手を洗う人々

　日本人にとって、ハンカチ携帯は、幼稚園のころから躾けられたエチケットであり、トイレに行った後や食事の前に手を洗うという習慣は、アタシたちには、ごく当たり前のことである。

　感染防止疫学の専門家によると、あらゆる病気の8割が、空気ではなく、手を通して伝染するのだと言う。実際、手を洗うということは、最も基本的な病気防止策であり、ユニセフなどは、『世界手洗いの日』という日を設定しているくらいである。つまり、これを逆に言えば、手を洗うと言う習慣は、決して当たり前のことではないのである。

　ところが、この手を洗うと言う習慣を、古代の昔から実践していた国が、世界に二つだけ存在していた。それが、イスラエルと日本である。日ユ同祖論が言われて久しいが、これは案外、新しい発見であった。

なぜ、あなたの弟子たちは、昔の人の言い伝えを破るのですか。彼らは食事の前に手を洗いません。(マタイ15:2)

というワケで皆さん、風邪が流行ってるので、必ずマメに手を洗うようにしましょうネ！


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