悠遊自適

団塊世代でいち早く世捨て人に・・・!
ゆったり遊び、何事にも心煩うことなく過ごす術の開発と
記録を綴る。

滋賀 日野の里散策・・・

2008年04月20日 20時18分41秒 | 滋賀散策

   ”近江商人の銅像が日野小学校に建っている
      おなじみの天秤棒を持ち 合羽に菅笠(?)を背負って・・・
        小学校の銅像は二宮金次郎と決まってたが ここは昔から?”

薫風の中、滋賀 日野の里に遊んだ。
遠くは蒲生氏郷でなじみの蒲生家が治めた地で、近江商人の一角である日野商人発祥の地。
昔日の栄光を偲びながら、この小さな町をトコトコ散策して来た。

JR近江八幡駅から近江鉄道に乗り換え日野に向かう。
小さな2両編成の電車に揺られ、辿り着いた駅はこれも小さなひなびたものだった。

小さな電車が出入りする小さい近江鉄道日野駅風景


駅前の観光案内のオジサンに聞いて、目の前のバスに飛び乗った。
日野の中心地らしい場所で降り、観光パンフに案内された順番に回ろうとスタート。
こちら日野商人の販売物はお椀と薬がメインであったそうだ。

最初に降りた場所に展示していた曳山・・・5月に16個の曳山を出す祭りがあるらしい!


京都の祇園祭の山鉾を真似たものではなく、日野商人と関わりが多い北関東のものだそうだ。 
しばし見物していよいよ本格的な散策へしゅっぱ~つ!         

日野商人山中兵右衛門家が町に寄贈した邸宅を資料館としており、中に入ると案内の
おっちゃんが一生懸命ベタ付きで案内解説説明をしてくれた。
細かいことは頭に入らず、おっちゃんの頭の毛を見ながらう~む!この毛は本物か
はたまたカツラか?な~んて考えておった!

資料館内 産物のお椀をてんこ盛りしておった!


資料館内 薬屋さんの帳場やら看板などを一括りにして・・・


まぁーなんだかんだ、かなり熱心に時間を提供し丁重にお礼を言って次の場所へ向かう!
いきなりしっかり時間を喰ってしまったんで心配したが、そこはそれ小さい町なので
なんとか回り切った!

さぁー商人さんの後は蒲生家と、菩提寺である”信楽院”に辿り着く。
訪れる人もなく静かな院内をウロウロ・・・パンフに氏郷の遺髪塔があると記載にあるが
見当たらない!

蒲生家菩提寺門前風景


途中、商人屋敷をパチリしながら、曳山が通るメイン通りに出る。

商人屋敷風景


メイン通りで珍しいものが・・・曳山の運行を自宅で桟敷に座って観れるように
板塀に窓を作っており、名を桟敷窓というもの!


ぐるっと回って来て、今度は反対方向へ回る。聖徳太子が開いたとされる”正明寺”を観て
いよいよ田植えの準備か草刈をしている田園風景を見ながら、蒲生氏郷の銅像がある
場所に向かう。

やっと見えてきたが、な~んと!ばっちり逆光!で、こんな角度から!ふぅ~・・・


大きなお家が立ち並び、チョッと外れれば田園風景! 風薫る爽やかな天候に感謝しながら
さぁー帰ろうとバス停に行くと、おぉ~!なんてこった!駅行きのバスがナイ!
パンフを見ると駅まで2キロほど・・・がくっ!と疲れてトボトボ歩く!
まっ!健康にいいっか!と、なぐさめながらの散策となった!ばかやろぉ~

と言うわけで、今日は鳥さんの写真は無いよぉ~! 

参考簡単ガイドです!

湖東のお寺散策・・・

2007年03月03日 20時08分27秒 | 滋賀散策

    ”湖東三山のひとつ 百済寺と
       永源寺を久しぶりに訪ねてみた
         いずれも 紅葉の名所として名高い場所だが
           今の季節 訪れる人もまばらで 願いの散策には一番”

11時、T 先輩と待ち合わせの駅で合流し、いろいろ語り合いながら湖東三山の
お寺散策に向かう。
湖東三山といえば”西明寺 金剛輪寺 百済寺”で、いずれも紅葉の名所として名高い。
紅葉といえばもう一箇所、”永源寺”から回ろうと進む。

