悠遊自適

団塊世代でいち早く世捨て人に・・・!
ゆったり遊び、何事にも心煩うことなく過ごす術の開発と
記録を綴る。

旅の思い出・・・Ⅱ

2008年07月31日 21時08分02秒 | 水彩画

   ”この道標は 中仙道落合宿から馬籠宿に向かう途中にある
      多分 車で行くと見逃すかここを通らないであろう
        原チャリだとどんな細い道も入れるが ここに来る途中の石畳は無理だった!”

中津川宿は今は現代風の商店街になっており、一般的町興し風に整備されていた。
まぁーそうは言っても行燈や道標を整備するくらいだが・・・
今は高校の通学路になってる所や国道に邪魔される旧中山道は、かなり道幅も狭く
急であった。

こんな所でも、東海道では川止めに会う可能性が高いゆえにこの急峻な道であっても
中仙道が女性の旅には利用が多かったらしい。
あの、和宮も輿入れ時にはここを通ったとの事で、その従者も半端ではない数が
延々と続いたんだろうなぁーと不思議な気がした。

木曽路の道標は北にもあって、”是より南 木曽路”と刻んでるそうだ。
確かにここから木曽路も山が高くなるし、”木曽路はすべて山の中・・・”が、実感できる。

緩やかな山道と言うか里山の道に近い中を進むと、馬籠宿の下の入り口に出た。
当然、宿場の中は車通行は駄目!で、そのままやり過ごし妻籠宿に向かう。
馬籠峠を越え、大妻籠宿を横目にぐんぐん進むと妻籠宿。

こういった山の中ではGSも少なく落ち着かない。
で、ちょっと通り越しGSで満タンにしてから宿場を見学したが、まぁ~あっちぃのなんのって!
それなりの団体さんが入っており、スケッチも落ち着かなかった。

市営駐車場のおっちゃんといろいろ話をし、京都からと判るといろいろ気を使ってくれた。
帰りもしっかり立ち上がって迎えてくれ、気をつけてねぇーと送ってくれた。

なんだかんだと皆さん驚き、いろいろ親切にコミニケーション出来た木曽路だった。
みんなぁーありがとね!ぐすん・・・

今日の鳥さん

開田高原に向かう途中に遭遇した鳥で結構大きく面白い格好の羽に惹かれパチリ!
後で調べたらどうもアマツバメのようだ?・・・


こちらはイワツバメ


久しぶりにカワセミを撮れたがいい絵ではない!それほど出遭いがむづかしくなってた。

その1


その2


ササゴイの珍プレー・・・かいぃ~の!気持ちよくてトサカが立った!





旅の思い出・・・Ⅰ

2008年07月30日 19時59分03秒 | 水彩画

   ”永いこと憧れていた中仙道は木曽路
      その宿場で馬籠に一番惹かれていた が
        行って見て いやいや妻籠宿のほうが風情があった”
                      中仙道 妻籠宿を・・・

妻籠宿に着いた。この日もむっちゃ暑かった!
本当に木曽路に入れば涼しいだろうと思ってたが、なんのなんの・・・
風を突っ切って走っても、その風があったかい!でも、走ってるうちは何とかなるが

いったん止まると・・・ふぅ~だった!

中仙道と言っても随分とその距離は長く、本命は木曽路と決めて美濃路はすっ飛ばした。
島崎藤村の”夜明け前”の冒頭文、”木曽路はすべて山の中”にすごく憧れがあり
今回の旅先に選んだが正直どのくらい遠く、どのくらいしんどい旅になるかと不安は
あった。

しかし、案ずるより生むがやすしである。な~んも辛くもなく原チャリに収納BOXを
付けた事で、リュックを介在してもたれる事ができ腰の負担がすっごく軽減され
楽であった。

走りについても、バックミラーを見ながら大きなトラックが近づいて来たら、道の端っこに寄ったり
スピードを落とし追越をスムースにさせてあげ、問題なく過ごせた。
怖いのはバイクツーリストの連中!

彼らは山道をスピード上げてすっ飛ばす!当然いつ道の真ん中で遭遇するかといった
恐怖がついて回る。土日は要注意だった!
後は乗用車がなかなか追い抜いてくれない時!ちょっとイラつく・・・

しかし、我が原チャリもちょうど丸1年乗って一度も故障がない!
日本の技術は安心出来る!でも、結構山の中のあっちこっちをウロウロしたんで
パンクが一番怖かった・・・が、問題なく高い山も急な坂もこなしてくれた同士!
原チャリ バタ君2号には感謝感謝・・・

鳥さん写真
カケス・・・野麦峠からの帰り道と倉越高原で出会いパチリしたもの。

その1


その2


最後は妻籠宿 脇本陣に入った時、外の明かりと生花のコントラストに魅せられパチリ!
何の花だろう? 静かで息を飲んだ・・・ほっ!



