVに映ってはないやろなぁ~。
今、ニュースで流れているけどやっぱ映ってないわぁー・・・残念!

のんびり春を感じる予定でしたが、梅の花には裏切られましたものの恒例の琵琶湖
マラソンに出くわした1日でした。

で、やっぱ琵琶湖には美味しそうな鴨やら水鳥がたくさんいましたょ・・・
1人くらいこれらを内緒で獲って食ってる奴おるやろナぁー・・・いないか!