この季節、いくら土曜日といえ参拝者は少なく、心落ち着けてゆったり参拝出来た。
以前来た時は、野生のサル軍団が道端に出現、おっかなびっくり静かに遠ざかった
記憶がある道を進むが、今日は遭遇なく暖かい日差しを受けのんびり参拝した。

この寺の近所に、勤めて居た職場の後輩達と川縁にバーベキューをしに来た事が
あります。
また、別の日には近所の食堂で刺身コンニャクをあてに一杯飲んだことも思い出しました。

今日はやや下がった所で、雑誌に紹介されている蕎麦屋さんで”永源寺蕎麦”を
昼食に美味しく頂きました。
いかにも手打ちらしく、麺の太さがバラバラで良い味していました。

次に目指したのは”百済寺(ひゃくさいじ)”・・・”くだらじ”ではなく・・・
当初は”くだらじ”だったとの事。
このお寺の殆んどの堂宇はなく、ひなびた感じがすごく落ち着いて良いお寺でした。

二つのお寺とも、長いのぼりが足にちょっぴり辛かったですが、百済寺では杖が
用意されており、2人とも杖にすがってゆっくりゆっくり登り詰めました。

(百済寺 山門から本堂を望む・・・)


鐘楼で合掌、願い事をし鐘を突かせてもらい、その余韻に心洗う・・・

ここの参道にある紅葉の木々も大きく見事で、時期にはスゴイきれいなことになる
のだろうと思いをめぐらしながら、静かに去っていく老人2人・・・

最後は、帰りの駅の近所のすし屋で少しつまんで、歓談。 別れる。

といったことで、今日は恋人映像はなし!   乞う明日!

大津京散策から穴太積み町並みへ

2006年10月10日 21時56分58秒 | 滋賀散策
昨日に負けないくらいの秋晴れと、カミさんが病院へ行くこともあり小さい旅に
出掛けた。
行き先は、何度か行った滋賀県で、いまだ行ったことのない近江神宮に・・・
京阪電車を浜大津で乗り換え近江神宮前行きで・・・駅から近江神社へ向かう
道すがら、大津京遺蹟”錦織=にしごおり”があり、小さな公園仕様で解説盤が
あった。

近江神宮は思ったより大きな神社であることに驚く。
祭神はあの大津京を開いた、天智天皇(中大兄皇子)。

                 (鮮やかな朱色の山門)


天智天皇といえば時計を取り入れたことで有名。
で、境内に時計博物館があったが、特別見たい気も起こらずパス!
参拝者は殆んどなかったが、帰りの広い参道に1歳を超えたばかりの女の子を
連れた若いおかぁーさんが、ドングリなど拾っていた。

ご隠居、こういった風景は大好きです。
きっと、心豊かな女の子に育つことでしょう! ねっ!

近所に大津京時代に建てられたと思われる寺の遺蹟跡があるらしいので歩いて
約1キロほど北へ・・・途中、時々掲げている町の地図を頼りに何とか辿り着く。

無論、訪れる人もない遺蹟でしたが、何かロマンに誘われて豊かな気持ちになる。
爽やかな秋空に、ふっとかすめる甘~い香り! そうです、キンモクセイの香りが
ひとり散策の小さな旅を、なにか嬉しくさせてくれた。

結局、近江神宮前駅からひと駅だけ歩いたことになり、再度京阪電車に乗って次の
目的地、坂本に向かう。
この地は、琵琶湖側から比叡山に登るケーブルがあり、散策者の多くはそれが目当てのよう。

丁度昼になり、この地の名物”鶴喜そば”を食べることに・・・日吉大社の大きな
参道から少し入ったところに”本家 鶴喜そば”さんがある。
連休明けのこんな日でも、さすがに多くのお客さんが入っていた。
比叡山のお坊さんも・・・

(本家 鶴喜そば屋さん)                   (本日の昼食 鶴喜そば大盛り


この辺りは、穴太衆(あのうしゅう)の石積みの素晴らしい石垣が多く、しっとりと心和ませてくれます。
何時か絵にと、写真を一杯写すも目で見た感動とは何故か違って出来上がる。

(穴太積みの石垣がなんともいい雰囲気・・・)           (その2)


ちょろちょろと町並みを歩き回って、早めに帰途に・・・先日の”京都矯正展”で
買った靴で歩きましたが、ちょうどいい具合にフィットしてくれ、いい買い物だと
ホッとしながら、山科駅からはカワセミ遭遇を狙って川沿いを歩む。

I さんが1人頑張っていたんで、しばし歓談。
途中、Y さんも合流して、しばし情報交換して帰宅。

で、チョット疲れて今日はお絵描きをパス! 

