エンジェル田中のホボ毎日記

☆私たちは何を知り、何を祈り、何を伝えるべきなのか? 大衆伝導師“エンジェル田中”が語るレアな聖書メッセージ!

頸木(くびき)

2010年02月25日 | 日記
 「頸木って何ですか?」 と聞かれた。「わたしの頸木を負い、私から学びなさい」の頸木である。頸木とは、二頭の牛の肩に固定して、荷車や農具を引かせるT字型の道具である。当時のイスラエルには、ホーム・デポのようなお店はなかったので、頸木は、それぞれの牛の大きさや体力に合わせて、全てオーダーメイドで作られた。

 「イエスの頸木を負うと言うことは、イエスと共に歩むこと、イエスと共に生きると言うことを意味するのね」と言ったら、「はぁ~そうなんですか・・」 と、そうなんだか、遭難だか分からないような顔をされた。どうもそれは彼女にとって、教会に行かなければ叱られるとか、献金や奉仕を強要されることを意味したらしい。

 「いや、そうじゃなくてね、イエスの頸木とは謙遜の頸木なのよ。イエス・キリストの謙遜な姿に似た者とされていくという・・・」と、話しは益々分からなくなる。

 「あぁ、そう言えばね、イエスはガラリヤの石大工って言われてるんだけど、この頸木づくりの名人だったとも言われているのよ」とウンチク系の話しに戻したら、また興味を示し、最後は「今度教会に行ってみます」という話しで終わった。

 とにかく、教会に行ってもらわないことには話しにならない。伝道は難しいとは言いたくないが、はやりある程度の忍耐と知恵は必要である。



☆エンジェル田中の辛口スルメコラムはこちら!



☆Good News Stationのメインページはこちら!