エンジェル田中のホボ毎日記

☆私たちは何を知り、何を祈り、何を伝えるべきなのか? 大衆伝導師“エンジェル田中”が語るレアな聖書メッセージ!

全力教会

2010年02月24日 | 日記
 今の日本には、就職できるまでフリーターをしながら優雅に遊び暮らしている学生や、勉強も仕事もしないどうしようもないニートや、結婚できるまで親元でパラサイトシングルを決め込んでいる若者たちで溢れている。

 そんな若者たちを量産している原因は、日本の教育制度にあるのではないか!? と言うことで、ある日、日野原重明先生が国会に呼ばれ、憲法改正に対する意見を求められたと言う。その時、日野原先生が国会に出した提案は、就職が決まった学生に、1年間の海外奉仕を経験させたらどうかという企画であった。

 例えば貧しい発展途上国や、災害で大変な目に遭っている国へ行って、農業や土木作業などに従事させる。そこで粗食に耐え、汗をかきながら1年間働き、それから日本に帰って就職すれば、人間的にも成長して社会に出ることができる。これこそ日本の将来のためではないか!!

 アタシも日野原先生の意見に大賛成である。しかしながら、この生き馬の目を抜くような難しい時代に、そんな甘っちょろい企画で送られて来た、使えるか使えないか分からないような若者を雇ってくれる政府や企業があるはずがない。

 そんなヤッカイな若者たちをヤッカイしてくれるところ、それが教会である。実際、ホボ例外なく、どこの教会に行っても若者は歓迎される。教会をボランティア団体か何かとカンチガイして来ている若者たちに対し、愛と忍耐を持って接することが出来るのは、真のクリスチャンだけである。

 ところが困ったことに、教会はお年寄りが多いせいか、彼らは孫のように甘やかされてしまうのだ。彼らに必要なのは、“ただいるだけでありがたい”と言う、おばあちゃんと孫の関係ではなく、時には厳しく接しなければならない親と子の関係である。教会に来るきっかけは何だっていいし、誰だって最初は手取り足取りの状態が続くのだが、いつまでも経っても、赤ん坊のままではお互いに困る。

 以前、ウチの教会には、20代の若者たちが沢山来ていたが、今はほとんどいなくなってしまった。それは地域的な理由もさることながら、アタシがある時期になると、当人が悔い改めるべきところをハッキリと指摘するところが、どうも最も大きな理由であるらしい。残念ながら、彼らが求めているのは、ただ自分が気持ち良くしていられる場所なのである。

 先日、サンディエゴから約2時間半かけてウチの教会に来ている兄弟から、「いや~、いつもメールでビシバシ言われるもんで、今日は無理だろうと思ったけど無理して来ましたよ」と言われた。確かに、LAの教会の牧師が、サンディエゴから来ている人に向かって、「いつ来るの?とか、早い来いよ!」とは普通は言わない・・。

 と言うことは、アタシとしては、ごく当たり前のことしか言ってるつもりはないのだが、どっかで追い詰めるようなこと言ってんのかしら・・。自分は釈然としてないけど、案外そこに問題があったりするしなぁ・・よし、今年はニートだろうが、パラサイトシングルだろうが、全てを包括する癒し系路線で行ってみるか!と考えてること自体に無理があんのかなぁ・・と、全力教会への思いを巡らす今日此の頃なのである。



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1 コメント

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敬愛する牧師先生へ。 (パラサイトシングル筆頭)
2010-02-25 05:33:46
忘れもしない2010年新年礼拝。「今年は、包み込むように、やわらかく、やさしく、さわやかにまろやかに!をモットーに語ろうと思う。。。」

約15分後、「(雄叫び後、ふと我に返って)…叫んではいけない!やさしく、やわらかく。」

そして2ヶ月近くが過ぎて、先日の礼拝も「お元気よく、溌剌と、威勢よく、激しく熱く」語られたメッセージに感謝している信徒の今日この頃です。
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