明日は少し天気が悪そうとのこと・・・ゆっくり出来るかなぁー!

海が見た~い!・・・近江の海=琵琶湖

2006年08月27日 21時37分03秒 | 滋賀散策
朝起き出したのが日曜日でもあり、6時過ぎ・・・何時ものTV番組を見て
外を見上げれば曇り!
う~む!出掛けよう・・・海が見たい! と言う訳で・・・近江の海

柿本人麻呂が歌として万葉集に収録されているとか・・・ここ京都から海へサッと行こか!って訳には・・・
なかなか海へは遠いんで、代用として京阪電車に揺られて隣の県、滋賀は大津に行く。

JR山科駅、地下鉄東西線山科駅、京阪山科駅が一緒くたになって山科駅がある。
京阪電車は、今はやりのエコロジーの流れで、路面電車復活を企画している地方自治体の考える
ゆったりのんびりの乗り物と同じぐらい心豊かになる乗り物で、ご隠居好きです。

特に山科から大津に抜ける「逢坂の関」を越えると、大津市の民家の軒下をゆったり通り抜ける
意外性が好きです。 

京阪浜大津駅で下車し、とことこ琵琶湖岸でなく市内を山手へ歩くと、旧東海道に出る。
今は昔日の面影は少ないですが、重厚な建物がところどころに残っており、東海道時代の
雰囲気に遊ばせてくれる。

(京阪山科駅風景・・・電車が入って来た!)           (旧東海道・・・昔日の面影なし) 


東に入って少し歩くと、「明治24年(1891年)帝政ロシア、ニコライ皇太子が、津田三蔵巡査にサーベルで
切り付けられた場所の碑」がある。
この事件で、巨大なロシア帝国の仕返しを思い、国民が不安のドン底に・・・時の政府は
そのあたりをおもんばかり死刑を画策するが、司法は謀殺未遂罪を適用して無期刑を
いい渡し、司法権の独立を貫いた!と、案内板に書いてある。 ふ~ん!好きだなぁー・・・こういった話し!
・・・明治の気骨!

(東海道沿道で繁栄した名残の旧家の佇まい)           (帝政ロシア皇太子遭難の地の碑=大津事件)


どんどん東に進むと大きな道路に出くわす。
南(山側)に行くとJR大津駅があるが、本当にこの駅は不便やなぁー・・・ご隠居、この駅を
使うのは、勤め人時代に飲みすぎて山科駅を乗り過ごして、ふと目が覚めたら”おおつぅ~”って
時だけやもんなぁー! 

気にせず通り過ぎ、再び大通りへ出る・・・南(山側)を見るとモダンな滋賀県庁庁舎が
どぉ~んと聳え立つ・・・この辺りから湖岸へ進む。

(モダンな県庁庁舎でした・・・??)               (琵琶湖岸大津港の1部・・・)


さぁー目的の海だぁー! ヨットハーバーや、そこからの湖岸風景をパチリ!と写したりして
しばし、海の雰囲気を味わう。
琵琶湖の売り物、”遊覧船ミシガン”が、沖合いから大津港に帰って来る。

ご隠居、京都勤務時代にお仕事で1度だけ乗船したことがあります。
寒い時季だったなぁー・・・しぶきが冷たかった!
ドイツからの女子留学生がウエイトレスをしてたなぁー・・・古~い話し!

(大津港ヨットハーバー・・・)                   (帰還する外輪船ミシガン・・・ちょっと遠いけど


ずっと曇り空でしたが、それなりに汗をかいて、また歩いた小さな旅でした。
しかし、大津は県庁所在地にしては、落ち着いた機械的に整備された公園都市って
感じですが、嫌いではありません!  

滋賀もやるなぁー・・・・奥が深いぞ! 

なんじゃかんじゃ言っても、やはり歩かねば・・・ふぅ~! 