まだエンジンが・・・

2008年07月29日 20時01分37秒 | Weblog

  ”中仙道近江路から美濃路に入る辺り(まっ!今で言うと米原の東、関が原の西)に
    それはきれいな水に咲く 梅花藻で有名な地蔵川がある醒ヶ井宿です
      今年は水量が多く梅花藻が水面下に咲いている 唯一ここだけ水面上に咲いていた”

原チャリツーリングで中仙道木曽路を旅する!から、昨日ちょっと無理して帰京。
どんなに疲れていても早くに目が覚める歳寄り症候群で、久しぶりに朝から一杯!
で、2度寝をするもなかなか疲れは取れるもんではないなぁー

何とか12時に起き出し昼食後鳥見にと山に川に出掛けたが、鳥どころか仲間の姿も
見えない!う~む・・・みんな何処で狙ってんだろう?
出遭えないまま帰宅し、旅の写真整理で夕方になる。

皆さんも経験あるでしょうが旅先の写真って帰宅後見ると、えっなんでぇ~って
悔しい思いになることがあるでしょう?
あの感動をなかなか持って帰ることって難しいんですねぇー

もっとゆとりを持ってしっかりスケッチする方がいいのかも・・・でも、なかなか
技量がついてこず描けなかった。

まっ!無駄写真も多いけれど何とか絵を描こうと思えそうな写真を残し整理した。

今回は中仙道も途中はかなり省略!地域によって中仙道を整備しているところもあれば
今、栄えている街中では殆どほったらかし!
なかなか道を探すのに苦労しました。まぁーそうだろうなぁー・・・

それと、木曽路は殆どが国道と一緒でゆっくり史跡を見るゆとりがなかった。
それでもすこし交差してるだけで田舎道の場所はずんずん入って、しっかり楽しんだ。
特に木曽義仲の地ではまぁー車も来ないが人もいなかったんでゆったり!してきた。

今日の鳥さんは木曽福島、木曽駒高原で写せた鳥達です。

木曽のキビタキオス!


同 キビタキメス?


同 オオルリの若オス


木曽駒高原の森林公園管理棟前の池で遊ぶカルガモっ子!


実はこの場所に着いたのが8時頃。ちょうどおじさんが軽で到着しカルガモ親子を
覗き見。話を聞くとここに口の直径10数センチの鱒が流れてきて(上流に釣堀あり)
大きな口をフガぁーと開けると、カルガモのチビちゃんが飲み込まれると言う。

今日も役所から足を飲まれて可愛そうなカルガモ子がいるんで助けて!と依頼され
来たと言う・・・
親も子も仲良く一緒に泳いでいるんで問題ないか?とウロウロ・・・
そんな時の写真です。



帰ったよぉ~・・・

2008年07月28日 20時19分30秒 | Weblog

  ”高原という言葉に憧れがある
     青春時 舟木一夫の歌に”高原のお嬢さん”があって
       原チャリで走りながら口ずさんでいた・・・”
                  =開田高原地蔵峠からの御嶽山 山頂=

今朝も高山は雷雨で土砂降りになり、古川や郡上八幡などをうろつきたかったが
やや疲れもあり帰ろうと合羽をまとい、リュックには雨よけカバーをセットして
8時過ぎにスタートする。

下呂まで40キロ、美濃加茂110キロ・・・う~む!ともかく行けるとこまでと
雷雨の降りの激しいなかを爆走!
飛騨路、美濃路、近江路とずっと雨の中を走りまくる!

なんと!自宅着が5時・・・230キロを一度も休まず走り続けて!やるときゃ
やるぜぃ!

まっ!取り敢えず刺身で一杯とグビグビ・・・ふぅ~!
なんだかんだといろいろあったし、初めてのロング旅・・・楽しめた!
これで今後もイロイロあっちこっち旅する自信がついたし、実り多い旅でした。

今日のところは少し疲れており、おいおい思い出を小出しにしながら記載致します。

旅の期間中、皆様の心温まる励ましや情報を頂いた事、それとご心配を頂きました事に
感謝とお礼を申し上げます。
何とか無事に帰ることが出来ました!感謝感謝・・・

鳥さんは、木曽福島の木曽駒高原で出遭ったゴジュウガラです。
さすがに高地であり、あっちこっちで遭遇したど!