瀬島龍三氏を紹介すると、第二次世界大戦時の大本営作戦課幕僚で超エリートで、戦後シベリアへ11年抑留され、帰国後44才で伊藤忠商事に入社し最後は取締役会長にまで上り詰め、公職としていわゆる土光臨調の委員として活躍されましたことは有名です。山崎豊子氏の<不毛地帯>のモデルとしても、知られています。瀬島氏の自叙伝<幾山河>を読みました。
秀才でかつ大本営のエリートが、シベリアで修羅場を経験し、物事への洞察力が研ぎ澄まされた方です。中曽根政権時代、日韓国交回復の秘密交渉の責任者にも就いていました。
第二次世界大戦に対しての、日本軍の作戦の反省を総括した一文は秀逸です。
<攻勢の場合も守勢の場合も、常に戦勢の主導権を確保するこが重要である。・・・戦勢の主導権を確保することは、戦勢を支配し、戦勝の要諦である。このためには、的確な情報に基づく先見洞察、周到な計画と準備、強烈な意志と実行力、を必須とする。>
この考えは、戦争だけではなく、ビジネスにも共通する発想です。先手必勝のためには、先見洞察、用意周到と準備万端、強烈な意志と実行力、が必須です。
秀才でかつ大本営のエリートが、シベリアで修羅場を経験し、物事への洞察力が研ぎ澄まされた方です。中曽根政権時代、日韓国交回復の秘密交渉の責任者にも就いていました。
第二次世界大戦に対しての、日本軍の作戦の反省を総括した一文は秀逸です。
<攻勢の場合も守勢の場合も、常に戦勢の主導権を確保するこが重要である。・・・戦勢の主導権を確保することは、戦勢を支配し、戦勝の要諦である。このためには、的確な情報に基づく先見洞察、周到な計画と準備、強烈な意志と実行力、を必須とする。>
この考えは、戦争だけではなく、ビジネスにも共通する発想です。先手必勝のためには、先見洞察、用意周到と準備万端、強烈な意志と実行力、が必須です。