滋賀散策・・・堀と水郷の近江八幡

2006年08月22日 18時10分53秒 | 滋賀散策
定例の金融機関とハローワーク訪問を終えて、京都駅に戻る途中に百貨店の
ショーウインドーでは、ぬぁんと、もう冬のファッションを着せられたマネキンが・・・
ジッと見てると「いやぁん うちらあっついわぁー」と、言ってるように感じた。

特にこっちのマネキンちゃん達は、分厚い奴を着せられてたもんナぁー・・・
まぁー昨日も書きましたが、秋の気配は確かに濃く感じますが、いくらなんでも冬とはなぁー

そんな馬鹿なことを考えながら、今日の散策は滋賀の近江八幡でもとJR新快速で
一気に向かうことにした。
駅に着いたら、レンタサイクルの案内が目に付き、そうよなぁー暑いし、足も本調子でないんで
借りることにして、まず、腹ごしらえにラーメンを食った。

八幡掘りとして名高いエリアは、JR近江八幡から結構遠い・・・まぁー  だと
その辺が非常に楽でした。
道しるべと称した道標が、名所をさりげなく案内してくれる。

最初に八幡小学校に・・・ここはNHK朝ドラ「はっさい先生」で使われたとか・・
そこそこに見学して、次はあの有名なメンソレータムを日本に輸入した人物である
ヴォーリズの設計による洋風住宅街へ回り、本願寺八幡別院を見てウロウロする。

この町も近江商人発祥の地として有名であり、その商人屋敷が残ってるエリアを
経由して本旨の八幡掘りに向かう。
平日ということでもあり、散策する人はまばら・・・重厚な建物が道を挟んで建つ。

中庭から道に向けて、手入れの行き届いた立派な松の枝が”金持ちやど”って威張りながら
はみ出している。
ご隠居、「粋な黒塀 見越しの松に~」と鼻歌・・・で、パチリ ぱちり!撮影。

(商人屋敷のある風景1)                      (同じく2)


この落ち着いた雰囲気の良さ! 絵になる風景でしょう・・・

歴史ある「麩屋」さんを通り過ぎ、車の多い通りを渡ると、お堀にたどり着く。
ここは豊臣秀吉の甥、秀次の城下として発達。この堀を運河として利用し活気を
呈したそうです。

堀を十石船(?)で巡ることも出来、往来していた。
写真や絵画の愛好家が、その風情に引かれて多く訪れますが、今日はさすがに少なく
水彩と油絵を描いている方がそれぞれ1人のみおられました。

ご隠居、時間の制約もあるんで取り敢えず写真を沢山写し、また自宅でのんびり
描くことにしよっと!

てな訳で、今迄は歩いての散策でウロウロする範囲が限られてましたが、今日は
あの有名な”水郷めぐり”の場所をと  を漕ぐ。

歩きでは無理ですが、 だとそんなに遠くなく、船乗り場に着いた。
写真などで知っている雰囲気ではなかったですが、2組が水郷に乗り出すタイミングに
居合わせることが出来ました。

(八幡掘り風景1)                          (その2)


(その3)                               (水郷めぐりのスタート)


おしゃれな観光案内所に入り涼む
この地の名物を2点紹介・・・織田信長ゆかりの赤いコンニャクと、近江商人ゆかりのでっちようかんです。

(赤いコンニャク)                   (でっちようかん)


写真だけでどうよっ!ってか、そうよなぁー食べなきゃ意味ねぇ~よなぁー
まぁー各人行って買って来て、食ってみてぇー! ねっ!



水に感動!

2006年08月09日 18時53分35秒 | 滋賀散策
昨日の台風が東に向かったので、良きにしろ、悪しきにしろあまり変化なし・・・
天気予報が若干早めに動いた程度。で、久しぶりに少々遠出をと清らかな水を求め
”醒ヶ井”まで行ってきました。

ここに「地蔵川」という湧き水が流れる川があり、きれいな水にしか住めない魚と
”梅花藻=バイカモ”を見ることが出来る。
魚の名前は「ハリヨ」。その生息場所は限られており、そりゃー貴重なそうな!

また、梅花藻はキンポウゲ科の沈水植物で、水温15度前後を保つ湧き水を好み、川の
水底に群生する・・・解説板より
小さな小さな梅の花に似た花で、写真を撮っては来ましたがうまく見えますかどうか?

(澄んだ湧き水の地蔵川・・・冷たかった!)              (梅花藻群生)
  

花のUPも載せておきます・・・水の動きがいいでしょ~!。

川沿いのお家では、それぞれ川面に下りる石段があり、生活に水を利用している昔ながらの
懐かしい風景がそこかしこに見え、ノスタルジックに浸ることが出来ました。

(川に生け花?・・・いいもんです)               (川の水でスイカや野菜を冷やす・・・懐かしいし、うらやましい!


ご隠居思わず手をつけてみたら、冷ぇ~ と、冷たいもんです。
夏冷たく、冬暖かく・・・古き良き時代の水との生活がありました。
もっともっと一杯写真を撮りましたが、なかなかうまく伝わる写真もなく、厳選したものだけ
掲載しておきます。

わずか150メートル前後のエリアを散策しただけですが、心洗われるものがありました。
足の調子が良いと、もっとウロウロしてみたいのですが、最近は暑いので調整不足が祟ったのかなぁー・・・

水の町だけあってあちこちで澄んだ水が飲めるように配慮してあるし、コーヒー等に利用するのか
水を汲みに来ていたオヤジも居た!

お昼になり、とある店に入る・・・まずかった!いくら水が良くてもなぁー・・・料理のセンスが
なさ過ぎるとダメね!

帰りは山科駅から川沿いに歩く。
我が町の川の水質はどうしようもないけど、なんてたって居るもんねぇ~だ!
瑠璃色の貴公子・・・カワセミ君が!

ここ2、3日遇えなかったが、居ました!
痛む足をかばいながら歩いて来た甲斐がありましたぞ! 

(トリミング後のカワセミ君1)                 (同じく2・・・水浴び後、毛づくろい中)
  

台風一過は爽やかなはずなんやけどなぁー・・・むっちゃ暑かった!
でも、さすが米原界隈はうんと涼しかった、少し曇り勝ちやったけど

帰りの車窓から見た、案山子のある田んぼ・・・つくづく昔を堪能出来ました。

てんびんの里(滋賀県五個荘)散策!

2006年05月21日 19時58分40秒 | 滋賀散策
むっちゃ良い天気に誘われ久しぶりに滋賀県へ足を延ばした。
土曜朝、NHKの番組で放映されていた近江商人の故郷の1つ
五個荘に心誘われたんで・・・ちょっと距離がある関係で早くに出発!

東海道線”近江八幡駅”から近江鉄道に乗り換え、中央部にある町”八日市”に
出た。
途中、東海道線車窓から”近江米”の田植えが終わった田園をパチリ!

 (結構ちゃんと写ってた・・・琵琶湖が殆どの面積を、と思うけど結構広い)


近江鉄道”八日市駅”の乗り換え時間待ちで、駅舎をぶらっとしながら”大凧”に
気付く・・・ここは江戸時代の中頃から節句に凧揚げするようになったとか
それも普通ではなくて、たたみ100畳(縦13m、横12m、重さ700kg)
の凧を揚げるってさ()、もっと凄いのは明治の頃、240畳の凧を
揚げたとさ! 

 (八日市の駅舎に飾ってある”大凧”)


 (近江鉄道・・・2両編成で1両が結構長いですよ!・・・無論ワンマン)


結構時間が掛かってやっと”五個荘駅に”、あれっ!降り立ったのは小生だけ
駅舎には、じぃーちゃんとばぁーちゃんが仲良く座ってて、小生、パンフレットを
眺めているとばぁーちゃんがしゃしゃり出てきて、レンタサイクルがどうの、道順がこうのと、
世話を焼いてくれ教わった方向にボチボチ歩き始めた。

 (五個荘駅舎・・・最近建てたのか新しくりっぱ!)


最初に向かったのは、近江商人として成功したあの有名なスキー毛糸の創業者
藤井邸。
中の見学はお金が要るのでヤメタ! 

 (スキー毛糸で有名な藤井邸・・・写真だけでゴメンね!)


次に本日散策のメインイベントで、掘割に鯉を飼ってる金堂町界隈に向かう。
小学校のグランドでは少年野球の試合をしていた。
そこで見つけた懐かしい標語、「非行のはじまり、たばこから」・・・う~む!

 (非行防止の標語看板・・・


おらぁー随分永いこと非行に走ってたんやなぁーと、反省しきり! 

結構遠く、長いこと歩いているとリュックを背負った団体の人々が・・・
なんなんかなぁー・・・わっかりました!本日ウォークラリーが開催されてたようです。

近江商人博物館に入ったら、ご当地ゆかりの日本画家の絵画も見れた!
博物館でいろいろ見学しながら休憩して目的地に向かう。

この地から外に出て大成功した人々の話は良く分かったけど、じゃぁー今、この地
にいる人々はどうよ! んっ! バカみたいってか! いえいえ、この地に残った
方々もそれなりに成功したらしく、立派なお屋敷が多かったです! はい!

やっと金堂町の中にたどり着きました!
団体さんがいないと、残りはごく少人数の散策者がちょろちょろいてるだけの
静かな町がかえって良い雰囲気でした。 

掘割で鯉に餌をやってる姉妹を パチリ!・・・UP写真

ここからは静かに写真で雰囲気を味わってねっ

 (寺前鯉通り・・・弘誓寺と浄栄寺の掘割辺りと泳ぐ鯉)


鯉も生意気に、人様が近寄ると餌にありつけると寄ってくる・・・やんない

 (近江商人屋敷、2軒の外村邸界隈・・・無論この掘割も鯉がいてる)


 (あきんど通り・・・商人邸が何軒か建ち並んでいる)


どうです?まぁまぁ良い雰囲気でしょう?小生は満足できました。
近江商人発祥の地としては、他に近江八幡と日野が有名であり、時代としては
1番遅い場所だそうですと、ここが・・・その分苦労も多かったそうです。

会社時代、「てんびんの唄(?)」という映画を見たことがあります。
なみだなみだ 涙なくして見れないということでしたが、すっかり忘れたわ!

まぁー西武王国のスキャンダルでちょっと引きますが、りっぱに初期の家訓を
守ってる御家も多いので、温かく見守りましょうね! ねっ!

今回、久しぶりに近江鉄道に乗って、昔会社の課の連中と八日市で迎えて貰い
山奥にハイキングに行った記憶が戻って、懐かしくホロッとしました。

あ~あっ!結構疲れた! やっぱ歩くのも、こう暑くなるとしんどくなるわなぁー

さぁー遅くなったんで急いで晩酌! 晩酌! 




マラソンと梅の花・・・石山寺散策

2006年03月05日 18時51分50秒 | 滋賀散策
予想通りいい天気に誘われ、咲き始めたであろう梅の花を
求め数ある名所のうち源氏物語ゆかりの滋賀県石山寺に
行こうと思い立ち、京阪電車で向かう。


逢坂の関で有名な峠を越え大津市内に入ると、民家の軒下をかすめるように
ゆっくり進んで行き、浜大津駅に近づくと路面電車のように車道に埋まった
軌道を走って行く、のんびりと・・・・
浜大津駅で石山寺駅行きに乗り換え下車、そこから約1キロm位は歩いて行く
ことになる。

青空ではあるが若干予想よりは気温が低めに感じられる中、琵琶湖岸をテクテク
歩く。
道端にノボリが・・・毎日新聞・・・んっ!えっ!そうか琵琶湖マラソンか?
と気づく。

そういえば、2~3年ほど前にも石山寺の梅園でもと出かけたおり、やはり
琵琶湖マラソンに出くわしたことがある。
取り敢えず石山寺山門前までたどり着き、門前の土産物屋のおばさんに確認する
と間違いなく今日の開催ということで「1時頃の通過になるかなぁー」とのこと。
     (石山寺山門前)
  

石山寺拝観は中途半端な時間になるので山門前の喫茶店で時間をつぶし、
マラソンを応援してから拝観することにした。
時間前に沿道には多くの人が集まり応援体制に入ってきた。
毎日新聞の回し者から応援の旗を貰いランナーを待つ。
     (石山寺山門前の応援ギャラリー)
   

そのうち、お寺のお坊さんも沿道の料理旅館の従業員さんも・・・滋賀県人も
拝観に来た人々も応援の体制に入っている。
上空にはヘリコプターがホバーリングして、いよいよ公報車がきてパトカー
白バイと続き・・・先頭グループが大きな塊で、どっどっどっと通過していく。
(パチリ!)

応援の旗が打ち振られ、声援がとぶ・・・最後の選手まで見届け、この辺りが
15キロ程度とのことだが大きな距離の差がついていた・・・「がんばれー」


マラソン往路の応援を終え拝観に入る。
並んでさっき応援をしていたお坊さんと話をしながら境内に進む。
「梅の状況はどうですか?3分咲きぐらいですか?」と問うと、正直者の若い
お坊さん思わず「今年は寒いのか、まだ殆ど咲いていないんですよ・・・」んっ!
じゃー拝観やめようかなぁーと思ったけれど、まじめさに免じて入った。

境内に入るのは久しぶりで、前回来たときは本堂を手直ししていたっけ!
本堂脇に「紫式部人形をあしらった源氏の間」があり、ここで源氏物語の構想を
練ったとのこと・・・ふ~ん?
    (源氏の間・・・国宝)
   

3箇所の梅林を巡って、お坊さんは正しい!と確信。
本当に殆ど咲いていなかった。
やはり滋賀県は寒いんやなぁー・・・

ぐるっと境内を巡って山門を出たら、またまた先程のマラソンランナーが丁度
折り返して帰って来るところにぶち当たり、再度旗を貰って応援しながら駅に
向かう。
なんと、前の瀬田川には遊覧船がマラソンランナーの応援しながら運航して
何度も折り返ししていた。
   (応援する遊覧船)
  

レース結果は帰ってから知りましたが、この段階で2人がデッドヒートを繰り
ひろげていましたヨ!(距離は32キロ辺り)

まさかTVに映ってはないやろなぁ~。
今、ニュースで流れているけどやっぱ映ってないわぁー・・・残念!

のんびり春を感じる予定でしたが、梅の花には裏切られましたものの恒例の琵琶湖
マラソンに出くわした1日でした。

で、やっぱ琵琶湖には美味しそうな鴨やら水鳥がたくさんいましたょ・・・
1人くらいこれらを内緒で獲って食ってる奴おるやろナぁー・・・いないか!



湖北は燃えていた!

2006年02月11日 18時29分13秒 | 滋賀散策
気温は暖かかったけど、雲の多いすっきりしない1日でした。
随分長いこと散策をしているけど、滋賀県長浜市の「盆梅展」は1度も行った
ことがなかったので、本日出掛けてみました。(開催:3月12日まで)

JR山科駅から新快速電車で丁度1時間。
かなりの人が途中下車もなく長浜まで乗ってきたけど、この人たち皆んな盆梅展?
・・・その通り、殆どがゾロゾロと会場へ。

駅から歩いて10分程度で会場の「慶雲館」に着く。
ここは明治天皇行幸に際し地元の豪商が建てたものとかで、約2000坪の庭園
を抱く立派な建物。

入り口から人が並んでおり、チケットを見せる間もなく中に入っちゃった!
盆梅の数をはるかに凌ぐ観客の数。写メをとる人、写真撮影する人となかなか前に
進まないし、撮影ショットもうまくやらないとなかなかいいものが撮れない。

        

花の中にはもはや哀れな姿のものもあり可愛そう。(もう1丁!)
        
        
早々に退散して、向かいの「長浜鉄道スクエア」に入ってみた。
ここに展示の長浜駅は日本で7番目に鉄道開通した際に建てられたもので、日本に現存するうちで1番古いものとか・・・

模型の電車が走っていたり、D51機関車が展示されていたり、明治の駅舎の中を
再現していたりとまぁまぁ面白かった。
(絶対に孫を連れて来ては駄目だなぁー・・・すごい電車好き故)

北国街道をブラブラ散策。
この町は古い建物が多く落ち着いて感じのいい町です。
中心地になってくるとかなりの人々がウロウロしており、以前来た時に比べて
賑わっていた。
        

丁度NHK大河ドラマ「功名が辻」ゆかりの地として町おこしが成功!
第三代長浜城主が山内一豊で千代夫人の出身がこの近くとのこと・・・
盆梅展開催中は相乗効果で当分賑わいそう。

お食事、ガラス加工品、町並みと若者やお年寄りにも感じのいい1日遊べる町で
あり、お勧めですゾ!彼氏のいる方は誘ってイロイロ買って貰えば・・・
郊外を取り巻く山々は雪の名残が残っており、特に伊吹山の雄大な姿を望める。

夕方早くに風が少し出てくるとさすがに北国、空気は冷たい!
2時過ぎの新快速電車で湖東の冬の田園風景を眺めながら帰途についた。